6月の話題
野田市野田市の小瀧さん、絵図面を改訂
利根運河の「今」描く
利根運河の絵図面をつくった小瀧康男さん。書棚には330冊以上の新聞スクラップ帳が並ぶ(流山市東深井)
野田市に住む小瀧康男さん(67)が、利根運河の絵図面を作成した。2005年につくった絵図面の改訂版だ。谷津の埋め立てや斜面林の伐採が進み、大規模な太陽光発電設備ができるなど、運河をとりまく環境は大きく変化していることがわかった。
流山、野田、柏の3市の境を流れる全長約8・5キロの利根運河。利根川と江戸川を結ぶ舟運を目的に民間資本で工事が進められ、1890年(明治23年)に開通した。最盛期には、高瀬船や外輪蒸気船が1日100隻ほど往来したという。
鉄道の発達などで舟運は衰退し、1941年に役目を終えた。今は多様な生物が生息する自然の宝庫として、市民に親しまれている。06年に土木遺産、翌07年には近代化産業遺産に認定された。
小瀧さんは運河駅前(流山市)に事務所を借り、道路や公園などの設計に長く携わってきた。価値観の違う人が共に生きていく、という意味の「共生プランナー」を名乗り、流山市や野田市で市民版まちづくり構想を絵に描き、提言してきた。
利根運河のサポーターを自認する小瀧さんが、その魅力を語る。「眺望の丘から見ると、運河の蛇行がよくわかります。季節は5月が好きですね。枯れていたアシ原が、しだいに緑に変わっていく。それは見事ですよ」
小瀧さんは今回も、前回と同じように自転車で現地をくまなく巡り、1万分の1の白地図に運河の現状を記録していった。埋め立てや伐採が進む一方で、放棄されていた水田が復活するなど、10年間の変化は予想以上だった。
運河の自然環境と景観を守っていくために、小瀧さんは「市民と行政が協力し、『利根運河とのやくそく』といった親しみやすい名称の条例をつくってみてはどうか」と提案する。
絵図面はA2判で、千部つくった。運河沿いにある利根運河交流館や運河駅、図書館などに置いて、希望者に無料配布する。緩やかに蛇行する運河を中心に、周辺の畑地や水田、鎮守の森などが色鉛筆でカラフルに描かれ、見るだけでも楽しい。
流山市運河のビリケンさん
アニメの聖地として脚光
利根運河のほとりに立つビリケンの石像
「運河のビリケンさん」が建立から100年以上の時をへて、ふたたび光を浴びている。テレビアニメ「普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。」で描かれたことから、アニメファンの巡礼の地となっているのだ。
運河駅西口から歩いて2~3分。運河橋を渡りきった先に、小さな社とともにビリケンの石像は立つ。利根運河会社の支配人をしていた森田繁男氏が、1913年(大正2年)5月に建立した。像のあちこちが欠け、傷みが目立つのも無理はない。
ビリケンは米国の女性芸術家、フローレンス・プリッツが1908年(明治41年)に創作した。とんがり頭に、つり上った目の男の子が、脚を投げ出して座る姿がユーモラス。「足の裏をなでると願いがかなう」とされる。
日本に伝わったのは、1910年(明治43年)とする説が有力。家内円満、商売繁盛にご利益があるというので全国に広まった。大阪・通天閣の展望台にある「ビリケンさん」が有名だ。
運河のビリケンは、どのような経緯でこの地にまつられることになったのか。利根運河の研究で知られる田中則雄氏の著書『醤油から世界を見る~野田を中心とした東葛地方の対外関係史と醤油』(崙書房出版)に、詳しく記されている。
森田氏は明治の終わり、運河駅近くに大規模な観光果樹園を開いた。最盛期を過ぎようとしていた運河経営に代わり、新たな観光名所をつくるねらいがあったのではないか、と田中氏は推測する。
大正に入ると、四国88カ所を模した霊場を運河沿いの各所に開設して弘法大師像をまつり、自身の屋敷内に太子堂を建立して札所を設けるなど、集客に努めた。ビリケン像も同時期につくられ、弘法大師像とともに太子堂にまつられていたそうだ。
