2019年9月の話題
東葛から東京2020へ国枝慎吾さん 車いすテニス
けが克服 最強の道再び
母校で講演した国枝慎吾選手。参加者との記念撮影に笑顔で応じる=8月10日、柏市の麗澤大学
2020年東京パラリンピックの開幕(8月25日)まで1年あまり。日本代表に内定している車いすテニスの国枝慎吾選手が8月10日、母校の麗澤大学(柏市)のセミナーで「世界王者の飽くなき挑戦」と題して講演した。東京大会に寄せる思いとは――。
錦織圭選手が活躍する前のエピソードだ。「なぜ日本のテニス界には世界的な選手が出てこないのか」。日本人記者の質問にテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー選手(スイス)はこう答えたという。「日本にはクニエダがいるじゃないか」
グランドスラム(四大大会)車いす部門で、男子歴代最多の計42回(シングルス22回、ダブルス20回)の優勝を誇る世界最強のプレーヤーだ。パラリンピックではシングルスで2個、ダブルスで1個の金メダルを獲得している。
試練にも直面した。16年リオデジャネイロ大会の約5カ月前に右ひじを手術し、痛み止めの注射をうって試合に臨んだ。3連覇を狙った男子シングルスでは準々決勝でストレート負けを喫し、ベスト8にとどまった。
年が明けてもいっこうに痛みが引かず、引退も考えたという。バックハンドを強化することで活路を見出し、18年に全豪、全仏オープンを制して復活した。
東京大会でパラ出場は5大会連続となる。「グランドスラムに集中しているというのが本音」としながらも、金メダル獲得への意欲ものぞかせた。「ちょっと意識してきている。金メダルを取りたいし、取るんだという気持ちでやっている」
国枝選手といえば「俺は最強だ」のフレーズが有名。傲慢に聞こえるかもしれないが、決してそうではない。メンタルトレーニングで手に入れた、自分を奮い立たせる魔法の言葉だ。
1984年2月21日生まれ。柏市在住。9歳のころ、脊髄腫瘍で車いす生活になる。母の勧めで11歳のときに柏市の吉田記念テニス研修センターで車いすテニスを始める。17歳から丸山弘道コーチの指導を受けるようになり、本格的に競技の道へ。麗澤大学在学中から世界の舞台で活躍。2006年にアジアの選手で初めて世界ランキング1位となる。09年には日本の車いすテニス選手で初のプロに転向し、ユニクロと所属契約を結ぶ。16年からシングルスが実施されたウィンブルドン選手権で、男子初の四大大会全制覇をめざしている。
松戸市長崎訪問の中学生大使 帰庁報告
平和の尊さ「伝えたい」
長崎に派遣された平和大使の中学生=8月10日、松戸市役所
松戸市の「平和大使長崎派遣」事業で、市内の中学生22人が8月7~10日、長崎市を訪れ、青少年ピースフォーラムなどに参加した。10日に帰庁報告会があり、被爆地で学んだことや感じたことを一人ずつ発表した。
同事業は2008年度に始まり、今年度で12回目。21校51人から応募があり、男子10人、女子12人が平和大使に任命された。
現地では、被爆建造物や原爆資料館などを見学し、核兵器の恐ろしさを学んだ。74回目の原爆の日を迎えた9日には、平和祈念式典に参列。犠牲者の冥福を祈り、黙とうを捧げた。
青少年ピースフォーラムは平和学習などを通して、平和に対する理解を深めてもらうのが目的。全国から参加した同世代の人たちと「戦争と平和」について話し合った。
帰庁報告会で、和名ケ谷中2年の松本虎太郎君は「長崎に行く前から、母や祖母に原爆のことを聞いていた」と話し始めた。母方の祖母が長崎県南島原市深江町生まれという。「爆心地近くの被害状況を詳しく知りたくて」応募したといい、「原爆資料館では無我夢中で写真を撮った」そうだ。2歳違いの姉、歌子さん(高1)も一昨年、中学2年で平和大使を務めた。
