8月に開かれた「アマチュアキックボクシング後楽園ホール全国大会」で、柏市立土南部小4年の清水柊煕さんが、小学3・4年生クラスの25㌔以下級で、初の全国優勝に輝いた。
4歳の時、父親がダイエットのために通っていた松戸市の「PIRIKA GYM」で、キックボクシングを見た。「自分もやりたい」。父親にお願いし、5歳の時から同ジムで練習を始めた。メキメキと力をつけてきたが、昨年の大会は決勝で負けてばかり。涙を流し続けた。
それでも「負けても、練習をすると、またやる気になる」。心が折れることなく、自分を鍛え続けた。
今年8月17日の全国大会、舞台は格闘技の聖地「後楽園ホール」だった。決勝で向き合ったのは、それまで1勝4敗と分が悪い東京の選手。「やりたくない相手」だった。
相手は組み合うのが得意だった。「組み合って倒されないように、心がけた」。そして、回し蹴りでバランスを崩したところを、一気にパンチで攻め込んだ。
決勝は、1ラウンド90秒の2ラウンド制。判定にもつれ込み、2-1で勝利をつかみ取った。「うれしかった」
指導するPIRIKA GYMの浜崎瑞穂会長は「彼のいい所は、負けた時に、自分の負けをきちんと認め、努力を欠かさないこと」という。
9月28日には、柏市役所を訪れ、太田和美市長に優勝を報告。太田市長から「自分の可能性を信じ、ますます頑張って」と応援の言葉をもらった。そして将来の夢を聞かれると「世界チャンピオン」と、迷いなく答えていた。

