命のバトン133  農文化を食卓に

農家50戸が栽培、伝承

明治から続く人気の「矢切ねぎ」

 歌謡曲にもなった「矢切の渡し」がある松戸市矢切地区は、ネギの産地としても有名だ。その名も「矢切ねぎ」。最盛期は1~2月とあって、江戸川の土手沿いに広がる畑では農家の収穫作業が続いている。
 起源は明治3、4年ごろとされる。当時の東京府下砂村(現東京都江東区)から「千住ねぎ」のタネを譲り受けて栽培が始まった。
 江戸川の氾濫で堆積した土砂の沖積土壌も適し、今では農家50戸が年間約1500トンを生産し、地元や柏、都内などに出荷している。白身が長くて太く、糖度が高くてジューシーなのが特徴だ。全国品評会で農林水産大臣賞を3度も受賞し、2007年には地域ブランド(地域団体商標登録)になった。
 1月17、18日、JR松戸駅ビルで「矢切ねぎ」の販売促進イベントがあった。「焼いてよし、鍋でよし」の売り込みで特産の「矢切ねぎ」をアピールした。
 主催したJAとうかつ中央経営管理委員会の秋元篤司会長は「地元の物を地元の皆さんに食べて頂き、農家の所得向上を図るとともに、生産意欲も高めてもらえれば」と話した。

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