市は10月6日に「平和の集い」を開く。その中で、平和大使の中学生が長崎で体験したことを報告する。
我孫子市素朴な土人形「下総玩具」展
9月6日(金)〜11日(水) 故松本さんの作品一堂に
お面の数々
柏市の自宅裏山にあった粘土を手びねりして野焼きし、色付けした素朴な土人形や張り子……。「下総玩具」と呼ばれる焼き物などの創始者、故松本節太郎さんの作品展が9月6日から同11日まであびこ市民プラザで開かれる。日本各地の風景を版画で描いた浮世絵師、川瀬巴水の人形画展も併催される。
松本さんは東京・下谷の染物屋の四男として生まれ、戦時中、疎開で柏にやって来た。1945年から裏山の粘土を使って干支や七福神の首人形づくりから始めた。作品をリュックに詰めて都内の上野や浅草で行商したこともある。
作品は大別して野焼きする「土」と石膏の型に和紙を張り付ける「張り子」の二つ。モチーフは動物、町娘、花魁などの人形やお面など様々で、わかりやすく、シンプル。そしてデフォルメ的な表現と、染物屋という環境のせいか、独特の色使いだ。
地道な創作活動が評価され、88年には東葛地域の民間文化・芸術表彰のヌーベル文化賞の第1回受賞者に選ばれた。97年にはJR柏駅西口のダブルデッキ壁面に松本さんの小面約85点がはめ込まれた。
2003年には柏市の「ギャラリーヌーベル」に約1千点の作品を集めた下総玩具資料室も開設された。親交があり、松本作品コレクターでもある鈴木昇さんが経営するギャラリーだ。
松本さんは101歳10か月で亡くなる直前まで制作を続け、万を超える作品を制作したという。会場には遺作となった高さ2、3㌢で円錐状の「雨だれ」をはじめ、大小様々な作品が展示される。主催は地域の文化運動を広める手賀沼アート・ウォーク実行委員会。同会長でもある鈴木さんは「松本さんは宣伝に積極的ではなかったため、郷土玩具があるのはあまり知られていない。巴水と同様に日本人の『心』が感じられる作品を味わってほしい」という。
期間中のイベントは下総玩具に関する講演(6、7日)、子ども向け玩具づくりワークショップ(8日)、講演「創設者・松本節太郎との出会い」(8日)。入場料500円(中学生以下無料)。半券持参で期間中再入場無料。
問い合わせは実行委事務局(04・7146・6800)へ。
我孫子市市民のチカラまつり
9月14日(土)15日(日) 我孫子・けやきプラザで
にぎやかなステージ(昨年の市民のチカラまつり)
我孫子市の「市民のチカラまつり2019」が9月14、15両日、JR我孫子駅南口の「けやきプラザ」で開催される。今年度のテーマは「やりたいことのない人も、きっと見つかる楽しいイベント」。市民グループなど約80団体が参加し、いろんな企画を展示したり、披露したりする。
「こどもハローワーク」(14日)は、参加団体が求人票を出して、子どもに団体活動を体験してもらう。ご褒美は賃金の代わりに駄菓子。ギター、ハープ、琵琶を合わせたような楽器「バンドゥーラ演奏」(同)では、ウクライナの歌姫・カテリーナさんの歌と演奏。
最上階11階の展望とともに蓄音機、真空管アンプによるレコード演奏会「スカイラウンジコンサート」(同)はオーディオファンにはたまらない。
「子どものあそびの国」(15日)は川村学園女子大学テーブルゲーム部などの団体がトランプ、オセロをはじめ、ケン玉、バルーンアート、折り紙などで子どもたちを楽しませる。
ママさんグループの詩・絵本の読み聞かせ会「おはなしの樹」(同)、フリーマーケットやパパ・ママ用のワークショップ「hand in hand」(同)など盛りだくさんの企画だ。
団体を取りまとめる「あびこ市民活動ステーション」の河内弘之・サブマネジャーは「子どもから両親、そして祖父母といった多世代が交流する場にしたい」という。
この催しは2003年に「市民活動フェア」として始まった。その後、「我孫子市民フェスタ」「我孫子のこれからフォーラム」と名を変え、17年から「市民のチカラまつり」となった。
