2014年1月の話題

過去の話題一覧

引き受けます! 住まいのちょっとした困りごと松戸「ミニミニお助け隊」大活躍

依頼主(右端)とお助け隊メンバー

 11月25日(月)、松戸市稔台の民家でNPO法人人材パワーアップセンター「住まいのミニミニお助け隊」のメンバー6名が庭木の手入れに大活躍。

 この日の依頼主は、お助け隊の利用2回目。「お助け隊に頼むとリーズナブルで、スタッフの皆さんも穏やかな方ばかりなので、安心して依頼できます」と、きれいに剪定されていく庭を眺めながら嬉しそうに話し、「今後も利用を継続したい」とにっこり。

 同お助け隊は2004年、家に籠りがちになる定年退職後の男性の居場所作りにと、同NPO法人の中山望さん(73)を中心に発足。地域の、とくに高齢者や障がいを持っている方の住まいのちょっとした修復や改善を、ボランティア精神で対応している。

庭の剪定作業に取り組む

 スタート当初は年間4件だった依頼が、昨年度は193件にまで増え、今年度は200件を越す勢いという。現在男性14名、女性1名、総勢15名の隊員が奮闘中。最年少が57歳という隊員たちは、とても若々しくパワフルだ。

 依頼は庭木の手入れが最も多く、水漏れ修理や草取り、網戸の張り替えなど多岐にわたり、年末は掃除や障子の張り替えなども増えるという。「日曜大工が好きという隊員もいるが、ほとんどが素人。作業をしながらやり方を覚えている。依頼のほとんどは対応できるが、安全第一なので高所作業などは断ることもある」と中山さん。隊員は、活動を通して地域貢献の一端を担いたいとの思いと、依頼者からの感謝の言葉に生き甲斐も見出し、意欲満々。代表の中山さんは、「もっと多くの方にお助け隊のことを知ってもらいたい」「隊員の平均年齢も上がってきているので、活動参加者を絶賛募集中!」とアピール。

 お助け隊について知りたい、参加したい方は、1月22日(水)に松戸市民会館201会議室で行う説明会への参加を呼びかけている。午後1時30分から3時30分まで。定員30名。申し込みは、TEL047(362)1358 中山さんへ。

柏市生き物保全活動で「環境大臣賞」受賞

受賞を喜ぶ「柏自然ウォッチャーズ」代表世話人の森さん(調査・保全活動中の増尾城址公園で)

 今秋、「東京圏の生物多様性コンクール」で、かしわ環境ステーションと柏自然ウォッチャーズが実施している「柏市生きもの多様性プラン」が最優秀賞の「環境大臣賞」を受賞した。

 かしわ環境ステーションは、環境保全活動を行う市民や団体の交流の場として柏市南部クリーンセンター内に2005年に開設され、市民の自然環境調査員らを育成。そのメンバーなどの有志により発足した柏自然ウォッチャーズは、柏市の植物、動物、昆虫などの生き物全体を調査・保全しカルテとして保存にも取り組んでいる。

 現在は、市内を6つのエリアに分け、調査と保全活動を展開。森も高齢化し荒れ地となると、今まであった自然が壊されていくという。主に草刈りや枝切り、腐った木の処分などの保全活動に奔走中だ。

 代表世話人の森拓人さん(67)は、「柏市内にもたくさんの自然が残されている。その自然を守るのも必要な時代になってきた。この活動を普及し、次世代につなげたい」と話した。同会は、後継者となる参加者を募集している。

 詳しくは、 TEL 04(7170)7090 同ステーション事務局(平日13時~17時)まで。

12/20 柏レイソル4冠奪取記念本日、速報号外集発行!

カラー48頁 限定1000部 朝日スポーツキッズ(朝日れすか編集室内)発行

 柏レイソルが今年も見事、ヤマザキナビスコ杯で優勝。4年連続のタイトル奪取を果たした。

 朝日れすか編集室発行の子どもスポーツ新聞「朝日スポーツキッズ」では、2006年からホーム日立台の試合限定で号外を発行。試合後、レイソルロードで配布し、帰りのサポーターに喜ばれている。

 8年目の今季も、過酷な試合日程にもひるまず果敢に闘うイレブンを激写。さらにホームを飛び出し11月2日㈯、国立競技場で行われたナビスコ杯決勝も取材。優勝号外を柏駅前で配布し、多くの市民と喜びを分かち合った。

 あの日の感動が甦る記念の速報号外集を本日発行。号外のほか、試合写真などをふんだんに盛り込んだ保存版だ。1冊800円。お近くのASA(朝日新聞販売店)または、朝日れすか編集室(TEL 04-7143-4021)へ。

新年1/5(日)松戸ホルンクラブ「月うさぎ」第2回演奏会

息の合った音色を響かせる団員たち

 松戸・森のホール21を拠点に活動する松戸ホルンクラブ「月うさぎ」の第2回演奏会が新年1月5日(日)に松戸・森のホール21小ホールで行われる。

 ユニークなホルンだけのアンサンブルに取り組む同クラブは、ホルンの大好きな白幡曜嗣さんと水上茂さん、柴敏行さんの3人で2011年1月に発足。現在、松戸を中心に柏や習志野、埼玉など近隣のホルン愛好家、20歳から55歳まで幅広い年齢層の約40名が楽しく練習に励んでいる。

 第2回演奏会実行委員長の水上さんは、「36名で演奏するフレンチホルンで、吹奏楽の名曲リード『春の猟犬』をどう演奏するのか、楽しんでほしい」と記念演奏会へ意欲満々だ。

