延長戦を5-4で制し、レイソル準々決勝へ ルヴァン杯、ATで追いつき逆転

 ルヴァンカップの今季初戦となる4回戦を、柏レイソルは10月3日、ガンバ大阪とホーム日立台で戦い、延長戦となった熱戦を5―4で勝ち、準々決勝進出を決めた。準々決勝はホーム&アウェー方式で、11月11、15日に開催される。

2点目を決めた藤尾翔太

 この日の熱く、長い戦いは、前半28分、レイソルに今季、FC町田ゼルビアから加入したFW藤尾翔太の移籍後初ゴールで幕を開けた。前半アディショナルタイムにPKで失点。後半14分、藤尾の2点目で突き放したかに思えたが、ボールを繋ぎだしたガンバが44分には2-3とリード。しかし、アディショナルタイム。途中出場のFW細谷真大がゴール前に抜け出そうとしたところでファールを受けてPKのチャンスを得ると、MF瀬川祐輔が落ち着いて決め、延長戦へ突入した。

アディショナルタイムにPKを決めた瀬川祐輔

 延長前半13分、「いい守備からいい攻撃に入る。攻撃にアクセントをつけたい」とピッチに立っていた、サガン鳥栖から今季加入のMF弓場堅真が、左足を振り抜き、ゴール。後半3分にまた追いつかれてしまうが、その直後。ゴール正面に駆け込み、「細谷と目が合った」という弓場が、細谷からのクロスを「力んで打ったらふかす」と落ち着いてゴールネットへ突き刺した。

延長後半にゴールを決め、チームメイトにもみくちゃにされる弓場堅真(写真中央)

 試合後、リカルド・ロドリゲス監督は「サポーターにとっても一生忘れられない試合になった。選手たちも、一度は逆転されたが、勝者のメンタリティーを冷静に表現してくれた」と、興奮気味に振り返った。

 また、9月28日の代表戦で左膝内側側副靱帯損傷を負った熊坂光希については「昨年よりは重いけがではない。復帰のめどについては、我々もメディカルの精密検査の結果を待っている」と説明。さらに熊坂へは「けがを乗り越えて、強い選手になろう」と伝えたという。

 この日、ガンバを率いたのは、レイソルで1996~2005年にMFとして活躍した明神智和監督。今季、新たに監督に就任し、初めて臨んだ日立台での戦いについて「監督として日立台に帰ってきたことは、個人的にはうれしかった。当時とはベンチの位置が逆になっていたが、街の雰囲気は変わっていない」と話していた。

アウェーチームの監督として日立台へ帰ってきた明神智和監督

 レイソルの次戦はリーグ戦で、対戦相手は首位のヴィッセル神戸。首位をかけた一戦は、10月9日、ホーム日立台が舞台となる。

タイトルとURLをコピーしました