問い合わせは「あびこ市民活動ステーション」(04・7165・4370)へ。
柏市地域医療を担う人材育成へ
東葛高と国際医療福祉大の連携
高大連携の協定書に署名(左から東葛高の医歯薬部長田中晃二先生、三澤信吾教頭、平賀洋一校長、国際医療福祉大学の大友邦学長、河上裕医学部長)
県内の公立高校で唯一の医歯薬コースがある千葉県立東葛飾高校(以下、東葛高校)と国際医療福祉大学成田キャンパスが7月26日、高大連携事業に関する協定を結んだ。連携し交流を深めることによって相互の教育活動の推進・活性化を図ることを目的としている。
成田キャンパスで行われた締結式には、国際医療福祉大の大友邦学長、東葛高校の平賀洋一校長らが参加した。大友学長は「交流を通して本学の医学部に優秀な人材を送っていただきたい。高大連携することによって医療、福祉にも興味を持ってもらえればうれしい」と話した。平賀校長は「95年の伝統の中、多くの優秀な人材を世界に送ってきたと自負している。連携が医歯薬コースの一つの支えになればと思う」と期待を寄せた。
協定後は、大学教員による高校への出張講義や、高校の生徒が同大での模擬授業・模擬実習などを受講するという。 高大連携事業を同大と締結している高校は全国で11校。成田キャンパスでは、千葉県立成田国際高校、同県立成田北高校に次いで東葛高校が3校目。同高は平成26年に将来の地域医療を担う生徒を育成するために医歯薬コースを設置。現在、3学年合わせて87人が在籍。医療従事者に求められる学力と、高い倫理性、豊かな人間性を育んでいる。東葛高校医歯薬部長の田中晃二先生は「医療に携わる者は、人のために生きるという覚悟を持つプロフェッショナルとして取り組んでもらいたい。生涯キャリアとして人間性や適性なども重視されるので、日々進化する医療を将来にわたり、学び続ける気概のある生徒に育てたい」と熱く語った。地域医療の発展に心強い連携の明りが灯った。
東葛東海第二原子力発電所の再稼動に関する住民説明会を実現させよう
9月1日 15時~署名活動
原発を再稼働していいの?安全性はそれで大丈夫?
市民グループ「エナガの会と原発とめよう! 東葛の会」は、日本原発、原子力規制庁による東葛地域での説明会の開催交渉を東葛6市長に要望する署名活動を実施する。
日時/9月1日(日)15時~16時30分
場所/松戸駅・柏駅・我孫子駅・新鎌ケ谷駅・流山おおたかの森駅・梅郷駅の各駅頭
※オンライン署名もあります。
問い合わせは、若井さんTEL080(3449)0224まで。
東葛食品ロス対策
フードドライブを活用
まだ食べられるのに捨てられている食品「食品ロス」は、日本全体で年間643万トンもあるといわれている。食品ロスを減らせばゴミの削減にもつながる。柏生活クラブ風の村あいネットでは、あわせて福祉も後押しすることを目的とした「フードドライブ」という食品の寄付活動を実施している。
〈対象食品〉
穀類(米・麺類・小麦粉など)、調味料各種・食用油、飲料(ジュース・コーヒー・お茶)、保存食品(缶詰・瓶詰など)、インスタント食品・レトルト食品、菓子類、乾物(のり・豆など)。
いずれも破損がなく、未開封の物。賞味期限が2カ月以上あり、常温で保存できるもの。米は平成29年産まで。
お家で余っている食品があれば回収も。
問い合わせは、TEL04(7162)5933 柏生活クラブ風の村あいネット(柏市柏5―2―17)へ。
ご近所探訪ご近所探訪参加してみませんか
■我孫子・援農ボランティア養成講座
我孫子市の「あびこ型『地産地消』推進協議会」では、市内の農家で農作業を手伝う「援農ボランティア制度」を実施。地元の農産物生産者・農家、市民・消費者、行政(市役所)などが力を合わせて取り組んでいるボランティア活動の一環で、時間があるときに、市内の農家を手伝うことで「農のあるまちづくり」を目指すという。