日本にやってきたビリケンが、3年後には運河に立っていたことになる。時代に敏感な森田氏のことだ。100余年後、若い人たちの聖地となることを予見していたのではないだろうか。
流山市子らの夢育み39年
人形劇ピッコロに緑綬褒章
グリム童話「オオカミと7匹の子ヤギ」の舞台の前で、人形を手にする(左から)
中井康子さん、松本好美さん、貴島真理子さん、北澤美枝さん(宮園自治会館)
流山市の宮園自治会館を拠点に活動している人形劇サークル「人形劇ピッコロ」(貴島真理子代表)が、社会奉仕活動に功績のあった個人・団体に贈られる緑綬褒章を受章した。子どもたちの夢を育んで39年。公演回数は1100回以上、観客数は延べ14万5000人に及ぶ。
人形劇ピッコロは、地域の子どもたちに「お話の楽しさを伝えたい」と願う母親たちが集まり、1977年に結成された。現在のメンバーは創設者で代表の貴島さん、中井康子さん、北澤美枝さん、松本好美さんの4人。中井さんと北澤さんは活動歴36年、一番若い松本さんでも27年のキャリアがある。
声がかかれば、どこへでも出かけて人形劇や紙芝居などを上演してきた。「面白かったよ」「また来てね」。子どもたちの笑顔が、新たな活力になった。
レパートリーは、グリム童話や民話を題材にした作品が多い。もっとも得意とする演目は「三枚のお札」。日本の昔話をもとに貴島さんが脚本、演出を手掛けた。95年に韓国であった世界人形劇フェスティバルでも、子どもたちの人気が高かった。
「子どもの目はするどいから、手抜きは絶対にだめ。持っているすべての力を出し切ろう」。メンバーが共有する信念だ。より面白く、より楽しく、より感動的な作品を目指し、週2回の練習を欠かさない。
貴島さんは「ピッコロを育ててくれたのは子どもたち。これからも地道に、子どもたちの心が温かくなるような公演を続けていきたい」と受章の喜びを語った。
柏市柏でスポーツフェスタ
豊ノ島関が子どもたちと力比べ
豊ノ島関は笑顔で子どもたちと綱引き(柏の葉ゲートスクエア)
初めての「まつどみらい会議」が3月5日、まつど市民活動サポートセンターで開か
れた。「松戸の未来を共につくるパートナーを見つける」のが目的。市民や市民団体、
NPO、企業や行政の関係者が集まり、「理想の未来像」を求めて知恵を絞った。
会議に先立ち、ゲストによる講演があった。畑での婚活「畑婚」などを手がける「ク
リエイティブまつど工房」と、21世紀の森と広場での野外コンサートを松戸市と共同で開
いている「STUDIO MOC」。それぞれの代表理事が、協働することの意義や楽
しさを語った。
続いて、福祉、文化・スポーツ、子育て支援、社会教育、環境保全など、さまざまな分
野の約40団体が、日ごろの活動を紹介した。
「みらい会議」は、語り合いたいテーマの発表からスタート。子育てしやすいまちづ
くり、高齢者の地域支え合い、障害を超える交流など、13のテーマが出された。関心のあ
る人同士で5、6人のグループをつくり、理想の未来像を語り合った。
最後に、各グループが実現したいアイデアを発表。その中で、参加者の共感を呼んだ
提案は「みらい会議プロジェクト」として、同センターが協力して実現を目指すことに
なった。
得票が多かったのは、食を通じて地域とつながる「子ども食堂」のネットワーク化、
松戸市に2万戸あるという空き家の活用、健常者と障害者が楽しく交流できる場づくり、
の3件。センター長の阿部剛さんは「コーディネーターの派遣、企画立案のサポートな
どで協力していきたい」と話している。
松戸市県内初の駅ナカ保育園
新京成・元山と上本郷にオープン
新京成電鉄の笠井孝悦社長から、電車の模型やノートなどの記念品がプレゼントされた
県内初の「駅ナカ」小規模保育施設が4月1日、松戸市の新京成の二つの駅舎内にオープンした。元山駅の金ケ作保育園元山駅なのはなルームと、上本郷駅のピッコリーノ保育園。いずれも定員が19人以下の小規模保育施設で、0~2歳児を預かる。
