2023年11月の話題

過去の話題一覧

流山市三郷流山橋 11.26開通

上空から見た三郷流山橋有料道路(流山市提供)

開通前に両岸の市民が交流

 新たに建設された「三郷流山橋有料道路」は、外環道と茨城県つくば市をつくばエクスプレス(TX)沿いに結ぶ広域幹線道路「都市軸道路」の一部を構成する。開通するのは、流山市三輪野山から三郷市前間まで。千葉県と埼玉県、埼玉県道路公社が2013年度から整備してきた。
 流山市では、TX沿線の開発に伴う人口の増加に加え、大型商業施設や物流拠点の進出で交通量が急速に増えている。三郷市にも大型ショッピングモールなどがあり、両市間の江戸川に架かる唯一の「流山橋」と周辺道路では、慢性的な渋滞が発生していた。
 現在の流山橋は2代目で1965年に開通した。58年ぶりとなる新たな橋が開通すれば、市中心部間の移動時間は約10分短縮されるという。
 料金所は三郷市側に設置される。通行料(別表)は普通車150円、軽自動車100円、自転車など軽車両は20円。現金のほか、交通系電子マネーなどで支払える。歩行者は無料だ。
 流山、三郷両市は11月12日、開通記念プレイベントを共同で開催した。三郷流山橋に両市の市民あわせて約1000人が集まり、スタンプラリーを楽しみながら橋を渡った。
 列の先頭にいたのは、橋のすぐ近くに住む苔縄小夜子さん(72)。流山市では当初、住環境への影響を懸念する地元住民が建設計画に反対し、対話集会を重ねて実現にこぎつけた経緯がある。苔縄さんも反対運動に参加しただけに、感慨深いものがあるという。晴れやかな表情で、三郷市に向かって歩き出した。
 子ども2人を連れて参加した40代の会社員は「妻が長女を出産した5年前、産院がある三郷まで何度も往復したときのことを思い出しました」と話す。「出産が近くなってからは、流山橋を渡れる時間が予測できないので高速道路を利用しました」
 両市小学生交流リレーも行われた。双方の地元である流山北小と前間小の児童が混合チームを結成し、流山市出身の五輪スイマーでゲストランナーの寺村美穂さんらと競走した。

SDGs わが街の一歩 持続可能な開発目標34

下水道の状況を見える化で
柏市初の国土交通大臣賞

 柏市は市民に下水道の実態をわかりやすく伝えるツールとして柏管路包括共同企業体と共に「下水道劣化ハザードマップ」を作成。地中にあり容易に見ることができない下水管を自走式カメラ等で調べ、その劣化度を地図上で色分けするなどしてわかりやすく示した。
 この取り組みが今年9月、国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」アセットマネジメント部門を初受賞した。地域別の劣化特性や、地域による劣化のばらつき、設置年数が短くても劣化している箇所など下水管の状態が一目瞭然でわかる。同市下水道工務課の小泉雄司副参事は「全国初の取り組みで不安は大きかったですが、民の企画、技術提案を活かして達成できました。ハザードマップのデータをもとに老朽化対策を進めます」と話した。

千葉県150年柏駅西口で食のイベント
照明による空間演出の試みも

初のストリートレストラン

 千葉県誕生150周年を記念したイベント「かしわのにしぐちおいちぃ~ば」が柏駅西口の5つの商店会を舞台に食と空間デザインをテーマに10月21日から28日まで開催された。
 あさひふれあい通りでは、スポットライトやランタンなどの照明による空間演出でイメージアップを図り、道行く人の目を楽しませた。
 最終日の夜は「ロングテーブルを囲んで語り合おう」と、通りの真ん中に今話題のおしゃれなパーティスタイル『ロングテーブル』を設置し、約50人の参加者が特製の食事を楽しみ、街づくりへの課題や希望などについての会話も弾んだ。

12/21(木)れすか天声人語勉強会
読者と楽しむ朗読の時間

 文字情報を声に出して読むことで脳を活性化できると好評の天声人語朗読会。コロナ禍対策として朗読の時間を短縮し、天声人語の内容について深め、折々のことばも追加して学ぶ月1回の天声人語勉強会。
 講師は、朗読グループ「美宙」主宰の三浦喜代子さん。少人数で開講中です。
 朝日新聞をご購読の方を対象に9月の参加者を募集します。
 
日時/12月21日(木) 10時~11時
場所/朝日れすか編集室内会議室(柏市旭町1―4―19・柏駅西口徒歩3分)
定員/8人
受講料/1000円
 申し込みは、朝日れすか編集室(04・7143・4021)へ、平日10時~17時。定員になり次第、締め切り。

ご近所探訪12/9(土)日立アカデミー 我孫子キャンパス庭園公開

 錦秋の庭園と手賀沼の眺めを楽しむ庭園公開は、今年で30回を数える。園内では「白樺派のカレー」が800円(限定200食)で提供され、コカリナの演奏も楽しめる。申し込み不要。駐車場なし。ペット同伴、飲食物の持ち込み不可。我孫子の景観を育てる会主催。
日時/12月9日(土) 10時~15時30分(雨天順延)場所/㈱日立アカデミー我孫子キャンパス(我孫子市高野山485 我孫子中学校前)参加費/100円(小学生以下無料)
 詳細は、TEL090(6034)9149 同会へ。

2024手賀沼の野鳥カレンダー
限定100部 好評発売中

朝日れすかオリジナル手賀沼の野鳥カレンダーB5判ミニサイズ/600円

 手賀沼周辺で撮影された四季折々の野鳥を満喫できる朝日れすかオリジナル月めくりミニカレンダー2024が完成。身近な野鳥たちが手賀沼の美しい自然の中で見せる、煌めく命の瞬間を見事に切り取った12枚。小さな渡り鳥たちがやって来る環境をいつまでも残していきたいという願いを込めて発売します。B5判ミニサイズ・フルカラー・朝日れすか編集。頒布価格は1冊600円(税込み)。
 お申し込みは、お近くのASA、またはTEL04(7143)4021 朝日れすか編集室へ(平日10時~17時)。  

