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朝日新聞柏支局長のコラム

子育て

 平昌五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した菊池彩花さん(30)を育てた母の初恵さん(56)が今月14日、柏市内で子育てについて講演した。
 初恵さんは次女の彩花さんら5人姉妹を育て、うち4人が2014年ソチ五輪も含めて五輪代表になっている。5人を育てるのも大変だが、さらに五輪代表が4人も誕生しているのはすごい。個人的にも初恵さんの子育てに興味があった。
 長野県南相木村に住む初恵さんを招いたのは柏市や船橋市で活動する子育て支援団体「ママと子ども舎」。講演会には16人の母親が集まった。
 初恵さんは「ある種の信念を持って育てないと子どもは不安になる」と話した。子どもがやりたいことには「精いっぱい協力した」と言い、「体当たりで子どもに接してきた」とも。過保護になるようなこともしなかったと言った。
 初恵さんが語った多くの言葉は省くが、印象的だったのは明るく、笑顔で、時におもしろく語る姿だ。5人を育てたパワーのようなものも感じた。
 子育ては難しい。子育てに答えはないともいわれる。でも、初恵さんは自分なりの答えを見つけて進んできたのだと思った。
 講演を聞いた一人の母親が笑顔でこう話していた。「子育てに悩んでいたが、自分のやり方で間違いないんだ、と背中を押してもらった感じがする」

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