2022年11月の話題
県中学駅伝
男子は酒井根 女子は常盤平
男子第73回、女子第37回千葉県中学校駅伝大会(朝日新聞千葉総局など後援)が11月5日、柏市の県立柏の葉公園総合競技場の周回コースであった。男子(6区間18・54㌔)は柏・酒井根が初、女子(5区間12・49㌔)は松戸・常盤平が2年連続2度目の優勝をそれぞれ飾った。男女とも優勝校は全国大会(12月18日、滋賀県)に出場、上位4校は関東大会(12月4日、東京都)に出場する。
■男子
酒井根が10月15日の東葛駅伝(5面で詳報)に続いて優勝し、悲願の全国大会出場を決めた。2位には流山・常盤松、3位には我孫子・久寺家が入った。4位の松戸・古ケ崎までが関東大会に出場する。
1区北村侑也(3年)は区間19位ながら1位と20秒差でつないだ。2区小柳智大(同)が区間賞の走りで11人をごぼう抜き。3区片岡満(2年)も4人を抜いて4位に浮上した。4区伊藤悠ノ介(3年)が区間賞の快走で2位に上がり、5区佐藤雅暁(同)が4秒差を逆転して首位を奪取。アンカーの大山滉介(同)が両こぶしを突き上げてフィニッシュした。
大山は3年間、野球部に所属した。東葛駅伝のために臨時に編成された駅伝部に加わり、3区で3人を抜いてトップに躍り出る活躍をみせた。伊藤は「滉介に陸上部員が刺激を受け、みんなで高め合うことができた」と感謝する。
小川健太監督は柏・逆井の卒業生で、同校が2005年に全国優勝したときのメンバーだ。17年のときをへて、監督として全国制覇に挑む指揮官は「選手たちは優勝を狙っている。最高の結果を残せるようにサポートしていきたい」と力を込めた。
■女子
常盤平がいすみ・岬と秒差なしの激戦を制し、連覇を達成した。3位には市原・有秋が入り、4位の鎌ケ谷三までが関東大会の切符を手中にした。
常盤平は昨年の全国大会出場メンバー5人(全員3年生)を、同じ走順で並べた。1区渡辺光桃は1位と14秒差の6位でリレー。2区岩永青葉が区間2位と好走して2位に押し上げ、3区松島和花が区間賞の走りで首位に立った。4区米田彩香が2位との差を11秒から20秒に広げ、アンカーの堀由佳が岬とのトラック勝負に競り勝った。
昨年、常盤平の男女を初の全国大会に導いた蓑和廣太朗監督が今春、松戸・河原塚に異動になった。「1年生から指導してきた選手たちを全国に連れていきたい」。蓑和監督はクラブチームを立ち上げ、後任の石原健吾監督と連携しながら水曜、土曜の週2回、河原塚との合同練習というかたちで常盤平の選手たちを指導してきた。
主将の岩永は「蓑和先生が異動になることを知ったときは、みんなで大号泣した」と明かした。前回は19位に終わった全国大会への再挑戦。岩永は「3位以内が目標。表彰台に立ち、先生に笑顔を届けたい」と闘志を燃やす。
■男子成績
①柏・酒井根 56分01秒
②流山・常盤松 56分11秒
③我孫子・久寺家 56分41秒
④松戸・古ケ崎 57分01秒
⑤鎌ケ谷五 57分07秒
⑥流山南部 57分19秒
⑦柏・西原 57分26秒
⑧流山北部 57分41秒
■女子成績
①松戸・常盤平 42分10秒
②いすみ・岬 42分10秒
③市原・有秋 43分22秒
④鎌ケ谷三 43分26秒
⑤我孫子・久寺家 43分31秒
⑥市原・五井 43分41秒
⑦富津 44分08秒
⑧船橋・三田 44分11秒
SDGs わが街の一歩 持続可能な開発目標22
みどりと暮らす豊かさを守る
好評!「松戸里やま応援団」
次世代に少しでも良い自然環境を引き継ぎたいと、松戸市の14団体が里山の保全に励んでいる。
