JR常磐線沿線をアートでつなぐJOBANアートライン協議会が結成され、今年で20周年。松戸市文化ホールで11月3日から記念の展覧会が始まった。沿線8カ所にスタンプを設置、8色を重ねて一つの絵を完成させる「重ね捺しスタンプラリー」もスタートした。
JOBANアートライン協議会は、台東区、荒川区、足立区、葛飾区、松戸市、柏市、我孫子市、取手市の沿線8区市と、東京藝大、JR東日本松戸事業本部でつくり、2006年からアートをキーワードに連携し、沿線の活性化を図ってきた。
記念展では、協議会のイベントとして長年取り組んできた、忘れ物の傘に東京藝大生がペイントする「アート傘」を展示。訪れた人たちは、動物や植物などをモチーフにした、カラフルなアートに生まれ変わった100本を超える傘に見入っていた。また会場では、20年の歴史をパネルで紹介する。記念展は8日まで。

このほか、沿線8区市にある駅近くの施設を巡るスタンプラリーも実施している。それぞれのスタンプの色は1色で、8カ所を訪れ、重ね捺しすると、沿線の魅力をギュッと詰めたカラフルな1枚の絵が浮かび上がる。スタンプラリーは来年1月11日まで。
協議会の総合プロデューサーを長年務めている傍嶋賢さんは「打ち上げ花火のように終わる取り組みが多いなか、長く続けることで、地域に何か影響を与えることができ、それが文化になっていくのではないか」と振り返る。そして「今年は初めて、重ね捺しスタンプラリーに取り組んだ。8つの駅に降りて、違う街の文化を知るきっかけになれば」と話している。
イベント詳細は協議会のHPで。

