命のバトン128  農文化を食卓に

ドイツ兵から習った100年前の味

「かまたん」の似顔入りも登場

 約100年前、習志野市にあった第1次世界大戦時の捕虜収容所で、当時の農商務省技師がドイツ兵から習ったソーセージ作りを全国に広めた。同市は「ソーセージ製法伝承の地」とされている。
 そのソーセージを習志野青年会議所が2013年に当時のレシピで復活。「習志野ソーセージ」と名付け、16年には習志野商工会議所が商標登録し、ブランド化した。
 食品加工会社に頼み、塩、コショウだけで味付けした豚肉ミンチの腸詰め。長さ15センチ、直径3センチで100グラム。1本320円。ボイルしてカリッと焼き上げて食べる。地元の大手スーパーなどで小売りされ、飲食店で提供されている。
 当初は輸入豚肉だけだったが「地産地消」の意味から千葉県産豚肉の「プレミアム」も作った。1本400円だが「味がマイルドで、よりジューシーになった」との評判だ。
 1本50グラムのハーフサイズが市内の幼稚園や小中学校の学校給食でも提供されている。商工会議所ではスモークしたものも考案し、復活版、プレミアムをセットした贈答品作りを模索している。

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