同市主催で2003年にスタートした「里やまボランティア入門講座」の修了生有志が、各地域でボランティア団体を立ち上げ、ゴミの不法投棄や枝の越境など近隣からの苦情が多かった民有林を、地権者の理解を得て地道に整備。豊かな生態系が育まれる里山の自然環境を守っている。
団体間・行政との連携を図るために08年、「松戸里やま応援団」が発足し、情報交換や勉強会でさらにパワーアップ。保全に取り組む森を一斉公開し、散策や探検を楽しんでもらう「オープンフォレストin松戸」も実施。自然観察会など、子ども達にも人気だ。これらの活動が認められ昨年1月、県の「ちば里山アワード」で大賞を受賞した。
我孫子駅前を花いっぱいに
AKBプロジェクト始動
花苗植えに参加したAKB会のメンバーら=同会提供
JR我孫子駅北口周辺を花いっぱいにしようと、我孫子北まちづくり協議会が中心となって今年5月に発足した「AKB会」(平井保彦会長)が11月5日、駅前ロータリーにパンジーやビオラなど、22種類約900ポットの花苗を植えた。
「AKB会」のネーミングは我孫子駅のA、北口のK、美化委員会のBで、40代から80代までの近隣住民有志32人が所属。当日は会員のほか、近隣企業団体のボランティアも加わって32人が参加した。
このプロジェクトは、「駅前に立派なロータリーがありながら、長い間殺風景な様子を何とか変えたい」との思いを昨年10月、平井会長(80)が市長との懇談会で美化活動の一環として提案したことがきっかけという。市の賛同を得て周りの商店、企業、学校などにも呼びかけ、6月に花苗植えを実施。今回の植え替えでは、花苗と堆肥の一部をあびこショッピングプラザが提供。同プラザで排出された野菜くずなどの食品廃棄物をコンポストで堆肥化し、使用。市民と企業、行政が一体となった運営が特徴だ。
「水やりなどの作業中に『ありがとう』と声をかけられることも多く、とてもうれしい」とメンバーは声を揃える。「今後はロータリーにつながる道路沿いや周辺の木の周りにも花を植える予定。美化活動を通したまちづくりで駅前の価値を皆で高めていけたら」と意気込みを語った。同会では会員を募集中。TEL 080(4171)4041 平井さんへ。
12/3(土)第38回流山人形供養会
成顕寺で読経とお焚き上げ
第30回人形供養会の様子
子どもたちが愛情を注ぎ親しんだ人形たちとも、いつか別れの時が訪れる。
流山市観光協会主催の第38回流山人形供養会は、人形供養塚のある成顕寺で大切な人形たちとの別れに際し、その魂の冥福を祈り、読経とお焚き上げが厳かに行われる。感謝の心を捧げるとともに、その魂の冥福をご一緒に。予約不要。
日時/12月3日(土) 10時~11時(人形受付9時~10時15分)
場所/成顕寺(流山市駒木704)
献香料/2000円~
【お願い】人形ケース、装飾品、電池内蔵人形の乾電池などははずしてご持参を。雛段飾り、仏具、お札、お守り、インテリア置物などの雑貨類は不可。開催日前の持ち込みも不可。
詳細は、TEL 04(7168)1047 同会事務局へ。
12/3(土)第29回日立アカデミー
我孫子キャンパス庭園公開
紅葉の庭園と手賀沼の眺めをお楽しみ下さい。我孫子の景観を育てる会主催。
日時/12月3日(土) 10時~15時30分(入園は15時まで) ※雨天時は12月4日(日)
場所/日立アカデミー我孫子キャンパス・
我孫子市高野山485(我孫子中学校前)
参加費/100円(小学生以下無料) ※申込不要、ペット・飲食物持ち込み不可(清涼飲料水可)、駐車場なし
問い合わせは、TEL 090(6034)9149 同会へ(9時〜17時)。
2023手賀沼の野鳥カレンダー
限定100部 好評発売中
