首位奪取!レイソル、ヴィッセルに4-2 指揮官、途中出場の戸嶋に「お手本だ」

 柏レイソルは10月9日、首位ヴィッセル神戸をホーム日立台に迎え、4-2で打ち勝ち、首位を奪取した。

2点目を決めて喜ぶ山内

 リーグ戦第9節。勝ち点1差でヴィッセルを追うレイソルは、6日前のルヴァン杯のガンバ大阪戦と同じスタメンで、試合に臨んだ。試合はレイソルが主導権を握る展開で進んだ。27分、右サイドからMF小泉佳穂がゴール左側に詰めていたMF遠藤渓太にロングパスを送ると、遠藤がこのボールをゴール前に送り出し、FW藤尾翔太が右足を思い切り伸ばしてゴールに突き刺した。

先制点を決めた藤尾

 後半8分には、自陣でボールを奪ったMF戸嶋祥郎が、小泉とのワンツーで前へと持ち込み、ゴール前へアーリークロス。これを走り込んできた山内日向汰が左足にきれいにあて、ループ気味にゴールを決めた。

ゴールを決めた山内と抱き合って喜ぶ戸嶋

 さらに19分には、DF久保藤次郎が右サイドからドリブルで中央へと切り込み、左足でゴール。1点を失った直後の39分には、途中出場のMF瀬川祐輔が今季リーグ戦8得点目を決め、神戸の追撃を振り切った。

 この試合でひと際輝いたのは戸嶋。ベンチスタートだったが、前半18分の早い時間で、右センターバックのDF馬場晴也が足を傷めてるとピッチへ。2点目のアシストや鋭いスルーパスだけでなく、ゴール前の混戦で自陣ゴールに飛び込む寸前のボールを足ではね返すなど、神戸の決定機を何度も防いだ。

 31歳の戸嶋の本来のポジションはボランチ。今季、出場機会をなかなかつかめず、9月の天皇杯4回戦でこそ途中出場で25分間、プレーしたが、リーグ戦ではサブメンバーにも入ることができないできた。

 試合後、リカルド・ロドリゲス監督は、「戸嶋は、練習の時のチーム編成でDFが足りず、何度か右センターバックに入ったことがある。その時に、攻撃はもちろん、いい守備もしていた。今日は、(馬場と同じポジションの)原田はけがから復帰したばかりで、長い時間のプレーはまだできず、戸嶋を投入した。彼は、我々が期待するようなお手本になる選手。プレーの機会がなくても、謙虚な気持ちで日々トレーニングをし、準備をしてきた。そして、急きょプレーすることになっても、素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた」と高く評価していた。

 戸嶋も「個人的には出場機会が少なかった中で、自分がやるべきことは、常にこのエンブレムのためにプレーするということ。その姿勢をずらさずやってきた自負もある。それがチームのためになると信じてやってきた」と振り返った。

 次節は17日に名古屋グランパスとホームで対戦する。その前に、14日にはACLEがあり、ホームでポートFC(タイ)と戦う。

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