柏レイソルのアカデミーの選手たちが9月19日、柏市の利根川沿いの田んぼで、初めての稲刈りに挑戦した。刈り取ったのは、日立柏サッカー場などの芝の残渣を堆肥に育ったコシヒカリだ。
参加したのは、アカデミーの小学4、5年の選手約20人。選手たちは、5月に田植えもしており、自分たちが植えた苗が稲穂をつけている様子に「成長がこんなに早いんだ」と目を丸くした。鎌を手に田んぼに入ると、最初は鎌の使い方に苦戦したが、すぐに素早く刈り取れるようになっていった。
西田康祐選手は「米作りの大変さを知ったので、お米がおいしく感じると思う」、太田侑里選手は「農家の皆さんが苦労して作ったお米を、これからは一粒残さず食べたい」と話していた。
日立柏サッカー場や隣接する練習場で刈り取られた芝の残渣は、以前は産業廃棄物として処分されていた。2018年からは、循環型農業に取り組む柏市の柏染谷農場で堆肥化し、同農場の田んぼで使われている。今年はアカデミーの子どもたちにも農業や環境問題について学んでもらおうと、田植えや稲刈りを体験してもらった。
レイソルは、日立台の芝を肥料にした米を、10月3日のルヴァン杯・ガンバ大阪戦で、「レイソル米」(1袋2㌔)として数量限定で販売する予定。また、クラブハウス食堂では9月から選手やスタッフにも提供を始めた。

