2014年3月の話題
3/23(日) 松戸・四中吹奏楽部演奏会「森のホール21」で聴いても 見ても 楽しい 金賞のステージをご一緒に!
定期演奏会に向けて猛練習に励む四中吹奏楽部の
みなさん
わが街、東葛地区は吹奏楽王国として全国にも名高く、小中高のレベルは常にトップクラス。
中でも昨年の「全日本吹奏楽コンクール」で金賞、「日本管楽合奏コンテスト」でも最優秀賞を受賞した松戸市立第四中学校吹奏楽部の定期演奏会が、3月23日(日)、松戸・森のホール21 大ホールで行われる。
遠征も含め年間約30回もの演奏会をこなすという同校の吹奏楽部は、100名の部員が今年度最後の演奏会に向け猛練習中。顧問の須藤卓眞先生は「明るく、学年を越えて仲が良い。見学に来る他校からも驚かれるくらいフレンドリー」と笑う。一方、時間の管理にはとても厳しく指導。「演奏会が多いため、部員は音楽を演奏する喜び、人に聴いてもらう喜びを知っている。聴衆の期待に応えたいという気持ちがあるから、生き生き伸び伸びとした演奏になり、その結果にコンクールでの受賞がついてきた」と部員の頑張りを称えた。
受賞トロフィーを手に喜びの部員と須藤先生(=同校提供)
最後の演奏会となる前部長の小後貫七海(おごぬき ななみ)さんは、練習も演奏会も良い思い出で、あっという間の3年間だったと振り返る。「部員同士、本当に仲が良い。大人数をまとめるのは大変だったけど同級生が協力してくれたし、保護者などの周囲の支えがあったからこその金賞受賞だと思っている。後輩にはこれからも良い伝統を守って、多くの人に良い演奏を届けてほしい」とにっこり。
1年間の集大成となる今回の演奏会は、ダンス隊も結成し、来場者を飽きさせないパフォーマンスも見どころ。もうちょっと聴きたい……と思ってもらえる演奏会を目指し幅広い世代に愉しんでもらいたいと部員一同、意欲満々だ。
開演は13時30分。入場無料で全席自由。詳細は、TEL 047(387)5311 同部顧問・須藤先生まで。
2/27(木)声優陣の見事な活弁で ハロルド・ロイド、スクリーンに甦る柏で無声映画復活!
柏駅前に昨春オープンした映画館、TKPシアター柏(TEL 04‐7141‐7238)では、2月27日(木)に「女弁士による無声映画上映会」(朝日れすか企画)を開催する。
今、映画ファンの間でサイレント映画に熱い視線が注がれている。1920年代の無声映画時代、チャップリン、キートンと並び米3大喜劇王と呼ばれたハロルド・ロイド。その爆笑アクション映画に、女性の若手声優3人が弁士として挑む第2弾。
昨年6月の第1弾試写会では、「猛進ロイド」30分と「キートンの鍛冶屋」20分に編集された活弁上映を朝日新聞読者120名が初体験。歯切れよく、スピード感のある弁士の語りに、上映終了後大きな拍手が起こり、懐かしい昔の映画館のような一体感のある雰囲気も生まれた。来場者は「名作に迫力ある語りで楽しかった」「ロイドの映画は現代のアクションシーンの原型のような気がした。ユーモアもあり良かった」「無声映画を何倍も楽しく見ることができた」など大好評。
脚本、演出を手掛けた映画評論家のやまがたじゅんさんは、「1920年代のアメリカを席巻した素晴らしい無声映画に、独自のリズムと独自の弁舌をもって日本で生まれた活動弁士の文化を合体してみたかった」「現代の声優の技術を生かして、よりテンポ良く新たな活弁文化に取り組んでいきたい」と意欲満々。
今回は、ロイドの代表作「ロイドの要心無用」(1923年・70分)を上映する。都会的な青年が恋する女性のために大奮闘するドタバタアクションには抱腹絶倒。そして、これに命を吹き込むのが3人の女性弁士。ギャグも満載の活弁を、どうぞお楽しみに。
日程/2月27日(木)
開演/14時(※開場13時40分)
料金/500円
柏市火災から文化財を守れ 地元の小学生も訓練に出動
1/24(金)、文化財を守るための放水訓練
(旧吉田家住宅で)
1月26日の「文化財防災デー」に合わせて、柏市では24日(金)、国の登録有形文化財に指定されている「旧吉田家住宅」で防災訓練が行われ、花野井小学校3・4年生の児童84名も参加した。
防災訓練に参加した花野井小の児童たち
同訓練では、貴重な文化財消失を防ぐため、柏市西部消防署大室分署による本格的な連携放水などを実演。参加した花野井小の児童たちは、煙ハウスで火災の怖さを体験するなど、防災の意識を高めた。放水の様子に見入っていた同小4年生の大和優槻君は「放水時の水の迫力が凄かった。火災時の良い体験となった」と興奮気味で話してくれた。同小の加藤朋尚校長先生は、「この防災訓練で児童たちは歴史のある文化財に触れ、防災の勉強を兼ねた良い機会をもらえた。学校は地域のみなさんの力を借りていることを改めて実感した」と語った。貴重な文化財の重要性を身近に感じる訓練となった。
※「文化財防災デー」=昭和30年に文化財愛護の意識を高めるため制定された。
2/23(日)まで春の息吹たっぷりの戸定歴史館へ 松戸のたからものを見に行こう!
