命のバトン144 農文化を食卓に

落花生と50年「千葉とみい」

  千葉県は例年1万2、3千㌧の落花生を生産する全国一の産地。昨年は6、7月の気温と日照が悪く、開花が遅れたり、収穫期の相次ぐ台風被害があったりで、収穫量はいつもより少なくなりそうだ。
 「収量不足は過去にもありました。経験済みです」と落花生「千葉半立」や加工品「ピーナッツサブレー」などを製造、販売する「千葉とみい」(本社・松戸市)の杉浦詳子(みつこ)社長。加工品には生の状態で備蓄しているもので対応するそうだ。
 落花生にかかわってかれこれ50年近くになる。先代の故杉浦孝夫社長が都内の食品販売会社を脱サラし「千葉の名産品を使った菓子づくりがしたい」と創業した。今では県内で2工場、8店舗を展開している。「お客さんに落花生と産地を知ってもらおう」と収穫体験なども企画する。先代孝夫さんの長女でもある詳子さんが昨年10月に社長に就任した。「落花生農家がおいしさにこだわって作っていることを知ってほしい、との先代の思いを引き継いでいきたい」という。

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