命のバトン124 農文化を食卓に

船橋にんじん最盛期
柔らかく甘みが強いベーターキャロット

  春夏ニンジンの産地、船橋市で地域ブランド「船橋にんじん」の出荷が最盛期を迎えている。中でも地元が力を入れる「ベーターキャロット」(ベーターリッチ種)は特有の臭みがなく、甘みが強いと評判だ。
 ニンジン栽培は戦後間もなく始まり、1967年、国の産地指定を受けて全国でも有数の産地になった。2013年にはニンジンとして全国で初めて「船橋にんじん」を地域団体商標登録した。
 船橋にんじんは今年度、25万~30万箱(1箱10キロ入り)出荷見込みだが、ベーターキャロットは1割にも満たない。しかし、ベーターカロテンの含有量が多く、柔らかく甘いのが特徴だ。
 JAいちかわ船橋ベーターキャロット組合の石神辰巳組合長(51)は「食味もよいのでジュースやサラダ、野菜スティック向きとPRし、差別化している」という。船橋にんじんは船橋地方卸売市場を通じ、地元のイオングループ店などの店頭に並ぶという。食材用のパウダー化やドレッシングに活用する試みも続いている。

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