7月の話題
野田市野田市・パルシステム千葉協働事業
買い物弱者へ まごころ便 移動販売車の一日を追う
小山自治会館に停車し、笑顔で接客する石崎篤泰さん
歩いて行ける距離に商店がなく、買い物に困っている高齢者らを支援するため、野田市は生活協同組合パルシステム千葉と協働で、移動販売車「まごころ便」を走らせている。運行開始から3年。現在の利用状況が知りたくて、移動販売車の一日を追った。
金曜、午前9時30分。移動販売車「まごころ便」は野田市のパルシステム千葉・のだ中根店を出発した。ハンドルを握る石崎篤泰さん(52)は、担当になって2年目。「お客さんが必要としている品を直接届ける喜びがあるし、感謝の言葉に励まされることも多い」という。
2トン車に鮮魚、青果、精肉の生鮮3品や惣菜、調味料、菓子など約400品目を積み込み、この日は「川間・関宿南部」コースの12カ所の停留所を巡回する。ほかに「関宿北部・中部」と「東南部・福田」コースがあり、計36カ所の停留所を週に2回ずつ巡って販売する。
自治会館や公園などの停留所に近づくと、音楽を流して到着を知らせる。
出発して約1時間。3カ所目の小山自治会館で、初めて利用客があった。田んぼが広がる農村地帯。バイクや軽トラックで駆けつけた高齢者もいる。「ありがたい」「助かります」といった感謝の声に交じり、「家の近くに来てくれたらいいのに」という声も聞かれた。半径300メートル以内に生鮮食料品などを販売する個人商店がないことが、停留所の設置条件のひとつ。個人商店への影響を避けるための措置だ。
移動販売の協働事業が始まったのは2013年1月。車両のリース代と運行費用の一部を市が負担している。事業継続のためには売り上げ増が不可欠なだけに、利用客が少ない停留所については見直しを図ってきた。
正午近く、木間ケ瀬第一児童遊園で「まごころ便」を利用した鈴木幸江さんは、夫婦二人暮らし。自転車で15分ぐらいの距離に店があるし、補完的に生協も利用しているという。しかし、自転車に乗れなくなったときのことを心配する。「移動販売に頼らざるを得なくなる。停留所がなくなったら困るので、可能なかぎり移動販売を利用しています」。鈴木さんはそう言って肉や牛乳、卵、豆腐などを購入した。
午後6時、移動販売車はのだ中根店に戻った。この日の利用客は47人、売上額は5万7849円だった。目標には遠く及ばない。
移動販売車を頼りにしている「買い物弱者」は少なくない。市は「採算ベースに乗せられるよう、利用者の増加と売り上げの向上に知恵を絞りたい」としている。
野田市コウノトリの幼鳥2羽 野田の空を舞う
試験放鳥2年目、地元定着に期待
飼育施設近くの田んぼに舞い降りた弟の「ひかる」
飼育施設近くの田んぼに舞い降りた弟の「ひかる」
コウノトリが飼育されているのは、同市三ツ堀の「こうのとりの里」。この日の放鳥式で、幼鳥2羽の愛称が発表された。3月26日生まれの兄が「きずな」、2日後に誕生した弟が「ひかる」。近親交配を避けるため、兵庫県立コウノトリの郷公園から譲り受けた有精卵をふ化させた。
試験放鳥は3年計画の2年目。昨年、兵庫県以外で初めて放鳥した3羽のうち1羽は死に、2羽は滋賀県と高知県にいる。地元定着の確立を高めるため、昨年より約1カ月半早く、巣立ち直後で親離れしていない時期を選んだ。
西寄りの向かい風に向かって飛び立った2羽は、白と黒の大きな翼を広げ、上空をゆったりと旋回。やがて「きずな」の姿は見えなくなったが、「ひかる」の方は飼育舎近くの水田に舞い降りた。
飼育施設の周辺には、市と住民が再生させた田んぼや水辺が広がる。その水田で、自然再生のシンボルであるコウノトリの「ひかる」が餌を探している。見学に来た市民の一人は、「こんな光景が日常的に見られたら、素晴らしいだろうね」。
2羽には、個体識別用の足環とGPS(全地球測位システム)発信機が取り付けられ、行動を追跡する。6月13日現在、「きずな」は三郷市付近、「ひかる」は飼育舎を出たり戻ったりしている。
「せっけんの街」に日本水大賞・市民活動賞
手賀沼の浄化に一役
業務用粉せっけん5キロ入りの袋詰め作業