同協議会では今年の養成講座参加者を募集している。性別、年齢、国籍を問わず、我孫子市以外の方も参加可能。農業を通して、今まで知らなかった地元のことや日本の農業の事を知り、仲間作りにも役立てよう。
希望者に向けて、活動に必要な基礎的な知識を学ぶ第16期講座を9月14日から開講。座学2回と、市内農家での実習4回を行う。講座終了後に援農ボランティアとして登録し、1カ月単位の活動希望を提出する。受け入れ農家の希望に合わせて活動予定日を決定。
開講日/9月14日(土)~10月19日(土)の毎週土曜日(半日)※申込締切:9月6日(金)
費用/1000円(協議会の年会費として)
応募、問い合わせは、TEL04(7128)7770、FAX04(7128)7771 祝日を除く月、火、木曜日の9時~17時 同事務局へ。
■野田・上花輪歴史館 緑陰講座 季節の養生食
宮司にして食文化・陶磁器のスペシャリスト、民俗学者の神崎宣武氏(旅の文化研究所所長)を講師に招きます。
日時/9月7日(土) 13時30分開演
場所/上花輪歴史館(野田市上花輪507)
入館料/500円 ※聴講無料
問い合わせは、TEL04(7122)2070同館へ。※8月は夏季休館中
好評!新聞スクラップ教室
夏休みの自由研究にもぴったり! 柏会場に親子54組
先生に聞いたり、保護者との会話も弾むスクラップ作業
夏休みの自由研究にもぴったり! 「親子で新聞スクラップ教室」が7月13日、柏の葉にあるさわやかちば県民プラザ会議室で行われ、54組の親子が熱心に取り組んでいた。
「考える力」「調べる力」「表現する力」の学習に役立ててもらおうと全国新聞教育研究協議会と、千葉北部朝日会柏支部、朝日小学生新聞が主催。協議会から派遣された学校の先生たちがスクラップの方法を指導。参加した子どもたちは配られた朝日新聞と朝日小学生新聞から保護者と相談しながら好きな記事を選んで切り抜き、大判の特製スクラップブック帳に貼り、記事の感想などを書いていた。
柏市の藤心小6年石井こころさんは、「普段も自分のノートに新聞の切り抜きをしている。楽しい」と記事の説明をイラスト入りで上手にまとめていた。柏八小3年の湯浅果歩さんはアオウミガメの記事に興奮。お父さんとの会話も弾み「生き物が大好き。家に帰って調べてみたい」とやる気満々。お父さんは「兄弟の末っ子で、普段あまり話をしてないから、こんなにいろんなことを話して、びっくりです」と娘の意外な一面を発見できてうれしそう。参加者たちは夏休み中に仕上げて、朝日小学生新聞主催のスクラップ学習コンクールにも応募したいと目を輝かせていた。
ASAニュース社会奉仕1000回の皆勤賞 病に負けず仲間と精進の半世紀
松戸中央ライオンズクラブの甲斐十二月さん
皆勤賞で表彰される甲斐さん=柏日本閣
朝日新聞松飛台販売所元所長の甲斐十二月(じゅうにがつ)さんは、2009年に経営現場を勇退後も地元松戸市でボランティア活動を継続し、世界的な人道奉仕団体ライオンズクラブの例会になんと現役時代から通算1000回、休まず出席。退職後、2度の脳梗塞を発症し、不自由な身体になってもボランティア活動への意欲は失せず、リハビリに耐え、見事快挙を達成した。昨年の暮れに行われた同クラブの1000回記念特別例会で会長の岩橋成明さんから皆勤賞を授与された。
甲斐さんは大分県出身で中学卒業後、京都の友禅染の職人見習いを経て上京。1968年、松戸市で新聞販売店を開業した。当時、ベッドタウンとして人口急増の地域だったこともあり、経営は軌道にのり、寝る間も惜しんで仕事に没頭。都心への通勤客のために毎朝5時半までに新聞を届けることが信条だったという。「文化を商いにできたなんて、こんな幸せなことはなかった」と振り返る。
1977年11月、所属する松戸中央ライオンズクラブの創設に寄与し、以来、仲間と共に江戸川の常夜燈設置や清掃、募金活動など、半世紀にわたって地元のために奔走してきた。
このほど甲斐さんの功績を称え、アメリカイリノイ州にある同クラブの国際本部展示室に、歴代の功労者と並んで甲斐さんの名前が掲げられることになった。表彰式で国際財団のナレシュ・アガワル理事長よりお祝いの書面を受け取った甲斐さんは、「感無量。生涯現役でクラブの正会員として少しでも社会のお役に立ちたい」と喜びをかみしめた。
★弊紙「朝日れすか」の発刊にもご尽力いただいた。
エンタメ招待席南風の伝言 ~沖縄・島唄コンサート~ 大工哲弘
9月13日(金) 柏 スタジオWUUで
大工哲弘
大工哲弘(うた・三線)
大工苗子(琴・囃子・踊り)
大城朝夫(太鼓)
● Open 18:30 Start 19:00
● 予約/当日とも\3500 +ドリンク代
<ご予約受付中 (前日まで)>
◎主催:南風の伝言2019柏実行委員会
◎企画:warming up
◎お問い合せ:児島=TEL 090-8721-7577
エンタメ招待席私たちは忘れない
9月1日(日)松戸で復興支援コンサート
松戸で9月1日、今年8回目となる松戸市民劇団と松戸探検隊ひみつ堂共催、松戸市観光協会後援による『震災復興支援チャリティーショー 私たちは忘れない』が行われる。
松戸市出身の歌手、泉珠里をはじめ、上条操、吉崎さとしのほか、山田修&男性コーラスグループハローナイツら豪華ゲストが登場。朗読グループの「会えて良かった会」も友情出演する。このショーの収益の一部は東日本大震災などの被災地へ寄付。これからも復興支援をご一緒に。
日時/9月1日(日)13時30分開演
会場/松戸市民会館(松戸駅東口)
入場料/1000円(当日1500円)
お問い合わせ・お申し込みは、TEL047(727)7825 松戸探検隊ひみつ堂へ(10時~17時、月曜休)。
★このチャリティーショーに読者5組10名様ご招待
ご希望の方は、「復興支援チャリティーショー」希望と書いて住所、氏名、年齢、職業、電話番号、今月の紙面についてのご意見・ご感想を書いて、〒277-8691 柏郵便局内私書箱46号朝日れすかへ。8月27日(火)必着。抽選の上、当選者へ直接発送。
エンタメ招待席9月8日(日)9日(月)柏で食いしん坊の祭典
80店以上参加のユルベルト
ベルトを弛めて街を楽しむ食いしん坊の祭典「第14回ユルベルトKASHIWAX」が9月8日(日)、9日(月)の2日にわたり柏駅前のお店を中心に始まる。今年はなんとニュージーランド大使館公認だ。
世界ラグビーの強豪、ニュージーランド代表オールブラックスがラグビーW杯の事前キャンプ地として柏にやって来るのを記念して市民ぐるみでニュージーランドを応援しょうと、参加約80店がニュージーランドの食材を使ったメニューを中心に盛り上げるという。ユルベルトの回数券は、半券1枚「1フード、1ドリンク」セットで5件のお店の食べ歩きができる。前売り券は、5枚綴りで3800円(東日本大震災復興団体「みちのく未来基金」への寄付金100円を含む)。1人で何枚購入しても仲間で利用してもOK。販売はユルベルト参加店店頭または、かしわインフォメーションセンター(KAMON 04・7128・5610)で8月25日から9月8日まで。オールブラックスを応援して食の祭典をみんなで楽しもう。
最新情報はWEB・SNSのwww.yurubelt.comで。
注目自然派で美しく
琉球ローズ化粧水完成
100㏄3000円(税別)
さんごの村、沖縄恩納村からのすてきな贈り物、庚申バラ(琉球ローズ)の化粧水をご紹介。
庚申バラの花と実は、生理不順、生理痛、甲状腺の腫れに効能があるとされ、伝統的な中国漢方でも使用されるほど女性にうれしい花。村の環境に配慮し、無農薬で栽培された庚申ばらの生命力あふれる花弁から抽出した化粧水は、潤い感、しっとり感ともに優れ乾燥肌にピッタリ!
