白井市は9月1日からAIオンデマンド交通「のるーと白井」の実証運行を始める。WEBなどでタクシー型車両を予約し、あらかじめ決められた87地点で乗り降りできる。交通空白地帯となっている市北東部で12月28日まで実施。2028年度からの本格運行に向け、課題を洗い出す。

運行エリアは、国道16号と北総線に挟まれた、市北東部の市街化調整区域の約20平方㌔メートル。乗降ポイントはエリア内の集落や公共施設、商業施設など81地点と、エリア外の市役所本庁舎や駅など6地点に設定した。
利用者は、スマホのアプリや市HPから、またはコールセンターへの電話で、乗降日時や乗降ポイントを予約。当日、タクシー型車両が予約したポイントに迎えに来る。運賃は対象エリア内での乗降は、大人300円、小中学生や障がい者(大人)ら150円、駅など対象エリア外と北東部を結ぶ場合は大人500円、小中学生や障がい者(大人)ら250円など。運行は平日と土曜の午前7時から午後7時半まで。
近くに同じ方向への利用者がいれば、AIが効率的なルートを検討し、途中でこの利用者を拾うこともできる。AIによる運行管理システムはネクスト・モビリティ社のものを使う。

使用する車両は2台。市は1日15人弱の利用を想定する。今年度の事業費は3300万円。笠井喜久雄市長は「市北東部は交通空白地帯で、高齢化も進んでいる。自家用車を自由に使えない高齢者の外出機会を確保するため、既存のコミュニティバスを活かしながら、その補完手段として活用するため、試行的に導入する」と話している。
詳細は市のHPで。