廃食油のリサイクルせっけんで知られる「NPOせっけんの街」が、水環境の保全などに貢献した学校や団体に贈られる日本水大賞の市民活動賞を受賞した。「長年の取り組みが評価され、素直にうれしい。会員をはじめ、活動を支えてくれた方々に感謝したい」と須田恭子理事長。6月21日に日本科学未来館で表彰式がある。
手賀沼の水質汚染が深刻だった1980年に、我孫子市、柏市、流山市、沼南町(現柏市)で、合成洗剤追放の市民運動が始まった。「沼の汚れは家庭雑排水が原因。市民自身が汚染の加害者である」という訴えが、廃食油のリサイクルせっけん工場建設運動へとつながっていく。障害者の働く場所を確保したい、という運動とも連携した。
85年、1万人以上の市民出資による全国で初めての「手賀沼せっけん工場」が、柏市に完成した。94年には「印旛沼せっけん情報センター」を酒々井町に開設。こちらも1万人以上の市民出資を受けた。昨年が設立30周年だった。
せっけんの成分である脂肪酸ナトリウムは、油脂とアルカリ剤を反応させることで生成される。有害な化学物質を含まないので、環境にやさしい。せっけんの街では、粉タイプの「せっけんの街」や、固形の「うてなちゃん」など4種類の商品を製造。袋詰め作業などを、地域の障害者施設と協働でまかなっている。
販売先は、生活クラブ生協が約6割を占める。また、我孫子市は95年から、学校給食
の食器洗いに「せっけんの街」を利用し、廃食油の回収にも積極的だ。
廃食油の回収量は、2014年度実績で2万4000リットル。ドラム缶120本分に相当するが、それでもピークだった94年度の約3分の1に落ち込んでいる。せっけんの生産量も同じ状況だ。
会員数は、個人が260人、団体が40。若い会員が少ないことから、手賀沼工場で技術部門を取り仕切る阿部ともさん(32)は「情報を積極的に発信し、存在を知ってもらうことから始めたい」と話す。
新商品の開発にも乗り出した。ラベンダーのアロマオイルを使用した仕上げ剤で、商品名は「ほのか」。生活クラブ千葉の創立40周年の記念商品として、7月から販売を開始するという。
柏市初心者大歓迎
好評! 男の脳トレ料理クラブ
熱心にメモを取りながら料理に挑戦するクラブのメンバー
定年後もシニアが地域コミュニティーの中で生き生き健康に暮らすことを目指して活動している「男の脳トレ料理クラブ」(島田博見代表)が好評だ。自分のために料理を覚え、食生活を豊かにすることは認知症予防にもなるという。
同クラブは、柏地域で趣味や健康づくり、就労の場、交流の場を提供し、多彩な講座を展開しているプチカル柏の葉実行委員会(矢冨直美代表)の講座受講者有志が結成。活動4年目になる。これまでの経験から、料理をする過程での様々な作業が脳の活動を活発にする効果があることを広
めたいと、5月23日、オープンしたばかりの「パレット柏」
で参加者を募るプレゼンテーションが行われた。
島田代表は、料理によって認知症発生遅延の効果が期待できることを分かりやすく説明。料理は手順の記憶、調理しながら洗い物や片づけなどを同時に行う注意分割機能、計画力などが鍛えられ、自分で料理し食べることは生活習慣病の予防にもつながると熱く語り、おいしく食べて楽しく脳トレすれば仲間作りにもなるので、多くの男性に参加して欲しいと呼びかけた。
「妻が認知症になったので、今度は自分が代わって頑張らなくちゃ」という男性は、食事と散歩などによる運動機能の維持についても熱心に質問。料理への意欲と興味を示した。
次回開催は、6月23日㈭、30日㈭の全2回。定員は16人。
会場/アミュゼ柏の料理室
会費/毎回500円(別途食材費700円程度)
申し込みは、☎04(7100)8439 プチカル柏の葉(月~金・10時~17時)。
柏市市民がつくるまちなか大学
より高いレベルの「学びの場」へ
「コミュニティカレッジ・バックステージ」の参加者
柏市のアミュゼ柏をメイン会場に5月21日、「コミュニティカレッジ・バックステージ」と題するフォーラムが開かれた。コミュニティカレッジは、市民が自らの手でつくり出す「学びの場」のこと。「柏まちなかカレッジ」がホスト校として、開催の準備を進めてきた。