版画家・奥山儀八郎の展覧会が、2月23日(日)まで松戸市戸定歴史館で好評開催中だ(同市教育委員会主催=写真)。
東京・丸の内ニッケ(日本毛織)での広告版画や、ニッカウイスキーのラベルデザインなどで多くのファンに愛され、1954年から1981年に没するまで松戸市矢切の工房を拠点に活躍。矢切の渡しや栗山水道塔など、松戸ゆかりの作品も残している。
今回は遺族より寄贈された1000点を越える作品の中から、選りすぐりの110点余りを展示。「どれもとても素晴らしい作品。松戸のたからものです。この機会に是非ご覧ください」と学芸員の田中典子さん。古き良き時代の風景を切り取った版画作品は、戸定邸の雰囲気にもぴったり。
入館は9時30分~16時30分(17時閉館)。料金は一般150円、高・大生100円。所蔵品全点カラー図版を掲載した「奥山儀八郎作品目録」(1部2000円)も販売。
詳細は、TEL 047(362)2050 同館へ。
流山子育て世代の防災・減災ノート完成!
代表の青木さん(左から2番目)と「流山子育てプロジェクト」のみなさん
結成5年目を迎える「流山子育てプロジェクト」(青木八重子代表)では、このほど、子育て世代を対象にした「私にもできる 防災・減災ノート IN 流山」を完成させた。
同市男女共同室主催の保育付き講座「わたしへのごほうび講座」の修了生と、講座企画・運営を担当した「NPO法人パートナーシップながれやま」とで発足したこのプロジェクトは、現在、子育て中のママ13名が、いきいきと子育てのできる環境の整備や、地域参加・参画する街づくりを目指して活動中だ。
代表の青木さんは、東日本大震災で危機管理の意識がほとんどなかったことを痛感。「あの日はとても不安だった。でもその不安が何から起因しているのかがわからなかったため、真剣に向き合ってみようと思ったのがノート作成のきっかけ。小さな子どものいる家庭では何を備えたら良いのかを考えてみた」と女性ならではの目線で考えた内容を盛り込んだという。「その人自身の使い方で各家庭でのマニュアルにしてほしい」と広くアピール。1冊100円(送料別)HPで入手可能。
http://ps-nagareyama.info/
野田で初将棋サミット開催
羽生三冠による講演(野田で)
1月25日(土)、全国初の「全国将棋サミット2014」が「近代将棋の父」関根金次郎名人の生誕の地として知られる野田市の欅のホールを会場に行われた((社)日本将棋連盟主催・野田市共催)。
全国から7市町村の代表が集い、交流。
当日は、羽生善治三冠の記念講演も行われ、来場した多くの将棋ファンが耳を傾けた。羽生三冠は、小学2年生のころから将棋の大会やイベントに参加し、そこでルールやマナー、挨拶などを覚えたと、子どものころを振り返り、地域の活動の大切さを語った。
会場を訪れた柏市立田中小6年の大越銘君は「羽生さんの話を聞いて、もっと将棋が好きになりました」と目を輝かせ語ってくれた。
参加者募集中2/26(水) テーブルコーディネート教室
本紙の人気コラム「エコクッキング」でおなじみ、料理研究家でテーブルコーディネーターの大瀬由生子さんが、暮らしを楽しむセンスアップセミナー「お雛祭りテーブルコーディネート」教室を開催。桃の節句をご家族、お仲間で楽しむための、アイデア満載の極意を伝授します。
パナソニック・リファイン流山店主催。朝日れすか企画。参加無料。
この機会にテーブルコーディネートの技を習得。極上のおもてなしで、ご家族やお友達を驚かせてみませんか?
