中村敬斗選手、W杯代表に選出 地元・我孫子市、PV開催へ

2025年7月にW杯への思いを地元で語った中村選手=我孫子市

 サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーが5月15日発表され、26人の代表の中に、我孫子市出身の中村敬斗選手(25)が選ばれた。大会は今年6~7月にアメリカ、カナダ、メキシコで開催される。同市は中村選手ら日本代表を応援しようと、予選リーグの第2、3戦のパブリックビューイング(PV)を開催する方向で調整している。

 代表メンバーは15日午後2時から森保一監督が発表した。GK、DFと順に名前が読み上げられ、21人目に「中村敬斗」と名前が読み上げられた。

 中村選手は、17歳でガンバ大阪に入団するまで我孫子で過ごし、小学時代には地元の高野山SSSにも所属。「結構自由にやらせてもらい、チームメイトとずっと1対1やシュート練習をしていた。サッカーを好きになったきっかけは我孫子。伸び伸びサッカーをさせてくれて、最高だった」と話していた。

 ユース年代の代表として国際大会でも活躍し、ガンバ大阪で1シーズン半プレーした後、2019年にはヨーロッパへ渡った。「最初の1年半は苦労して、つらい時間を過ごした」が、その後、力をつけ、23年からフランスのスタッド・ランスでプレー、チームの主力になっている。さらにW杯アジア予選では10試合に出場し、活躍した。

 昨年7月には我孫子市から市民文化スポーツ栄誉章が贈られた。式典でのあいさつでは、「来年はW杯。小さいころからの夢だったW杯出場をかなえるため、まずはメンバーに選ばれるよう頑張りたい」と誓っていた。

 中村選手の代表選出が発表されると、すぐに我孫子市の星野順一郎市長がコメントを公表。「困難に直面しても、決してあきらめることなく、目標に向かって努力し続ける中村選手の姿は、子どもたちの憧れであり、大きな夢を抱かせてくれる存在。世界最高の舞台で活躍する姿を楽しみに、市民一丸となって、中村選手と日本代表を応援します」と喜んだ。

 日本代表の予選リーグでの試合は、第1戦がオランダと6月15日(月)午前5時から、第2戦がチュニジアと21日(日)午後1時から、第3戦がスウェーデンと26日(金)午前8時から(日時は日本時間)。我孫子市はこのうち第2戦と第3戦のPVを計画している。

中村選手の代表選出を祝い、我孫子市がJR我孫子駅に掲示した横断幕=同市
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