市民がバトンをつないでギネス世界記録を達成した。野田市で12月20日に行われた「8時間で50㍍リレーを走った最多人数」を目指すリレーで、時間内で184 4人がリレー、2019年に北海道伊達市で打ち立てられた1684人の記録を更新し、ギネス世界記録に認定された。
コースは野田市総合公園体育館のアリーナにパーテーションで設定され、1周が50㍍。事前に申し込んだ市内在住、在学、在勤の小学1年生以上が参加した。 スタートは午前9時。バトンは、第一走者の同市出身で東京五輪新体操代表、大岩千未来さん(24)から、次々と参加走者に渡されていった。
小学1年の山下ひかりさんは「走るのが大好き。楽しい」と、一緒に参加した父親にバトンを渡した。小学2年の奥木美湖さんは 「早く走れるようになりたい」と参加。この日にむけて走り方のコツを教えてもらい「緊張したけど、上手に走れた」と笑顔だった。
79歳で参加した今野正義さんは、60歳からマラソンを始め、最近は妻とウォーキングを楽しむ。「自分一人ではランナーとしての世界記録は出せないが、みんなの力で世界記録が達成できればうれしい」
そして午後4時18分。世界記録を更新する1685人目にバトンが渡った。ランナーは市職員の柳田莉奈さん(26)。50㍍を無事走り切り、世界記録が更新された。「ふだんはあまり運動していないので、これからは少し走ろうかな」と喜んだ。そして1844人目がゴールした午後5時に、ギネス挑戦は終了した。
市制施行75年を記念し、市が「バトンをつなぎ、市民の一体感を醸成しよう」と開催。会場では、市職員のほか、バトンの受け渡しを陸上競技の審判員が確認し、走者の記録記載に間違いがないか、取手市など近隣市の職員がチェックするなど、ギネス世界記録達成の舞台裏を支えた。
(詳報)1人では届かぬ世界新、みんなの力で 野田8時間50㍍リレーでギネス達成



