柏市は、小学校が始まる前の時間帯に児童を学校敷地内で預かる「朝の児童の居場所づくり」を、10月1日から市内3校で始める。小学校の登校時間が保育園より遅く、保護者が朝の子どもの預け先に困る「朝の小1の壁」の解消を目指す。来年度以降、段階的に対象校を広げたい考えだ。

10月からモデル校として「居場所づくり」が始まるのは、西原小、柏六小、高柳小の3校。児童は午前7時から昇降口が開くまでの7時45~50分ごろまで、学校敷地内にあるこどもルーム(学童保育室)などで、読書や自主学習をして過ごす。見守りスタッフとして、シルバー人材センターの3人が児童に対応する。
利用は無料。対象は、保護者が就労などで朝の時間帯に家庭にいない児童で、学年は問わない。
担当のアフタースクール課によると、各校1日10人程度の利用を見込むという。今後、3校での実施で明らかになった課題やニーズを検証し、来年度以降、段階的に対象校を増やしていく。
同課は9月1日から申請受け付けもHPで始めた。
同様の取り組みは、近隣自治体では松戸市が2024年度から始めており、今年5月現在で、市内34校で実施している。

