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朝日新聞柏支局長のコラム

統一地方選

 選挙の春。19回目の統一地方選だ。今月7日には県議選の投開票があった。
 投開票日の数日前、柏市選挙区の候補者の関係者が「盛り上がってないね」と話していた。船橋市に住む私の知人は「誰が出ているかわからないし、興味がわかない」と言っていた。
 県議が市民にとってどれほど近い存在なのか。それを考えると、知人の言葉も納得できる部分がある。国会議員のようにテレビに出るような存在でもないし、知名度は高くない。地元との結びつきは市町村議の方が強く、県議の仕事は見えにくいかもしれない。
 投票率はやはり、だった。柏市選挙区は33・01%(前回34・28%)、松戸市選挙区は31・62%(同35・03%)と前回より下がった。我孫子市選挙区は37・82%(同35・48%)と上がったが、県全体では、過去最低の36・26%で3回連続で最低を更新した。
 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初の統一地方選でもあった。若い人たちが選挙にどう興味を持ったのか、あるいは持たなかったのか気になる。
 ある党の県連代表は盛り上がらない理由にマスコミの報道が足りないことをあげていた。我々も努力する必要はあるが、政治離れを引き起こした原因は政治家たちにもある。
 春は転居も多く、何かと忙しい。選挙の時期がどうにかならないかと思っている人もいるのではないか。

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