我孫子市出身のサッカー選手、中村敬斗選手の名前を冠した運動場が、我孫子市に誕生する。「KEITO NAKAMURA FIELD」。改修中の五本松運動広場の愛称として、新たにこの名称が使われることになった。

同市が10月27日に発表した。同市は中村選手のマネジメント会社「Keito-ism」と連携協定を締結、両者は五本松運動広場の愛称を「KEITO NAKAMURA FIELD」とすることで合意した。協定ではこのほか、スポーツ振興や地域活性化に取り組むことも盛り込まれた。
同広場は約3万平方㍍。以前は土のグラウンドだったが、昨年度から改修工事が始まり、サッカー・ラグビー場は人工芝に、陸上トラックも1周400m、6コースに整備している。来年4月から供用予定だったが、8月の千葉豪雨などで工事が遅れ、供用開始は当初の予定より遅れるという。

日本代表としてW杯北中米大会で活躍し、現在はフランス1部のリヨンでプレーする中村選手は、小学生のころ、五本松運動広場で練習や試合をしたことがある、思い出の地という。改修が進められていることを知った中村選手側から、市に名称について打診があったという。市は当初、ネーミングライツを検討していたが、中村選手側からの申し出を受けて方針を転換、中村選手の名前をつける方向で調整してきた。
星野順一郎市長は27日の定例会見で、「中村選手は、我孫子の子どもたちのあこがれの先輩。その名を運動広場に冠することで、運動広場を利用するそれぞれの競技に関心を持つ市民が増えてくれることを期待している」と話した。
また中村選手も「私の名前を愛称としていただけることに感謝しています。来年帰国した際には、完成したKEITO NAKAMURA FIELDに足を運びたいと思います」とのコメントを出した。
市は同広場に、文字モニュメントや銘板などを整備する方針だ。