手賀沼周辺で撮影された四季折々の野鳥を満喫できる朝日れすかオリジナル月めくりミニカレンダー2023が完成。身近な野鳥たちが手賀沼の美しい自然の中で見せる、煌めく命の瞬間を見事に切り取った12枚。小さな渡り鳥たちがやって来る環境をいつまでも残していきたいという願いを込めて発売します。B5判ミニサイズ・フルカラー・朝日れすか編集。頒布価格は1冊600円(税込み)。
お申し込みは、お近くのASA、またはTEL 04(7143)4021 朝日れすか編集室へ(平日10時~17時)。
★読者5名様へプレゼント
ご希望の方は、ハガキに住所、氏名、電話番号、好きな野鳥の名前を書いて〒277‐0852柏市旭町1―4―19朝日れすか「手賀沼野鳥カレンダー」係へ。11月28日(月)必着。
県生涯大学校
3年ぶりの学生募集
千葉県生涯大学校東葛飾学園では、令和5年4月入学の学生を募集している。同校は高齢者が新しい知識を身に付け、広く仲間づくりをし、学習の成果をボランティア活動、自治会活動などに生かし、地域活動の担い手になってもらおうと千葉県が設置。流山市にある本校舎と松戸市にある浅間台教室の2つがある。入学試験はなく、応募多数の場合は公開抽選。
入学資格/千葉県内に住所を有する60歳以上の方
願書受付/12月27日(火)まで
願書配布場所/各市高齢者福祉担当課ほか
学部・授業料/健康・生活学部(週1日・1万6400円)、造形学部園芸まちづくりコース(週1日・浅間台教室・3万3300円)、陶芸コース(週2日・本校舎・5万9200円)※授業料は年額
詳細は、TEL 043(266)4705 同大学校事務局へ。
12/10(土)ながれやまスポーツフェスタ
パラフェスタとうかつ同時開催
気軽にスポーツを楽しもうと、流山市主催の「ながれやまスポーツフェスタ」が開催される。午前の部は幼児から小学6年生までを対象にラグビー講習会とチアダンス講習会で、午後の部はボッチャや卓球、スポーツ吹き矢など8種目にどなたでもチャレンジできる。参加無料。詳細は、TEL 04(7157)2225同市スポーツ振興課へ。
今回は、千葉県主催「パラスポーツフェスタとうかつ」も同時開催で、ブラインドサッカーなど5種目を体験できる。参加無料。詳細は、050(3134)3992 県事務局へ。
日時/12月10日(土) 午前の部10時~12時、午後の部13時~15時30分
場所/キッコーマンアリーナ(流山市野々下)
※申し込みは、11月25日(金)までに各ホームページから。応募者多数の場合抽選。
1/13(金)七福神巡りと正月料理
かしわ七福神の会会員募集
「柏にも七福神を」という市民の声から「かしわ七福神の会」(中山悠一郎代表)が発足し、10年の歳月をかけて2018年に七体がそろいました。
今夏、デザインを一新し、「かしわ七福神朱印色紙」がお目見え。福の街・柏を巡って七福神に参拝し、御朱印をいただき、正月料理をご一緒に。同会では、新春を寿ぐ七福神巡りの会員を募集中です。
当日は貸切バスで、①大黒天(慈本寺)②弁財天(神明社)③布袋尊(福満寺) ④寿老人(戸張香取神社) ⑤福禄寿寿老人(豊受稲荷本宮) ⑥毘沙門天(花井山大洞院) ⑦恵比寿天(旭町香取神社)のルートです。
昼食はハート柏迎賓館で。
日時/新年1月13日(金) 9時~15時30分
集合場所/柏駅東口企業バス乗り場
参加費/5000円(食事、色紙、印判代など含む)
定員/申し込み先着25人
申し込み・問い合わせ/かしわ七福神の会 代表の中山さんTEL 04(7174)0248
※申し込み書に参加費を添え、豊受稲荷本宮または、旭町香取神社、花井山大洞院まで。