地域の活性化や、人々のつながりを目指して活動している全国のコミュニティカレッジが一堂に集まり、新しいアイデアを共有することで、より高いレベルの学びの場に発展させる狙いがある。今回は16大学の運営者ら43人が参加。高知の「土佐志民大学」、長野の「信州アルプス大学」など、個性的な校名が並ぶ。柏からは「柏の葉サイエンスラボ」も参加した。
午前中はアミュゼ柏で、それぞれの大学が育んできた講義内容やノウハウなど、舞台裏を互いに紹介した。午後は柏のまちなかに飛び出し、レストランやカフェを会場に分科会を開催。その後、アミュゼ柏に戻り、分科会で話し合われたことを発表した。
「柏まちなかカレッジ」を主宰する山下洋輔さんは「それぞれの地域のリーダーたちが出会い、思いや悩みを共有することができた。地域をより良くする学びの場を草の根で広めていきたい」と話している。
松戸市盲導犬育成・普及に
ASAがチャリティーコンサート開催
盲導犬の育成・普及のためのチャリティー「沖縄ニューパワーコンサート」が5月31日、松戸・森のホール21で開かれた(=写真)。松戸市の「盲導犬を普及させる会」の活動を支援するため、同市内で朝日新聞販売所(ASA)を営むパワーが主催した。
沖縄音楽の若き担い手による同コンサートは、昨年に続いて2回目。琉球古典舞踊を継承する「かりゆし琉舞道場」
の優雅な舞いで幕を開け、エイサー隊「炎舞太鼓」の勇壮な踊りが続いた。石垣市出身の世持桜さんが三線の音色に乗せて琉球民謡を熱唱し、若手バンド「グリーンノートコースター」が伸びやかな歌声で観客を魅了した。
入場料は500円。350枚のチケットは完売し、全額が日本盲導犬協会と「盲導犬を普及させる会」に贈られた。活動中の盲導犬は今年3月末で966頭。松戸市には2頭だけ。うち1頭は9歳と高齢で近く引退するという。
行って見て参加してみませんか
■あびこの谷津の昆虫や生きものたち展 こども体験教室同時開催
岡発戸・都部の谷津は1600種以上の動植物の宝庫です。この自然をどのように守り続けて行くか、皆さんの意見をお聞かせください。あびこの昆虫1300体を展示予定。そのほか、植物などの展示によって生きものの多様性の大切さを一緒に考えましょう。こども体験教室は、夏休みの自由研究にも役立ちます。「我孫子の谷津の蝶展」を、アビシルベで同時開催。岡発戸・都部の谷津を愛する会主催。我孫子市、我孫子市教育委員会後援。
日時/7月1日㈮~3日㈰ 10時~17時30分(最終日は17時まで)
場所/我孫子けやきプラザ第2ギャラリー
詳細は、☎04(7188)1870 鈴木さんへ。
■選挙カフェ ~ケーキを楽しむように選挙を楽しもう~
選挙の意味や投票のしかた、楽しさなど、選挙について気楽に語り合いませんか? ゲストに教育コンサルタントの山下洋輔さんを迎えます。中学生以上のお子さんと親子参加も大歓迎。
日時/6月26日㈰ 15時~16時30分
場所/児童書店ハックルベリーブックス(柏市柏3―8―3)
定員/15人 参加費/500円(ケーキ付き)
申し込みは、☎04(7100)8946 同店へ。
流山市流山ゆうゆう大学公開講演会『賢いカラスの本当の秘密』
科学ジャーナリスト 柴田佳秀さんが講演
ユーモアを交えて講演する柴田佳秀さん
カラスにごみを食い散らかされないためには、黄色いネットが効果的だ――と思っている人が多いのではないだろうか。NHK「生き物地球紀行」シリーズなどを制作した柏市在住の科学ジャーナリスト、柴田佳秀さんは「カラスがごみ置き場に入れないようにするのがネットの役割。色は関係ありません」ときっぱり。流山市民会館ホールで4月26日にあった「ゆうゆう大学」の公開講演会で、「賢いカラスの本当の秘密」と題して興味深い話を披露した。
柴田さんは20年前からカラスの生態を調査している。日本で見られるのは、ハシボソガラスとハシブトガラス。くちばしが細いのがハシボソで、太いのがハシブトだ。
ごみを食い散らかすとして問題になっているのは、ハシブトの方。柴田さんの調査によると、ハシブトは「あぶら(油・脂)」が大好物。ごはんや野菜は食べないそうだ。
