2試合連続、レイソル逆転勝利! 瀬川のPK弾、相手GKの手を弾き飛ばす

PKを決めた瀬川祐輔

 Jリーグ第28節、柏レイソルは8月31日、アビスパ福岡をホーム・日立台に迎え、2―1で2試合連続で逆転勝利した。レイソルは順位を2位とし、首位の京都サンガとの勝ち点差は1。
 レイソルはこの日、先発FWに細谷真大と瀬川祐輔を起用。細谷の先発は9試合ぶり。福岡にセットプレーから先制を許したものの、前半アディショナルタイムに、DF小屋松知哉が左サイドからゴール前に出したボールを、MF久保藤次郎が頭でゴール左側へ叩き込み、同点に追いついた。後半も攻め続けるレイソルは、31分にPKのチャンス。瀬川がゴール右側へ蹴ったボールは、相手GKの手を弾き飛ばしてネットを揺らした。アディショナルタイムには、攻め込まれるシーンもあったが、GK小島亨介がファインセーブをみせ、逆転勝利を手にした。
 シーズン序盤はなかなか複数得点を取れず苦しんだが、リカルド・ロドリゲス監督は試合後、「チームが成熟し、複数ゴールが取れるようになった。戦術の浸透だけでなく、選手のメンタルも成長している」と話した。
 次節は、9月12日に3位のヴィッセル神戸とアウエーで対戦する。優勝争いにとどまることができるか、勝負の一戦になる。また神戸戦の前にはルヴァンカップ準々決勝があり、7日にはホームで横浜F・マリノスと準々決勝第2戦に臨む。

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