ふなちゃんの音楽ジャングル

過去の話題一覧

ah-面白かった!!

吉田拓郎/『ah-面白かった!!』

吉田拓郎が52年のアーティスト活動に終止符を打つ最後のアルバム『ah-面白かった』がリリースされました。コロナ禍でラスト・ツアーは断念となりましたが、小田和正との共演や、KinKi  Kidsとの共作など話題も多い素晴らしいラスト・アルバムです。でもね、それでもやっぱり考えてしまう(「たどり着いたらいつも雨降り」の歌詞より)のであります、いろいろと。 <br>吉田拓郎。1946年生まれ、広島市出身76歳。草分け的なシンガーソングライターで、とくに団塊の世代のカリスマとして牽引した文化人といえましょう。私は一世代は下になりますが、「結婚しようよ」がヒットしたのが中学校に入った頃だと記憶しています。1954年生まれの兄が大ファンだったこともあって、いろんな曲をギターを弾きながら歌っていました。中でも「人間なんてラララララララ~ラ」って、たいして意味も考えずよく歌っていたっけ……。「悲しいだろう、みんな同じさ」と歌えば、何となく切ないながらもホッとしたような気持ちになれたっけ……。ううむ、吉田拓郎書き下ろしのザ・モップスの「たどり着いたらいつも雨降り」を聴きたくなったなぁ……。「心の中に傘をさして裸足で歩いてる自分」って真面目に想像してたっけ。 <br>実はね、いっぱい書こうとも思ったけど、文字にすれば軽くなってしまう気にもなるんですよね。拓郎ファンのみなさん、7月21日(木)20:00から放送のフジテレビ特番『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』をぜひ!! 


船守秀一(音楽プロデューサー・http://www2.odn.ne.jp/obbligato/)

Copyright(C) 2012 RESUKA Inc. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

朝日れすかPLUSのホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップへ