2016年10月の話題
柏市セグウェイ 柏の公道で走行実験
有料ツアーの参加者募る
インストラクターの先導で、一列になって走行する参加者
柏市の柏の葉キャンパス地区で7月から、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の公道走行実証実験が行われている。一般の参加者を募って公道を走る有料ツアーを来年3月まで続け、セグウェイ活用の可能性を探る。
「セグウェイキャンパスツアーin柏の葉」と題した有料ツアーは、柏市や柏の葉アーバンデザインセンター、千葉大学などでつくる「かしわ移動支援ロボット実証実験推進会議」が実施している。公道での走行実証実験は茨城県つくば市などで行われたことがあるが、県内では初めての試みという。
東京大学と千葉大学のキャンパスがある同地区は、国際的な学術研究都市をめざして整備が進んでいる。街づくりのもう一つの柱が、次世代環境都市。「環境にやさしく、自由で楽しい移動交通システム」として、セグウェイの活用が検討されてきた。今回の実験では、現状の公共交通手段を補完する役割を果たせるのか、地域観光の活性化や地域交流の促進につながるのかを検証する。
ツアー参加者は、市民でつくる「柏の葉セグウェイクラブ」による講習を受けたあと、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅近くの公園をスタート。インストラクターの資格を持つクラブ員の先導で一列になって公道などを走行し、柏の葉公園をめぐって約5キロを往復する。
8月6日のツアーに参加した柏市在住の主婦、東明美さんは「最初は肩に力が入ったけれど、慣れると楽しい。気軽に利用できる環境が整えば、公園などで四季折々の風景を楽しんでみたい」と話していた。
年内は10月1、8、22日、11月12、26日、12月10日の計6回、午前と午後に実施される。1回の定員は6人で、参加費は五千円。普通自動車免許を所持する18歳以上、70歳ぐらいまで。
申し込みは専用サイト http://kashi-robo.jp/
問い合わせはメール info@udck.jpで。
柏市柏・麦わらぼうしの会 旧吉田家住宅で上演
平和願い朗読劇
最年少メンバーの村山慧さん、26歳。母親も会員として活躍している
終戦から71年目の今夏、戦争と平和を考える行事が各地で催された。広島と長崎の被爆体験を朗読劇で伝えている市民団体「柏・麦わらぼうしの会」は8月21日、柏市の旧吉田家住宅歴史公園内の主屋で朗読劇を上演し、平和の大切さを訴えた。
「この子たちを忘れない2016―1945ヒロシマ・ナガサキ―」(朝日新聞千葉総局など後援)と題した朗読劇は、同会による20回目の自主公演となる。正木容子代表が脚本、演出を担当。家族の情愛をテーマに、子どもを亡くした母の思い、親を亡くした子の思いなどを約50分の舞台に凝縮させた。
公演は2回行われ、約140人が来場した。小学生の子ども2人を伴い家族4人で訪れた柏市の主婦、成島曉子さんは「戦争のおろかさ、平和の尊さをぼんやりとでもいいから感じ取ってほしい」。長女遥香さん(3年生)の感想は「戦争はこわい、と改めて思いました」だった。
同会は1995年から、被爆者の手記をもとにした朗読劇を上演してきた。メンバーの中に被爆体験者がいる。圍(かこい)照子さん、83歳。中学1年生、12歳の時に長崎で被爆した。「命のある限り、私の体験を語り継ぎたい」。そんな思いに駆られ、2006年から公演に参加するようになった。
公園内の新蔵ギャラリーには8月3日から21日まで、原爆に関する写真パネルや資料が展示された。
流山市好評! シニアによる中国語劇 手づくりの新解釈桃太郎
流山・C&Cクラブの試み
表情や身ぶりも豊かに初めての中国語劇を披露
流山市でケア(介護)とカルチャー(生涯教育)を中心に、ユニークな取り組みで注目を集めているNPO法人C&Cクラブ(上矢洋久代表)は、高齢者ふれあいの家支援事業の一環として「気晴らし喫茶室」を運営。多彩な講座に地域の高齢者が多数参加している。
講座のひとつ、中国語の受講生による中国語劇・桃太郎が7月10日、流山南福祉会館で上演された。開演を前に代表の上矢さんが舞台に登場。「日本と中国の関係は微妙だが、桃太郎と鬼が最後に仲良くなるという、素人が作ったストーリーで民間レベルの友好ムードを高めたい」と挨拶。
出演者は週2回、1回1時間半の講座で約半年の準備を重ね、桃太郎、犬、猿、雉、鬼も個性的な身振りで表情豊かに約15分にわたり熱演した。 上演前、劇中に出てくる桃太郎や、饅頭、饅頭の一から十までの中国語での数え方を会場全体で声を出して練習。最後に自分の名前を中国語で紹介すると、会場から大きな拍手が送られた。
講師は重慶出身で日本に帰化して23年の山口莉慧さん。「発音の難しい中国語を熱心に覚え、よくできました」と出演者の頑張りをたたえた。犬役を演じた安蒜朱美さん(57)は、「台所の流し台にセリフを貼り、先生が吹き込んでくれたCDを聞きながら練習しました」とにっこり。鬼役の小山ユウ子さん(66)は、「全体練習でようやく身についてきた感じがしました」と無事演じ終え、ほっとした様子。
観客席からは「ユーモアがあってとても楽しかった」と感動の面持ちの女性(同市・68歳)や、小学5年生の娘と一緒に楽しんでいた父親(同市・48歳)は「企業や組織ではなく、地域の人たちが集まって創り上げる劇に興味を引かれた。娘にも地域活動の現場を体験させたかったので連れてきた」と話した。
当日は演劇のほか、太極拳や日本舞踊の受講生も練習の成果を披露。クラブ創設15年8カ月の地域に根ざした着実な歩みが伝わってきた。
松戸市「宇宙っておもしろい」
山崎直子天文教室
スライドを上映しながら、宇宙での体験を話す山崎直子さん(松戸市民会館)
「山崎直子宇宙飛行士と学ぶ宇宙のしくみ」と題した夏休み天文教室が8月30日、山崎さんが名誉館長を務める松戸市民会館で開かれた。当初は定員が75人、会場はプラネタリウム室を予定していたが、希望者が殺到したため会場を会議室に変更して開催。市内の小学生と保護者約150人を受け入れた。
山崎さんは同市で生まれ育ち、相模台小、第一中を卒業した。小学生時代は市民会館に併設されたプラネタリウムに足繁く通い、影響を受けたという。2010年4月、スペースシャトル・ディスカバリーに搭乗して宇宙へ飛び立ち、国際宇宙ステーションに約15日間滞在して地球に帰還。同市は山崎さんが帰還した4月20日を「まつど宇宙と科学の日」と制定し、プラネタリウムを「NAOKO SPACE PLANETARIUM」と命名した。
山崎さんはまず、宇宙食や無重力、月と星、宇宙実験などのテーマごとに、スライドを上映しながら解説した。続いて、質問タイム。「一番おいしかった宇宙食は」という質問に、山崎さんは「カレーライスかな」。子どもたちの飾らない質問に、山崎さんは笑顔で答えていた。
山崎さんが約1時間半の天文教室を通して、子どもたちに伝えたかったのは「変化の激しい時代だからこそ、未知のことにも挑戦していく大切さ、何に挑戦するかを見つけていくためにも、さまざまなことに興味を抱く大切さ」だという。
母親と訪れた小学3年生の小島昌悟君は「宇宙のことがよくわかり、楽しかった。宇宙へ行くために、11年間も訓練したと聞いて驚いた」と話していた。
松戸市「もしもし、お元気ですか?」
あんしん電話ほっとライン開設
ほっとラインの説明をする協議会のメンバーたち
松戸あんしん電話地域見守り協議会(斎藤正史会長)が、孤立しがちな高齢者を市民の手で見守り、安心して暮らせるコミュニティづくりに生かそうと9月1日、「松戸あんしん電話ほっとライン」を開設した。
町会・自治会などが主体となって、医療介護などの専門機関や自治体と連携。自動電話応答機能を活用して、65歳以上の独居・夫婦世帯を対象とする地域見守り活動の一環。
現在のシステム稼動町会は58町会、約400人が登録。49町会が検討中。週に一度の自動電話に応答するシステム利用は電話番号の登録のみで、設置工事、加入者の費用負担はない。医療介護機関からの確認電話や地域の見守りボランティアの訪問などでサポート。電話の曜日、時間は希望制、携帯電話番号も登録可。
「おせっかいとお互いさまが行ったり来たり、顔と顔が見える見守り電話をもっと気軽に活用してもらえたら」と広く加入を呼びかけている。
問い合わせは、火・水・木曜日の10時~16時。年末年始を除く(2017年3月31日まで)。☎0120(386)117(無料)。
柏市地域ぐるみで支援の輪
おしゃべりばー「きゃべつ」オープン
「気軽にごはんを食べに来て」と笑顔の吉田さん(左)
子育てや介護の悩み、障がいがある人の自立などを一緒に考え、高齢者の方々にはおしゃべりを楽しんでもらう地域交流の場、おしゃべりばー「きゃべつ」が8月2日、柏駅東口徒歩3分のところにオープンした。
運営を担うNPO法人いもむし(吉田登美子代表)が、誰もが立ち寄れる場所を作りたいと、同法人の作業所を改装し、長年温めてきたという構想を実現した。店内は温もりのある木の家具やソファーが並び、落ち着いた雰囲気。 月・火・木・金曜のランチタイム(11時~14時)は、うどんやカレーなど素朴な家庭の味を楽しめる。副菜、デザート付きで500円。
店名に選んだ「きゃべつ」の由来は、最初に外側の葉ができ、その中でたくさんの葉が育つキャベツと同様に、地域の中で悩みを持つ様々な人たちを守りたい、やがて外に出て活き活きと暮らせるよう支援したいという願いが込められている。「障がいの有無にかかわらず、どんな人でも利用できるスペースとして地域にゆっくり溶け込み、にぎやかになると嬉しい」と吉田さん。
問い合わせは、☎04(7170)1068 同店へ。
待ちへ出よう! ■エコメッセ2016 in ちば
持続可能な社会の実現を目指し、市民・企業・行政・大学が参加する環境啓発の大型イベント。エコステージでは、つかいまわし工房のファッションショーがあります。環境について楽しみながら考え、体験しよう! エコメッセちば実行委員会主催。※入場無料
日時/9月22日(木・祝) 10時~16時
場所/幕張メッセ国際会議場
問い合わせは、TEL☎080(5374)0019 同実行委員会へ。
街へ出よう!■かしわde国際交流フェスタ2016
国際交流活動や華やかな民族衣装での各国のダンス、バザーほか。柏市国際交流センター指定管理者NPO法人柏市国際交流協会主催。※雨天決行
日時/9月25日㈰ 11時30分~15時
場所/柏駅東口ハウディーモール、ファミリー広場、パレット柏オープンスペース
問い合わせは、TEL☎04(7157)0281 柏市国際交流センターへ。
街へ出よう!■流山人形供養会
壊れたり古くなった人形を供養し、お焚き上げをして感謝の心を捧げ、愛情を注ぎ親しんだ人形たちの魂の冥福を祈り慰めます。流山市観光協会主催。
日時/10月8日㈯ 10時~11時(人形受け付け9時~10時30分)
場所/流山市・成顕寺
詳細は、TEL04(7168)1047 同協会事務局へ。
街へ出よう!■「そごう柏店と東口の歩み」とメッセージ展
9月30日で営業を終了するそごう柏店が、ともに発展してきた柏駅東口の当時のにぎわいや、懐かしい景色を見ることができる写真展を開催する。市及び市民団体「フォトアーカイブス柏」が全面協力。また、柏にゆかりのあるサンプラザ中野くんやパッパラー河合さん、柏レイソルの下平隆宏監督などの著名人から、そごう柏店へ寄せられたメッセージも掲出される。43年の歴史を振り返り、思い出を胸に刻もう。そごう柏店主催。柏市教育委員会ほか協力。※入場無料
日時/9月20日㈫~30日㈮ 10時~20時
場所/そごう柏店2階特設会場
問い合わせは、TEL04(7163)2111㈹ そごう柏店へ。
10月1日(土)参加無料在宅緩和ケアという選択肢
専門医による公開講座
食道から大腸、肛門までの病気治療に信頼が厚い辻仲病院柏の葉が10月1日(土)、第2回市民公開講座を開催。テーマは、在宅緩和ケアという選択肢『つながる』、『支える』、『和らげる』。講師は、鈴木央(ひろし)氏(鈴木内科医院院長)。
鈴木院長は、日本における緩和ケアの草分け的存在といわれる、父親の壮一氏から鈴木内科医院(大田区)を引き継ぎ、地域住民のかかりつけ医として、プライマリ・ケアを行う医師(緊急の場合の対応から健康診断の結果など、患者さんの抱える様々な問題について、いつでも幅広く対処する何でも見る専門医)としての役割を担っている。
外来診療の合間を縫って在宅患者の自宅を訪問し。患者とその家族を身近で支える鈴木院長の貴重な講演に耳を傾け、これからの医療のあり方や受け方を考えてみよう。
日時/10月1日(土)、15時~16時30分
会場/KOIL6階(柏市若柴178―4)。TX柏の葉キャンパス駅西口徒歩2分
定員/先着100名
申込み/FAXまたはメールで。9月29日(木)締め切り。
FAX 04(7137)3738
renkei@tujinaka.or.jp
問い合わせは、TEL 04(7137)3003 辻仲病院柏の葉地域連携室へ。
10月7日(金)地域づくりデビューのコツ
松戸で講演会、ワークショップ
ボランティアやNPOなどの活動を始めたい方と、すでに活動している方へ、参加の仕方や受け入れ方について講演。松戸市市民自治課主催。
日時/10月7日(金)18時~20時30分 ※予約不要
場所/松戸市・女性センター
講師/徳田太郎氏(つくば市民大学代表幹事)
定員/60人 ※参加無料
問い合わせは、TEL 047(366)7062 松戸市役所市民自治課へ。
10月15日(土)第10回国立がん研究センター
東病院オープンキャンパス
今やがんは国民の2人に1人がかかり、3人に1人はがんで亡くなる時代に突入しました。地域の皆さまに向けて、最新のがん研究やがん診療、ケアを紹介します。診療・研究スタッフが自ら解説するパネル展示や市民公開講座に加え、陽子線棟見学会や健康チェックなどの体験型イベント、各専門職による相談コーナーなど、多彩なイベントをご用意。今年は「抗がん剤」をテーマに、最新のトピックスと抗がん剤にまつわる生活面での問題など、「知りたい」に応える具体的なプログラムです。お気軽にお越し下さい。
日時/10月15日(土) 10時~15時 ※入場無料
場所/国立がん研究センター東病院
問い合わせは、TEL 04(7133)1111 同病院オープンキャンパス事務局へ。
10月15日(土)無料調停相談会
東葛エリア各市で開催
離婚・遺産相続など家庭内のもめごとや、お金の貸し借りなど民事上のトラブルによる調停の利用などについて、裁判所の調停委員による無料相談会。秘密は守ります。松戸調停協会主催。
10月15日(土)=我孫子南近隣センター・南流山センター
10月22日(土)=松戸市民劇場
10月29日(土)=柏市アミュゼ柏11月5日(土)=野田市欅のホール・鎌ケ谷市総合福祉保健センター
時間は、いずれも午前10時~午後3時。事前予約不要。当日、直接会場へお越しください。※現在裁判中や調停中の事件の相談は出来ません。
問い合わせは、TEL 047(368)5141 千葉地方・家庭裁判所松戸支部庶務課へ。
美味多彩常陸牛食べつくし
東葛六市レストランサミット フードフェスタ2016
東葛六市レストランサミットは、地域のオンリーワンを自認する、文化型飲食店のオーナーシェフらが集まり、食文化を通して地域社会への貢献を目指して活動するために2010年に設立された組織。
今回は髙島屋屋上を貸し切り、常陸牛食べつくしのフードフェスタを開催。A4、A5の常陸牛を使って、シェフが実演しながら各レストランの個性溢れる料理を販売。
流山の京料理『かねき』は、冷しゃぶと地物焼野菜の旨みジュレかけほか、西洋料理『ブラッスリー しんかわ』は、竹の器に詰めた牛弁当ほか、柏の中国料理『文菜華』は、サーロインステーキ香港式黒胡椒ソース柏野菜添えほか、仏料理『ル・クープル』は、まろやかボルシチほか、日本料理『和香』は、牛スジ煮込みのビーフカツカレーほか、伊料理『トラットリア キッコ』は、たっぷりラグーソースのラザニアとカツレツの贅沢セットほか、我孫子の『ビストロ ヴァンダンジュ』は、牛カツのバケットサンドほかを提供し、常陸牛を生かした多彩なメニューに腕をふるう。
メニューは300円から各種。ドリンクも用意。当日会場で1枚300円のチケットを販売。10枚綴りチケットの購入で常陸牛500グラムや参加各店のデザートが抽選で当たる。
日時/9月25日(日)11時~16時
会場/柏髙島屋屋上(雨天時は、本館髙島屋3階エントランス)で販売。
※東葛六市レストランサミットは、共同テーマキャンペーン、機関誌発行、食育活動、研修会などを通して地産地消活動も展開。
美味多彩再登場!
進化した 無添加 柏ふりかけ!
1袋25g入り388円
新米の季節到来! 美味しいお米にふりかけは、日本の食卓の定番。昨年の夏に発売されて大好評を博した「柏ふりかけ」が、食感に工夫を重ね新しくなって再登場。
体にやさしい無添加健康食品ふりかけは、柏市の料理研究家ユニットベジエフ(大瀬由生子・川浦智子)が、子どもたちにもっとお米や野菜を食べて和食の素晴らしさを知ってもらおうと開発。生産高日本一の柏産のカブと健康作用に優れた柏産ショウガ、カタクチイワシも加え、野菜とカルシウムたっぷり。飽きが来ないシンプルな味わいは、赤ちゃんからお年寄りまで分け合って食べられる。一袋25g入り388円で販売。食を大切にする気持ちを込めて売り上げの一部を、子どもの食をサポートするTable For Two基金に寄付。
柏ふりかけは、京北スーパー全店で好評発売中。
ご希望の方はハガキで、れすか編集室「柏ふりかけ」係へ。9月27日㈫必着。ご応募多数の場合は抽選。
エンタメ招待席声優によるサイレント映画を楽しもう!
キネマ旬報シアター柏で
女性弁士がサイレント映画に最新のギャグも交えて、ドタバタ喜劇の世界をイキイキと表現
毎月1回、キネマ旬報シアター柏で開催の朝日新聞販売店主催「活弁による無声映画上映会」は、1920年代アメリカの無声映画に二人の若手女性活弁士がスクリーンの前で、その場でせりふを語る新しいエンターテインメントとして人気上昇中だ。
さらに、上映前には弁士の指導で天声人語の朗読体験も行われ、声を出す音読のレッスンで脳も目覚めると好評。
9月と10月はバスター・キートンの作品を上映。
9/22(木・祝)15:10開演
酋長(約21分)、
猛妻一族(約23分)
9月はバスター・キートンの短編映画2本立て。
『酋長』=強欲な悪徳商人が、わずか1ドルでせしめた元インディアンの土地に、昆虫採集でやって来た若者キートンの身に何が起こる?
『猛妻』=キートンと、ひょんなことから結婚した妻の荒くれ一族との大騒動。偉大なる無表情で演じる、体を張ったアクションとギャグの数々をお楽しみください。
10/21(金)15:10開演
キートン初の主演長編映画。金融界大物の頼りない息子を、体を張って演じるスーパーアクションが見もの。
★読者10名様をご招待
9月22日(木・祝)と10月21日(金)の上映会に各10名様をご招待。ご希望の方は、TEL04(7143)4021朝日れすかへ。定員になり次第締め切り。
9/30(金)スペシャルジャズライブ
ひがまつタウンカフェ
松戸市東松戸に地域コミュニティースペースとして昨年誕生した「ひがまつタウンカフェ」で、ジャズライブを開催。出演は、天田透(コント
ラバスフルートなど)、栗田妙子(ピアノ)、ヤヒロトモヒロ(パーカッション)。地域密着型カフェで、音楽とお茶を楽しみましょう!
日時/9月30日(金) 19時開演
場所/ひがまつタウンカフェ(松戸市東松戸3―6―9)
料金/3500円(1ドリンク付き)。定員30人。
問い合わせは、☎047(700)5550 同店へ。
★読者1組2名様ご招待
このライブに、読者1組2名様をご招待。ご応募は、7面プレゼント同様。9月27日(火)必着。
10/7(金)8(土)竹灯篭の夕べ
我孫子 旧村川別荘で
初秋の旧村川別荘邸内に、竹灯篭およそ600本を設置してお客様を招きます。我孫子の昔の別荘地で、ひとときの懐かしさを体験。1日目はレコード鑑賞、2日目はコカリナの生演奏をお送りします。
参加無料(申し込み不要)。
日時/10月7日(金)、8日(土) 17時~19時
場所/旧村川別荘(我孫子市寿2―27―9)
問い合わせは、TEL 04(7185)1583 我孫子市教育委員会生涯学習部へ。
簡単!エコクッキング(66)
マーボー茄子
料理・写真 大瀬由生子
料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する簡単便利なエコクッキング。今回は旬の秋茄子を使った定番料理をご紹介。
〈材料〉3~4人分/茄子4本、豚ひき肉150g、サラダ油大さじ3杯、にんにく、生姜各1片、豆板醤小さじ1杯。合わせ調味料=水200㏄、オイスターソース大さじ1杯、砂糖大さじ1杯、醤油大さじ3杯、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1杯、水大さじ3杯)、ごま油大さじ1/2杯、好みで花椒か胡椒少々
〈作り方〉
①にんにくと生姜をみじん切りにする
②茄子は縦八つ切りなど食べやすい大きさに切る
③フライパンにサラダ油を入れ、油が温まったら茄子を入れ、軽く火が通ったら取り出しておく
④茄子を取り出したフライパンに❶を入れて、弱火で香りが出るまで炒め、香りが出たら豆板醤も加える
⑤次に豚ひき肉を加えてパラパラになるように炒める
⑥茄子を戻し入れ、合わせ調味料を加え、味がしみたら火を止める
⑦水溶き片栗粉を回しかけ、再び火をつけてかき回しながらとろみをつける。仕上げにごま油を鍋肌から回しかける⑧お皿に盛り付けたら花椒か胡椒を振る※茄子は先に油通しをしておくときれいな紫色に仕上がる。パプリカなど彩のよい野菜を加えてもOK。
エコポイント=旬の食材は体にもお財布にも優しい!
★好評!エコクッキング小冊子
節電、ムダなし、「なるほど」と納得のクッキングのヒントが盛りだくさん。第1回から5月20日号までの4年分48回の掲載レシピを小冊子にしました。
一家に一冊のお役立ちアイテム! 1冊500円(税込)。B6判52ページ。
お求めはお近くのASAまたは朝日れすか編集室へ。