少年野球で日台交流 台北チーム、柏で親善試合 一緒に円陣、笑顔広がる

 台湾の小・中学生の野球チーム「野球タイガース」の選手たちが、13日から柏市を拠点に日本の野球を学び、16日には市内の子どもたちとの交流試合を楽しんだ。

円陣を組む、柏と台北の混合チームの選手たち=柏市

 野球タイガースは、保護者が主体となって運営する台北の地域チーム。野球の技術向上だけでなく、チームワークや敬意といった人格形成も重視しているという。

 今回、小学校2年生から中学校3年生までの22人が、コーチや保護者らと一緒に来日。柏を拠点に、鎌ケ谷での日本ハムファイターズの2軍戦や、柏の葉公園野球場で開催中の高校野球を観戦したり、元プロ野球の投手、秋吉亮さんの野球教室で投球や守備などを学んだりした。

 そして16日の夕方には、柏市内の野球チームの小中学生たちでつくる特別チームとの交流試合に臨んだ。選手たちは、低学年チームと高学年チームに分かれ、まずは柏チームとタイガースとで試合。球場に日本語と中国語の歓声や応援が飛び交った。

 途中からは、柏とタイガースとで混合チームを2チームつくって、対戦する形式に。すると、それまで少し緊張気味だった選手たちは、一緒に円陣を組んで声を出し、得点をあげてはハイタッチをしてと、瞬く間に一体となり、グラウンドに笑顔が広がっていった。

本塁を踏んだ柏の選手とハイタッチする台北の選手=柏市

 タイガースが所属するクラブリーグ「ジャスト・ベスト」の謝閔治ゼネラルマネジャーは「日本で学びたかったのは、技術そのものではなく、どのように練習に取り組み、野球に向き合っているのかという『野球に対する姿勢』。子どもたちが、この遠征で得た体験を今後の野球人生に生かして欲しい」と、子どもたちのプレーを見つめていた。

 タイガースを迎えた柏市少年野球連盟の吉田繁男会長も「子どもたちは、言葉が分からなくても、一緒に野球をすることで、すぐに仲良くなり、打ち解けていた。台湾の子どもたちと交流できてよかった」と話していた。

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