日時/2月26日(水) 14時~16時
募集定員/先着12名
会場/CLE総合研究所内パナソニックリファイン流山店(流山市東深井102-1)
【お申し込み方法】
電話で TEL 04(7155)0061 CLE総合研究所へ。詳しくは、ホームページCLEで検索を。
シニアを楽しむ 趣味と仲間とこの街で
交流イベント100回突破! 流山・宮園ふれあい広場
1月9日(木)、流山市の宮園自治会館で地元のお年寄り約80人が「第106回ふれあい広場・新春の集い」を楽しんだ。参加者の中から有志が日本舞踊やお琴、南京玉すだれなど、自慢の一芸を披露し、大喝采を浴びた。みんな元気はつらつだ。
このふれあい広場は「高齢者のふれあいを大切に」をモットーに2005年4月に発足。同市宮園自治会に所属するサークル団体・宮園ふれあいの会が年間事業を企画立案。映画鑑賞会やグランドゴルフ、バス旅行など毎月欠かさず開催し、昨年7月にイベント100回目を達成した。毎回参加しているという鈴木信子さん(83)は、「お喋りが楽しい」とにっこり。
2代目会長の松本裕美さん(70)は、「今年も季節や社会のニーズに合ったものを企画したい」と意欲満々だ。
入賞を喜ぶ 左から茂木さん、宮居さん、町田さん
(フジ取手ボウルで)
ボウリングで わくわく!いきいき!ストライク!
ボウリングを生涯スポーツとして楽しみ、いつも明るく元気に過ごしているシニアたちのパワー炸裂!
1月6日(月)、フジ取手ボウル(茨城県取手市)で行われた「朝日れすか杯」の上位入賞者は次の通り。
優勝=宮居まさ子(守谷市) 875ピン(H/28)
2位=茂木 勇 (我孫子市) 854ピン(H/0)
3位=町田武代 (取手市) 845ピン(H/26)
ハイゲーム賞=江口幸一(取手市)265ピン
★次回大会は3月3日(月)予定。参加費2000円。お申し込みは、TEL 0297(73)2031 同ボウルへ。
流山市在住の安池和也さん2/23(日)まで 感動の細密画展
作品を前に安池和也さん(利根運河交流会館で)
来館者が驚嘆するほど細かく描き込まれた紫陽花やコスモスなどの植物の細密画が、利根運河交流館で展示中。描いたのは流山市在住の安池和也さん(73)。
デザイナーとして活躍していた安池さんは、元々植物を描くのが好きで植物図鑑のイラストを手掛けたこともある。「今は(退職して)四季を感じられる流山の地で、思う存分好きな植物を描いていられる」「一輪描くのに平均2~3日かかる」とにこやかに話す。「寒い時期はあまり花が咲いていないのでゆっくり過ごしているが春からは描きたいものが沢山で忙しくなる」と、桜や牡丹が咲くのを待ちかねている安池さんは画家が天職といい、花が咲いていたら描かずにはいられないという。今後は野草などの細密画にも挑戦したいと意欲満々。
「安池和也細密画展」は、2月23日(日)まで利根運河交流館(9時~17時・東武野田線運河駅から徒歩7分)で開催中。詳細は、TEL 04(7153)8555 同館へ。
3/1(土)・2(日)柏発信の演劇 3・11後を上演
ポスターを手にする工藤さん
「東京に観に行くばかりでいいの? 柏から発信する演劇や舞台作品があってもイイよね!」と、柏で演劇公演などの企画をしている「柏演人(Haku-Engine)」(鈴木洋輔代表)による「彼の女(かのおんな)」の上演決定。3・11から3年後の今、何が変わったのだろうか? 変わらない何かがあるのだろうか? 常磐線沿線を舞台に「笑いあり、ダンスあり、生バンドの演奏ありの80分をお楽しみに」と、ピアノ担当で広報の工藤幾代さん。
日時/3月1日(土) (1)15時~ (2)19時~
3月2日(日) (1)12時~ (2)16時~
会場/シアター1010ミニシアター(北千住丸井10階)
料金/2500円
詳細は、TEL 04(7132)8659 広報・工藤さんへ。
4/15(火)美空ひばり実妹 震災復興歌謡ショー
佐藤勢津子さん
昭和の歌姫・美空ひばりの実妹で、抜群の歌唱力が姉を彷彿させると人気の佐藤勢津子のチャリティショー。収益は、経費を除くほとんどを復興支援金として被災地に贈り続けている。主催・佐藤勢津子我孫子公演会事務局。
日時/4月15日(火) 13時開演
会場/けやきプラザ2階ふれあいホール(我孫子駅南口)
料金/2500円
チケットは、ぽぽら(我孫子けやきプラザ1階)TEL 04(7165)2321 または TEL 090(7829)8241 佐藤さんへ。
3/29(土)春季 俳句教室 講師・研生英午さん
最短の言葉で心情や情景を表現する俳句を、もっと身近に楽しみませんか?
