9~10月の愛知・名古屋アジア大会で、松戸市出身の光永翔音選手(21)=中央大学3年=が、競泳男子100㍍バタフライで50秒56の日本新記録を樹立し、金メダルをつかんだ。10月2日には松戸に凱旋、市役所で優勝を報告した。

生後6カ月で始めた水泳。ほぼ毎日プールに通い「生活の一部」に。一方で、小学校に入ると、父の影響で野球も始めた。水泳と野球の二足のわらじに励み、高校では硬式野球の強豪・日大豊山高校(東京)へ。2年生の時に水泳で「高校3冠」。野球では、3年の夏に4番一塁手として活躍したが、地区大会準々決勝で敗れた。「両立は大変だったけど、おかげでいい仲間に出会えた」
野球部を引退後、競泳に専念した。今年3月に行われた日本選手権では、50㍍、100㍍バタフライで優勝し、アジア大会出場を決めた。アジアでの戦いの舞台へは、地元の仲間も駆けつけてくれた。「声援がよく聞こえた。家族や仲間の声が力になった」。出場した全4種目でメダルを獲得。「2年後のロス五輪で金メダルをとって、日本水泳の強さを証明したい」
大会後の10月2日には、松戸市役所で松戸隆政市長に優勝を報告。「水泳界を盛り上げたい」と誓った。そして子どもたちへ「仲間とスポーツを楽しんで」とメッセージを送っていた。