野趣あふれる健康的なばらの香りに癒されながら、いつまでも美しくの願いを込めて皆様にお届けします。100㏄3000円(税別)。発売・ちゅらさ工房(090・1946・0147沖縄県恩納村恩納6486)。
★琉球ローズ化粧水を 読者2名様へプレゼント
この化粧水をご希望の方は「琉球ローズ化粧水」と書いて住所、氏名、年齢、職業、電話番号、今月の紙面についてのご意見・ご感想を書いて、〒277-8691 柏郵便局内私書箱46号朝日れすかへ。8月27日(火)必着。抽選の上、当選者へ直接発送。
柏市9月10日~14日NZ代表オールブラックスが柏にやって来る!
ラグビーW杯事前キャンプの全力サポート誓う
柏市オリジナルハカを披露するみなさん
いよいよラグビーワールドカップの開幕が迫ってきた。9月20日から日本で開催されるラグビーW杯で3連覇を狙うニュージーランド代表(愛称オールブラックス)が事前キャンプ地として9月10日から14日までホストタウンの柏市にやって来る。
同市ラグビーフットボール協会は熱烈歓迎の気持ちをニュージーランドに伝えようと8月10日、キャンプ地の拠点となる柏の葉公園総合運動場でPRイベントを開催。市民約100人が参加した。
参加者は柏の葉キャンパス駅近くの公園から競技場までオールブラックスのチームカラーの黒に身を包み、統一したのぼりやフラッグを振りながら練り歩いた後、準備万端に整備された競技場の芝のピッチを見学。ピッチ上でニュージーランド国歌斉唱と、「みんなの力を合わせて生きて行こう!」という柏オリジナルのハカ(オールブラックスが国際試合で行う闘い前の踊り)を力強く披露した。
当日はニュージーランドの選手たちに歓迎の意を込めて贈るメッセージ動画の撮影も行われ、参加者全員が英語での収録に臨んだ。
司会進行を務めた柏市ラグビーフットボール協会の水田亮介さんは「オールブラックスが来るということはサッカーのブラジル代表、NBAのドリームチームが来るのと同じこと」と満面の笑みで話した。
イベントに参加した川北蒼大くん(柏・高柳小4年)は「世界一のチームが来るのはわくわくします」、オクベ大貴くん(柏第二小4年)は「楽しみです。すごいことだと思います」とオールブラックスの来日が待ち遠しいと元気いっぱいだ。
同協会理事の吉田意人さんは「今回のことは柏のレガシーとなる。この機会にラグビーというスポーツに少しでも関心を持って知ってもらいたい」と期待を膨らませた。
簡単!エコクッキング101
米ぬか
料理 大瀬由生子
玄米の表面をけずって精米するとできるのが「米ぬか」です。胚芽とそれを守る種皮と果皮が原料。白米を食べるようになって、食べられなくなった米ぬかですが、栄養素(ビタミン・ミネラル・フィチン酸・食物繊維など)の多さに驚きます。便通改善や整腸効果、肌荒れ解消やアトピー・花粉症改善など、また血液サラサラ効果や血糖値低下など、優れた効能があります。
〈米ぬかの炒り方〉
オーブンを150℃に予熱する。米ぬか100gを、オーブンシートを敷いた上に平にのせ、10分加熱する。または、フライパンで弱火にして4~5分から炒りする。全体の10パーセントの水分が抜けたらOK。
保存容器に入れて冷蔵庫で保存(1週間が目安)。炒っていない米ぬかは冷凍庫で保存する(1カ月が目安)。
★ふりかけるだけ
納豆に=食物繊維豊富な米ぬかと発酵食品の組み合わせで腸内活性。味噌汁に=コクが加わり美味しさアップ。冷ややっこに=香ばしさをプラス! クリームチーズに=お酒のおつまみにおすすめ。まぶしかけて少しお醤油をかけても美味しいですよ。もずく酢に=ほんのりとろみがつきます。
エコポイント
白米を精米したときに出る米ぬかを炒りぬかにし、いろいろなものにふりかけて手軽に使ってみましょう。
※大瀬さん著「米ぬかレシピ」が9月26日出版。