232 大切な口腔ケア 6-②

緊張を和らげて
 ドライマウス改善へ


 
 
 「朝、起きて口が乾いている」、「夜、口が乾いて目が覚める」という訴えは良く聞かれます。なぜ、夜になると口が乾くのでしょうか。
 唾液は夜間、寝ている間はほとんど分泌されません。これは、年齢を重ねたからとかではなく子供から高齢者まで同じです。なぜ、朝起きると口が乾く人と乾かない人がいるのでしょうか。
 理由は、夜間の睡眠時の開口です。口が開いてしまうと、就寝前に分泌された唾液で保湿されている口の粘膜の唾液が過剰に蒸発(過蒸散)したことによって乾燥してしまった結果です。
 このように説明すると、寝る際に、口を閉じようと力を入れたり、唇にテープを貼る方がいますが、口が開いてしまう多くの原因は日ごろの食いしばりや口をしめようという力に対して、体がリラックスしたいがために作用・反作用ということで無意識に口が開いてしまうことなので、それらの対応が逆効果になることがあります。また、肩こりなどによって口を開ける筋肉が作用してしまうことがあります。無意識で口が開いてしまう方は、口・首・肩などの筋肉の凝り(緊張)を和らげることが重要なので、日ごろから力を入れないようにしたり、マッサージや運動をすることで改善する場合があるので試してみてください。(続く)


日本大学松戸歯学部   特殊歯科 専任講師 遠藤眞美

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