「カラスの弁護士」を自認する柴田さん。カラスとのトラブルを避けるには、「ごみの少ない社会にする努力が必要」と結論づけた。
ゆうゆう大学の入学資格は、60歳以上の流山市民。公民館ごとに、6つの学園が開校中だ。今回は、中央、北部、南流山の3学園合同の講演会で、一般市民を合わせて約340人が聴講した。
街かど情報
中・高生に知ってほしいスマホ・インターネットの使い方の本
SNSでのいじめ、出会い系サイト、リベンジポルノなど、インターネット上で発生する様々なトラブル。その危険から子ども達を守るべく、公益財団法人人権教育啓発推進センターが「あなたに知ってほしい スマホ・インターネットの使い方」を発行した。中学生・高校生を対象に、今現在どのようなインターネットトラブルが発生しているのか、事例を漫画でわかりやすく紹介している。(A5判・20ページ・カラー/278円※税抜・送料別)
問い合わせは、☎03(5777)1802 同法人へ。
★この本を読者3名様にプレゼント
ご応募は、ハガキに住所、氏名、年齢、職業、電話番号、スマホについてのご意見・ご感想を書いて、〒277―8691 柏郵便局内私書箱46号朝日れすか「話題の本」係へ。6月27日(月)必着。
街かど情報6月25日(土)国際アルツハイマー病協会講演会
認知症になっても安心して暮らせる社会をめざして
京都で来春開催する認知症の国際会議に向けた講演会が開かれる。
認知症への社会的関心がより高まることを願う講演会は、「ドラえもん」の声で知られる大山のぶ代さんが認知症になり、夫で俳優の砂川啓介さんが介護体験を綴った本に書ききれなかった思いを、「君はひとりぽっちじゃない」と題して語る。「認知症の人と家族の会」副代表の杉山孝博・川崎幸クリニック院長との対談も。
日時/6月25日(土)13時~16時
場所/東京都港区・日本消防会館ニッショーホール
参加費/1000円
定員/600人 ※申込先着順 定員になり次第締切
問い合わせは、☎03(5540)7446 朝日新聞厚生文化事業団・認知症係へ。
街かど情報7月16日(土)第45回化研病院けんこう教室
~脳神経外科医からみた認知症~
脳神経外科、神経外科の臨床現場に永年携わった立場から脳の仕組みを分かりやすく解説。認知症との関係について理解を深め、生活のスタイルを見つめ直すことで、発症を防ぎ、進行を抑える機会にしてください。国際医療福祉大学臨床医学研究センター化学療法研究所附属病院主催。参加無料。
日時/7月16日(土) 午前の部10時30分~11時30分 午後の部14時~15時
会場/化研病院研究棟2F(市川市国府台6︲1︲14)
定員/各回150人(要予約)
お申し込みは、☎047(375)1111 同病院へ。
街かど情報国立がん研究センター
東病院ボランティア募集
柏市柏の葉にある国立がん研究センター東病院では、一緒にボランティア活動をしてくれる方を募集中。活動内容は、外来案内・料理教室・図書整理・生け花・手づくりキャップ・ボランティアステーション受付にて院内の案内・PCU病棟でのお手伝いほか。
応募条件/①心身ともに健康な方 ②平日のみ週1程度、なるべく継続できる方 ③原則として大学生以上の方(年齢制限なし)
活動時間/午前または午後
問い合わせは、電話04(7133)1111 同病院管理課・高村さんへ。
街かど情報東日本大震災被災者支援活動第24回ボランティアバス
発災5年の東松島市をめぐる学びと交流。被災地宮城県東松島市の現状を学び、懇談をします。認定NPO法人たすけあいの会ふれあいネットまつど主催。
日時/7月16日(土) 6時松戸市民劇場前出発 22時松戸駅西口解散
定員/先着40人 ※要予約
参加費/12000円(昼食代、バス交通費、保険代)
※6/30締切 事前説明会有
詳細は、☎047(346)2052 同NPOへ。
エンタメ招待席夏の風物詩 好評! お寺で朗読芝居
森優子さんが語る超一級のこわ~い話
松戸市の萬満寺で毎年行われる夏の風物詩、小泉八雲の怪談話で涼みませんか?
舞台朗読家でフリーアナウンサーの森優子さんによる朗読芝居は今回で11回目。森さんは、瀬戸内寂聴記念館での太宰治生誕百年記念の朗読会を任されるなど、その美しい響きの朗読は、映画監督・大澤豊に「超一級品の朗読舞台!」と言わしめ、高く評価されている。
今回は、「子捨ての話」「耳なし芳一」ほか。八雲の愛した日本の精神性や美意識、美しい日本語が創り上げる怪談の世界で心地よい緊張感を楽しみましょう。
日時/7月30日㈯ 19時開演
場所/松戸市馬橋・萬満寺
料金/全席自由、前売り2000円、当日2500円。収益金の一部を東日本大震災義援金に寄付)
申し込みは、☎047(365)9911 労音東葛センターへ。
★れすか読者5人ご招待
この朗読芝居へ読者5人をご招待。はがきに住所、氏名、電話番号、あなたの街の風物詩を書いて、〒277-0852 柏市旭町1-4-19-3F 朝日れすか「怪談」係へ。6月30日㈭必着。応募多数の場合、抽選。
エンタメ招待席夏休みの自由研究に活弁士体験
親子で楽しもう無声映画上映会
毎月1回、キネマ旬報シアターで上映の朝日新聞販売所主催「活弁による無声映画上映会」は、二人の若手女性弁士が1920年代の無声映画に命を吹き込んで大人気。
7月24日㈰はハロルド・ロイドの「猛進ロイド」短縮版30分を上映。上映前に弁士の指導で朗読体験も。声を出して読むと脳も目覚める!
同時開催ワークショップ ボクもワタシも活弁士!
今回は、無声映画の魅力をたっぷり楽しんだ後、夏休み特別企画として、映画ができた頃のお話や活弁という独自の文化について解説。また、女性弁士による直接指導で上映作品の一場面に声をあてるチャレンジ体験もあるので、豊かな表現力を身につける絶好の機会。画面に合わせて、うまくセリフがいれられるかな? 映画館のスクリーンを使った貴重な体験は、きっと素晴らしい思い出になります。夏休みの自由研究にもピッタリ! 開演14時20分。
★ワークショップに小学生親子5組10名様ご招待
お申し込みは☎04(7143)4021 朝日れすか編集室(平日10時~17時)。
梅雨を楽しむ美味多彩散策会「紫陽花の花咲く中」
国史跡の下総小金中野牧跡の見学や、一年中湧水が見られる囃子水公園を散策。印西ウェットランドガイド主催。日時/6月29日㈬ 新京成初富駅9時15分集合 東武野田線鎌ケ谷駅15時30分解散
定員/30人程度
参加費/100円(保険代・資料代)
持ち物/飲み物、弁当、あれば双眼鏡。虫除け対策。
※雨天時は午前中の中野牧跡見学のみ ※約6キロ
詳細は、 ☎︎0476(47)1455 同ガイド・阿部へ。
梅雨を楽しむ美味多彩第75回うんがいい! 朝市
> 朝市のほかシャンソン歌手の高森篤子さんとピアニストの竹内恵里さんを迎え利根運河通水126周年を歌で祝います。利根運河交流館主催。日時/6月25日(土) 8時30分~12時30分 ※雨天中止
場所/運河水辺公園(東武アーバンパークライン運河駅西口徒歩3分)
詳細は、 ☎︎04(7153)8555 同館へ。
梅雨を楽しむ美味多彩一茶双樹記念館 お抹茶を楽しむ会
庭園を眺めながら薫り高いお抹茶を楽しみませんか。
日時/7月10日㈰10時~15時
場所/一茶双樹記念館(流山市流山6_670_1)
定員/40人(当日申込可)
参加費/500円(茶菓子付)
詳細は、 ☎︎04(7150)5750 同管理事務所へ。
簡単!エコクッキング(63)
冷凍卵の白身で作るサーモンのムース
料理・写真 大瀬由生子
料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する、簡単便利なエコクッキング。前回、「冷凍卵のおにぎり」でよけておいた白身でおしゃれな一品を!
〈材料〉冷凍卵の白身1個分、スモークサーモン100g、牛乳50㏄、白ワインとマヨネーズ各大さじ1/2杯、塩・コショウ少々、ソース(マヨネーズ大さじ2杯、牛乳大さじ1杯、ディル適宜)
〈作り方〉
①ソース以外のすべての材料をフードプロセッサーに入れてかきまぜる。
②型に流しいれ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分30秒温める。
③荒熱をとり冷蔵庫で冷やす。
④ソース/マヨネーズに牛乳を入れてのばし、刻んだディルを入れる。
⑤❸を切り分けて皿に盛り、❹をかけていただく。
エコポイント=わずかな量の卵の白身でも、工夫次第でおいしいお料理に変身!
★好評!
エコクッキング小冊子
節電、ムダなし、「なるほど」と納得のクッキングのヒントが盛りだくさん。第1回から5月20日号までの4年分48回の掲載レシピを小冊子にしました。
一家に一冊のお役立ちアイテム! 1冊500円(税込)。B6判52ページ。
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