なのはなルーム(社会福祉法人新和福祉会)は、改札口から通路でつながる駅ビル3階にあり、広さ約108平方メートル。月曜~土曜の午前7時から午後7時まで子どもを預かる。1日は0歳児2人、1歳児1人、2歳児4人の計7人が入園した。
同市は2014年から、小規模保育施設の整備に取り組んでいる。今年4月で、県内最多の31カ所を開設。事業者には家賃や施設改修費を補助し、保護者が負担する保育料も認可保育所より低く設定している。
市内の待機児童は、今年4月時点で初めてゼロになった。しかし、希望する保育所に入れないことを理由に入所を断わるなどしたケースでは、厚生労働省の基準で待機児童に含まれない。
なのはなルームの開園式で本郷谷健次市長は「来年4月までには市内の23駅すべての駅舎内、あるいは駅近くに保育所を開設し、だれもが希望する保育所に入れるようにしたい」とあいさつした。
柏市柏でJ2熊本戦開催
日立台で復興マッチ!
熊本地震の影響で、サッカーJ2のロアッソ熊本のホームスタジアム「うまかな・よかなスタジアム」が安全確認などのため、試合開催が困難な状況が続いている。
そのためJ2リーグ第14節のロアッソ熊本対水戸ホーリーホックの試合は、5月22日㈰に日立台サッカー場で「熊本支援復興マッチ」として代替開催されることになった。
ロアッソと柏レイソルには、たくさんの人のつながりがある。ロアッソ熊本の社長は、レイソル元監督の池谷友良氏、清川浩行監督は日立製作所でプレーし、引退後はレイソルの育成組織で後進の指導に尽力。2010年からロアッソのヘッドコーチを務め、今季から監督に就任。右サイドバックとしてレイソルの一時代を支えた藏川洋平選手は、現役で活躍中だ。
当日は、午後3時キックオフ。チケットはローソンチケット、セブンイレブン、ファミマ、ミニストップなどで販売。日立台をロアッソ熊本のチームカラー赤色に染めて、心を合わせ応援しよう!
「がんばろう!熊本」
※これまで柏レイソルのホームゲームで行った復興支援の募金活動には、約240万円が寄せられたという。
柏市市民活動の拠点
「パレット柏」オープン!
柏市は、柏駅東口の二番街商店街に「柏市文化・交流複合施設パレット柏」を5月14日(土)に開設した(=写真)。
27階建て(地下1階)商業・住宅複合ビル「DayOneタワー」の3階フロア(703坪)に会議室をはじめ、キッズコーナーや授乳室などのほか、市民ギャラリー、柏市国際交流センター、柏市男女共同参画センターも設置。
同センターの愛称は129点の応募の中から「パレットのようにたくさんの色(人や文化)が集まって、新しい色をつくる場となるように」と「パレット柏」に決まった。
〈パレット柏オープン記念イベント〉
■摘水軒記念文化振興財団コレクション展
前期・後期の完全入れ替え制で、前期は六大浮世絵師(春信、清長、歌麿、北斎、広重、写楽)の肉筆浮世絵作品全てが一堂に会し、一般公開されるのは極めて珍しい。
後期は岡本秋暉や伊藤若冲ほか華やかな花鳥動物画を展示。入場無料。
前期/5月14日(土)~30日(月)
後期/6月1日(水)~16日(木)
10時~17時(初日は13時から、5月31日(火)は休館)
問い合わせは、TEL:04(7157)0280 柏市民ギャラリーへ。
■「認知症を学ぶ」公開講座
○5月20日(金)15時30分~17時 当事者から学ぶ認知症「あなたは親の介護ができますか?」
○5月23日(月)10時~11時30分 高齢社会の生き方「お節介プロジェクト」
※いずれも定員30名。入場無料。申し込みは、TEL:090(5509)5398 介護・認知症の家族と歩む会 北川さんへ。
5/26(木)入場無料ウィーンの至宝クリストファー
アミュゼ柏で ピアノ演奏会
クリストファー・ヒンターフーバー
ウィーン芸術の至宝と称されるピアニスト、クリストファー・ヒンターフーバーのピアノ演奏会が5月26日(木)、19時からアミュゼ柏で開かれる。