本紙でおなじみ「れすか句会」の選者、研生英午さんが、五七五のリズムが心地よく、奥深い言葉の世界を分かりやすく手ほどきします。
日時/3月29日(土) 13時~15時
会場/朝日れすか編集室
定員/10名
参加費/1000円
【応募方法】
ハガキに「俳句教室希望」と書き、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒277-8691 日本郵便柏郵便局私書箱46号朝日れすか「俳句教室」係へ。3月3日(月)必着。
応募者多数の場合は抽選。当選者へ案内状を発送。お問い合わせは、TEL 04(7143)4021 朝日れすかへ(平日9時~18時)。
近郊ひな祭り情報
【流山】一茶双樹記念館のひなまつり
段飾りの雛人形など、おひな様が大集合。期間中は琴の演奏や茶道体験イベントも。
日時/2月22日(土)~3月9日(日) 9時~17時
場所/一茶双樹記念館(流鉄平和台駅から徒歩8分)
入館料/大人100円、子ども50円
詳細は、TEL 04(7150)5750 同館事務所へ。
【印西】木下夢探訪 第5回ビッグ雛まつり
日本最大! 7色約1万株のビオラをまとった市民手作りのビッグ雛4体と巨大ぼんぼり2体を展示。今年で開催終了のため是非お出かけを! 観覧無料。公益活動市民団体「木下夢探訪」主催。
※3月2日は 、木下駅北口武蔵屋で「町屋ひな祭り」も同時開催。
日時/2月23日(日)~3月3日(月) (土日18時~20時ライトアップ予定)
場所/木下万葉公園・南側特設会場(印西市木下)
詳細は、TEL 090(1690)1633 同代表補佐・星さんへ。
【松戸】戸定かぐや雛
戸定の竹を使用した手作り雛人形を展示。
日時/2月22日(土)~3月2日(日) 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
場所/戸定邸
入館料/一般150円、高大生100円、中学生以下・市内在住の70歳以上・市内在住の身体障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方無料
詳細は、TEL 047(362)2050 戸定歴史館へ。
【我孫子】旧村川別荘ひなのまつり
雛壇飾りはもちろんのこと、昔流行った遊びのコーナーで古き良き時代の雰囲気を体験しよう。入館無料・月曜休館。
日時/3月9日(日)まで 9時~16時
場所/旧村川別荘(我孫子市寿2丁目)
詳細は、TEL 04(7185)1583 我孫子市教委・文化・スポーツ課へ。
簡単!エコクッキング(35)白菜のミルクスープ
料理・写真 大瀬由生子
料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する、カンタン便利なエコクッキング。今回は、冬の定番野菜、白菜を飽きないように使いきるヒント。
材料/白菜4枚・しめじ1パック・ベーコン3枚・ブイヨン1個・水400㏄・牛乳300㏄
作り方/
(1)白菜はざく切り。しめじは根元を切り落しほぐす。ベーコンは5mmの細切り
(2)鍋にサラダ油を少々入れ、ベーコンをチリッとするまで炒める。次に白菜としめじを加え軽く炒めたら、水とブイヨンを加えて煮る
(3)白菜が柔らかくなったら、牛乳を入れてひと煮たちさせ、塩コショウで味をととのえる
エコポイント=お鍋用の白菜が残ったら、優しい味わいのミルクスープに。カラダも心もほっこり~。