柏レイソルは10月17日、リーグ第10節を名古屋グランパスとホーム日立台で戦い、1-3で敗れ、首位の座をサンフレッチェ広島に明け渡した。

この日のグランパスは「自陣に引いて守るのではなく、プレッシングをかけ、ボールを奪いにいく」(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)と試合に臨んできた。そしてレイソルは、立ち上がりの前半6分、激しい後ろからのチェックで、中盤でボールを奪われるとそのまま失点。その際には、GK若原智哉がグランパスの選手と接触、脳震とうの疑いで永井堅梧と交代するアクシデントもあった。

いったんは23分には左サイドをドリブルで駆け上がったFW藤尾翔太のマイナスのクロスを、MF遠藤渓太が中央で豪快なミドルシュートを決めて同点にした。すぐに再び失点し、後半、MF瀬川祐輔、FW細谷真大を次々投入し、ゴールへと猛追した。しかし、グランパスの前線からの厳しい守備を崩すことができないままさらに失点し、勝ち点をあげることができなかった。

リカルド・ロドリゲス監督は試合後、「前半、あわててプレーする場面がいつもより多く、ハーフタイムに『もっと落ち着いて』と指示した。しかし、我々が攻撃の交代カードを切っても、名古屋もフレッシュな選手を入れてきた」と試合展開の難しさを口にした。
この試合のシュート数は、グランパスの8に対し、レイソルは13。「今日は、最後のプレー、ラストパス、シュートのクオリティーが、足りなかった」とし、「失点が多いという改善点がある。しっかり試合を振り返って修正したい」と話していた。
また若原については、前節のヴィッセル神戸戦に次いで脳震とうの疑いでの交代となったが、「メディカルからの報告はまだ受けていない」としつつ、「ハーフタイムの時は、首を固定しながら落ち着いて座っていた」と述べた。

MF中川敦瑛は「ボールを取られた後のバランスが良くなかった。もっと早くピッチの中で修正ができなければ」と反省点を口にしていた。
次節は21日にFC東京とアウェーで対戦する。さらに中2日をはさみ、24日には鹿島アントラーズとアウェーで戦う。