同氏は、ウィーン国立音楽大学ピアノ課教授。ミハエル・ハネケ監督の映画「ピアニスト」で、手の出演と演奏を行い、注目を集めた。演奏曲目はベートーベン作曲ピアノソナタ「月光」、チェルニー作曲シューベルトの「悲しみのワルツ」による変奏曲ほか。 このコンサートは、世界一流のピアノ演奏を、柏在住の小中学生や多くの家族にゆっくり楽しんでもらいたいと、柏南ロータリークラブが主催。入場無料、要予約。
日時/5月26日(木) 19時開演
会場/アミュゼ柏(柏駅東口徒歩7分)
当日は、熊本地震で被災された方々への募金活動も行う予定。入場希望の方は電話で申し込みを。TEL:04(7173)5256 同チャリティー実行委員会へ。満席になり次第締め切り。
5/22(日)柏ミュージックサン
アーティストが柏に大集合!
柏ミュージックサンポスター
今年で3年目となる音楽サーキットフェスティバル「柏ミュージックサン」が、5月22日(日)に開催される。
有料ライブハウス4会場(柏PALOOZA、柏DOMe、柏616、Studio WUU)、無料ステージ3会場(柏髙島屋エントランスステージ、柏駅東口ファミリー広場ほか)と、柏の街がまるごとフェス会場に。駅を降りたらメロディが聴こえてくる、まさに音楽のお祭りだ。
紅白歌合戦出場歌手の中村中やISEKI(ex キマグレン)、柏で活躍中のホタルライトヒルズバンドなど、合計30アーティストが出演する。チケットは好評発売中。
日時/5月22日(日) 12時開演
料金/前売り券3500円 当日券4000円 中学生以下無料 ※各有料会場入場時に別途ドリンク代300円
問い合わせは、http://musicsun.info ローソンHMVエンタテイメントへ。
新刊紹介『校長先生が「きょうりゅう」になった』
小さな絵本に大きな愛がぎっしり
小学校の教頭先生がこの春に定年退職した校長先生の功績をたたえる絵本をつくった。書名は『校長先生が「きょうりゅう」になった』。小さなポケット絵本には、子どもたちに注いだ校長先生の大きな愛がつまっている。
作者は我孫子市立湖北台西小学校の横山悦子教頭。はしだてえつこのペンネームで活躍中の絵本作家でもある。『魔女えほんシリーズ』などが人気だ。絵本のモチーフとなった篠原千鶴先生は今年3月末、同小の校長を最後に、38年間の教員生活に別れを告げた。
横山先生は教頭として2年間、篠原校長を近くで見てきた。絵本には、篠原校長の人柄を物語るエピソードが、淡い色調の絵と簡潔な文章で描かれている。
おでむかえ
職員室のガラス窓に、うつむいて登校してくる子が映ると、昇降口にたってでむかえる。「よくきたね!」へこんでいた顔が笑顔になって、教室に向かう。
365日「かくれんぼ」
校長室はいつもまっくらけっけ。お休みかっていうとそうじゃない。学校にいるけれど、校長室にはいない。そう、教室にかくれんぼ。子どもたちの笑顔に会うために……。校長先生は一日、教室をなんどもまわる。
絵本のタイトルの校長先生がきょうりゅうになったからは、篠原校長のおちゃめな一面が読み取れる。
銀の鈴社(TEL:0467-61-1930)から発行、定価1000円(税別)。A5変形判、32ページ。
柏市柏でカシニワ・フェスタ
人と緑をつなぐまちめぐり
柏の里山をのんびり散策
柏市では、市内75カ所に点在するガーデン、地域の庭、里山などを一斉公開する「カシニワ・フェスタ2016〜はじまります! 人と緑をつなぐまちめぐり〜」を5月22日(日)まで開催中。
カシニワとは、平成22年度から同市公園緑政課が実施している独自の制度で、かしわの庭、地域共有の庭、みんなで楽しめる緑を増やして、まち全体を緑に囲まれたガーデンにしていこうというもの。個人や企業、カフェ、レストランなどの庭を公開する「オープンガーデン」、遊休地を活用し花壇や広場、菜園などとして活用する「地域の庭」、荒れた林をきれいにして保全する「里山」の3つの部門があり、今年で4回目の開催になる。昨年は10日間で1万4120人の来場があった。
制度開始以来、数々の賞を受賞し、平成27年3月、国連生物多様性の連携事業に認定。
公開中、各地でコンサートや様々な催しを開催。爽やかな季節をこの街で楽しもう!
詳細は「カシニワフェスタ2016」で検索を。
5/29(日)まで我孫子でアートな散歩市
我孫子駅南口側で開催中の「第十六回我孫子アートな散歩市」で、アートを巡る散歩を楽しみませんか?
我孫子は、白樺派の文人や文化人に好まれ、自然環境や眺望が思考や創造、やすらぎと癒しを与えた絶好の場所。
美術・工芸品の販売はもちろん、音楽イベントや史跡、公園での美術展ほか、17の団体が参加。地図や各団体のイベント開催時間などを掲載したパンフレットを、アビシルベで配布中。我孫子手づくり散歩市主催。
日程/5月29日(日)まで
詳細は、 TEL:04(7100)0014 アビシルベへ。
5/22(日)松戸のみどり再発見ツアー
松戸のみどり再発見ツアー38・オープンフォレストin松戸2016森めぐりツアー「金ケ作・八ヶ崎のボランティアが活動する新緑の森をめぐる」に参加しませんか?
都市部に残る貴重なみどりを繋いで歩き、みどりが燃える季節のパワーを全身で感じるツアーです。緑のネットワーク・まつど主催。
日時/5月22日(日) 新京成線常盤平駅改札口9時30分集合
コース/新京成線常盤平駅改札→囲いやまの森→ホダシの森→八ヶ崎の森→21世紀の森と広場→まとめ・解散
※雨天中止
持ち物/飲物、帽子など
参加費/300円(小学生以下無料)
詳細は、TEL:090(2935)9444 髙橋さんへ。
6/10(金)まで野田で「バラの小径」開放
野田市大殿井にあるオープンガーデン「バラの小径」が今年も開放される(=昨年の写真)。
無農薬で育てた多種類のバラと樹木と宿根草の庭は約300坪。開花状況は、お問い合わせを。
日時/6月10日(金)まで。13時~17時 ※水曜休園
場所/野田市大殿井279‐3
協力費/200円
問い合わせは、TEL:04(7125)2892 竹塚さんへ(日中は出られない場合も)。
簡単!エコクッキング(62)
冷凍卵のおにぎり
料理・写真 大瀬由生子
料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する、簡単便利なエコクッキング。前回の冷凍卵の目玉焼きに引き続き、卵を冷凍するという斬新なアイデアを提案。
いつもと全く異なる卵の味わい方を、実験感覚で試してみてはいかが?
〈材料〉
ひとり分として卵1個
〈作り方〉
①卵を冷凍する。
②冷凍卵を解凍し、白身をはずして、卵黄をめんつゆに15分~30分程度つける。
③味がしみたら、そのままご飯に乗せて食べても、おにぎりの具にしてもOK。
エコポイント=卵が安い時は冷凍保存して有効活用。残った白身の使い方は次回にご紹介。お楽しみに。
★好評!
エコクッキング小冊子
節電、ムダなし、「なるほど」と納得のクッキングのヒントが盛りだくさん。第1回から5月20日号までの4年分48回の掲載レシピを小冊子にしました。
一家に一冊のお役立ちアイテム! 1冊500円(税込)。B6判52ページ。
お求めはお近くのASAまたは朝日れすか編集室へ。