命のバトン112 農文化を食卓に

柏・田中中の茶摘み体験
地元の協力で 植樹から製茶まで

 柏市立田中中学校(大山百合子校長)の全校生徒485人が5月2日、旧吉田家住宅歴史公園など学校周辺10カ所で同校伝統行事の茶摘み体験を行った。
 地域に支えられて60回目を迎えた初夏の風物詩だが、年々都市開発が進み、茶摘みのできる場所が減少していることから、全校生徒での茶摘みは最後だと話す大山校長。来年から1年生の総合学習として継続。毎年2月に行っている、校庭への茶の苗木植樹の努力が実り、茶葉の収穫も校庭でしっかりとした量が摘めるようになってきたという。
 この日、国の重要文化財にも指定されている歴史公園のグループは、学年混合で茶葉を摘んだ。地区生徒会長の涌井真樹くん(3年)は「全校生徒で取り組めなくなる寂しさはありますが、来年の1年生には全校生徒以上の茶葉を摘んで欲しい」と話した。
 摘んだ茶葉は保護者と製造業者の協力の下、1年生が茶もみを担当、昔ながらの製茶工程で田中中のお茶を完成させた。

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