★読者5名様へプレゼント
 ご希望の方は、ハガキに住所、氏名、電話番号、好きな野鳥の名前を書いて〒277‐0852柏市旭町1―4―19朝日れすか「手賀沼の野鳥カレンダー」係へ。11月27日㈪消印有効。

健康に暮らす100年時代へ 未来を生きる街 誕生
ポラスグループの取り組み

サーモカメラで日陰との温度差を計測中

 家づくりは快適性だけではなく、環境や省エネ対策にも関心が高まる中、市川市国分に健康に暮らすための家と街づくりにこだわった新築分譲住宅全18邸の「ミライネス市川」が誕生した。健康とエコを支えるための家づくりを手掛けるポラスグループのポラスガーデンヒルズが、人生100年時代に提案する新しい風を吹き込んだ街だ。快適で省エネな住空間を叶えるため、ハウスメーカーの知恵が凝縮している。

暑さへの緩和と適応

 高い断熱性能を持つ窓やハイブリッド給湯器を標準採用することで、2025年に義務化予定の省エネ基準より省エネ性能を大きく上げる緩和策だけでなく、過酷さを増す夏に適応する工夫が施されている。保水力を高めるタイルの設計や樹木により計画的な日陰の創出により屋外の温度上昇を抑制。また、「ポラス暮らし科学研究所」と「暑熱適応まちづくり委員会」の共同研究で検証したシェードが標準採用され、リビングでの室温上昇抑制効果も実感した。さらに、リビング階段を通して、1階から2階に風を通して、2階の排熱も促すよう設計されている。省エネ性能を大きく上げる冬はリビング階段特有の冷気が流れ込むのを防ぐために、ポラス独自開発のPASシステムを採用し、1年を通した快適性を追求している。同社の水野貴裕さんは、「分譲住宅だからこそできる環境対策として何が出来るのかを考え形にしている」と未来を生きる街づくりへ意欲満々だ。

12/9(土)森のホール21クラシックス
N響のハイドン、リスト、レーガー

 松戸市制施行80周年・森のホール21開館30周年記念事業として、森のホール21クラシックスⅤol・4を開催。ピアノソリストにアリス・紗良・オット氏を招き、NHK交響楽団がハイドン、リスト、レーガーの作品を演奏する。松戸市文化振興財団主催。
日時/12月9日(土)15時開演
場所/松戸・森のホール21
料金/S席9500円、A席8000円、B席6000円 ※未就学児入場不可
 詳細は、TEL047(384)3331 同ホールチケットセンターへ。

読者5組10名様ご招待
ハガキに「森のホール21クラシックス」、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、今月の紙面についてのご意見・ご感想を書いて、〒277-8691柏郵便局内私書箱46号朝日れすかへ。ホームページからでもOK。11月27日(月)消印有効。

12/16(土)萬満寺特別朗読会
森優子赤穂浪士を語る

  かつての年末恒例、映画やドラマなどで上演されてきた赤穂浪士の物語。令和の時代にも森優子の朗読で、大衆小説家の元祖・直木三十五の世界を楽しむ。
 森さんの朗読は、多方面から高い評価を得ている。2004年から続けている小泉八雲「怪談」の舞台は文化庁芸術祭参加作品に選ばれる。萬満寺の本堂を舞台に行われる今回の作品は「中山安兵衛の助太刀」「寺坂吉右衛門の逃亡」。主催は、オフィスY&Y。
日時/12月16日(土) 14時30分開演
場所/松戸市馬橋「萬満寺」(常磐線馬橋駅徒歩3分)
料金/前売り2000円、当日2500円(全席自由・100席限定)
 申し込みは、TEL090(1432)6146 森へ。

萬満寺特別朗読会に読者2組4名様ご招待
ハガキに「萬満寺特別朗読会」、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、今月の紙面についてのご意見・ご感想を書いて、〒277-8691柏郵便局内私書箱46号朝日れすかへ。ホームページからでもOK。11月27日(月)消印有効。

1/13(金)七福神巡りをご一緒に
かしわ七福神の会25人募集

「柏にも七福神を」という市民の声から「かしわ七福神の会」(中山悠一郎代表)が発足し、10年の歳月をかけて2018年に七体がそろいました。
 今回は、柏の歴史アンバサダー高野博夫さんによる解説つき。福の街・柏を巡って七福神に参拝し、御朱印をいただき、正月料理をご一緒に。同会では、新春を寿ぐ七福神巡りの参加者を募集中です。12/15締切。
 当日は専用バスで、①大黒天(慈本寺)②弁財天(神明社)③布袋尊(福満寺) ④寿老人(戸張香取神社) ⑤福禄寿寿老人(豊受稲荷本宮) ⑥毘沙門天(花井山大洞院) ⑦恵比寿天(旭町香取神社)のルートです。
 昼食はハート柏迎賓館で。
日時/新年1月13日(土) 9時~15時30分
集合場所/柏駅東口企業バス乗り場
参加費/7000円(食事、色紙、印判代など含む)
定員/申し込み先着25人

申し込み・問い合わせ
かしわ七福神の会代表の中山さん TEL04(7174)0248
※申し込み書に参加費を添え、豊受稲荷本宮または、旭町香取神社、花井山大洞院まで。

Copyright(C) 2012 RESUKA Inc. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

朝日れすかPLUSのホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップへ