れすか句会

主題[機関車]

一席
冬鉄路男盛りを乗せてくる
(鎌ケ谷市)佐藤 弘

次席
想望たる稲架へ機関車訛乗せ
(野田市)鈴木 弘子

三席
秩父より兜太風情の汽車が来る
(松戸市)夢野 うらら


【選評】
一席の「冬鉄路」の句は「男盛り」という語の斡旋と詠みで、力強い機関車の姿を浮き彫りにしてみせた。また「男盛り」という語にはさまざまな物語を内包していよう。次席の「想望たる」という句は「訛乗せ」という語の斡旋がユニークだ。「稲架」が並ぶ農繁期に帰郷する若者たちを詠んでいるのだろうか。三席の「秩父より」の句は「汽車」を「兜太」に見立てた詠みが野太さを感じさせる。やや散文的な語順が気になるところだが……。
選者 研生 英午(みがきえいご)

【募集】
11月の主題は「戦後」。「吊革に下がり戦後続きおり 櫻井ゆかり」10月28日(月)必着。投句は葉書一枚につき3句まで(未発表作品に限る)。〒277―0852 柏市旭町1―4―19―3F「れすか句会」係へ。ベスト3の作品に賞品進呈。

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