 このほか映画「タイタニック」より『タイタニックファンタジー』や、ウェーバー作曲の歌劇『魔弾の射手』など演奏。「休憩時間にはスイスの伝統的な楽器『アルプホルン』の演奏体験もできるのでお待ちしています」と趣向を凝らした多彩な内容盛り沢山の演奏会への来場を呼びかけている。全席自由、入場無料。

 同クラブでは、ホルンが大好きな会員募集中。高校卒業生以上で、楽器所有者。練習は月1回程度。会費毎回500円。見学大歓迎。

 詳細は、 TEL050(3736)3018 水上さんへ。

新1年生のスタートを朝日新聞が応援新入学おめでとう大会

新年 1月19日(日)午後2時~4時
松戸・森のホール21

 来春小学校に入学する児童と保護者を、松戸・森のホール21で行われる朝日新聞社主催の「新入学おめでとう大会」にご招待します。

 入学前の心構えをはじめ、地元警察署の協力で「交通安全のお話」や、学校生活を紹介した映画「1ねんせいになったら」の上映、大人気のドラえもん人形劇「のび太のおばあちゃん」など内容盛り沢山。1月19日(日)、午後1時開場。午後2時開演。

 ■応募方法
 ハガキに住所、保護者と子どもの氏名、電話番号を書いて〒277‐0852柏市旭町1‐4‐11‐3階 千葉北部朝日会「新1年生」係へ。新1年生100名様ご招待。※入場券1枚で、ご家族も入場できます。

 締め切りは、1月7日(火)必着。当選者へは、お近くの朝日新聞販売店から招待状をお届けします。

柏で好評! 避難はおんぶで ママのための防災講習会

災害時にも大活躍! 初めてのおんぶに挑戦のママたち

 今秋、柏市で子どもの成長に応じた親子のコミュニケーションスキル向上に取り組むNPO法人ロイヤルセラピスト協会(RTA)指定のスクール「ひだまりてらす」による、赤ちゃんとママのための防災講習会が行われた。

 同スクール代表の鈴木恵さん(33)は、「TVで震災特集を見ていて、子どもを連れて逃げる場合のことに一刻も早く取り組みたいと思った」と講座開設への意気込みを話した。

 参加したママたちは「備蓄はあるが子どもが増え、2人の子どもを連れて逃げられるのか」、「災害対策は何もしていない。夫婦だけならいいが、子どもが一緒の時どうしたらいいのか」など不安な思いを語り、約2時間の講座に熱心に取り組んだ。

 とくに、災害時にべビーカーではガタガタ道や瓦礫に車輪が引っかかり動けなくなることもあり、抱っこでは母親が転倒した時に赤ちゃんが頭を打つなど危険なこともあるということで、両手も自由になり、だっこよりも安全に、また楽に移動ができるということで「おんぶ」に注目。さらしと高機能抱っこひもエルゴを使ったおんぶの講習が行われた。おんぶ初体験のママが奮闘しながら取り組む中、背中ですやすや眠ってしまう赤ちゃんもいて、真剣な中にも笑顔が広がった。

 「おんぶ」の方法を学んだ後、万が一のために何を準備したらいいのか座談会も行われ、最低限必要なリストを見ながら様々な質問や意見の交換が活発に行われた。鈴木さんからは、「さらしは、おんぶの代用のほかに怪我をした時にも活躍。母子手帳もコピーした方がいい」などの提案も。参加した田中江里華さん(26)は、「周りの友人もだっこが多く、さらしを使ったおんぶはかなり参考になった」と話した。

松戸の市民グループ奮闘中宇宙かぼちゃで街を活性化!

 松戸市では、53年ぶりに復活した「松戸白」と呼ばれる特産のかぼちゃの種230粒を、2010年、松戸出身の宇宙飛行士、山崎直子さんに託して宇宙に運んでもらった。

 帰還後、「宇宙かぼちゃ(ディスかぼちゃん)」と命名され、栽培されて「松戸白宇宙かぼちゃ」が誕生。宇宙を旅してきたかぼちゃを生かして地域の活性化を図ろうと、翌年、「松戸白宇宙かぼちゃの会」(林護会長)が発足した。

 同会は、JR松戸駅周辺の町会や自治会、商店会などから有志約50名が集まり、遊休地を使ってのかぼちゃの栽培をはじめ、普及活動や商品開発、小中学校との交流などを活発に展開。市立中部小学校では、5、6年生が中心になって「宇宙かぼちゃキッズ隊」を結成。樋野口地区の畑を借りて栽培に挑戦。収穫したかぼちゃを近くの商店などに配布し、大活躍だ。

 11月は第2回レシピコンテストを開催。スイーツ部門とクッキング部門に合計236組の応募があり、市民の関心の高さもうかがわれる。

 林護会長(=写真)は「行政と連携して遊休地を活用し、宇宙かぼちゃの普及を図りたい。ボランティアでは限界があるので、新年には一般社団法人のような緩やかな法人組織にし、活動の輪を広げたい」と意欲満々だ。

秋の手賀沼 歩け歩け900人

元気に柏ふるさと公園をスタートする参加者たち

 11月16日(土)、「手賀沼ふれあいウオーク2013」が手賀沼周辺を会場に行われ、未就学児から80歳代まで幅広い年代層の約900人が秋風に吹かれながら元気に歩いた。

 毎年恒例の同ウオーキングは、志賀直哉邸跡、白樺文学館など、文化の香り高い名所旧跡をめぐる20㎞沼一周コース、10㎞の沼半周コース、3㎞の探偵ウオークコースが設けられ、体力と脚力に合わせて思い思いに楽しんでいた。

 柏市増尾の長峰万里子さん(57)は、10㎞コースに5回目の参加。17年前に脳梗塞で倒れ、病院でのリハビリを経て、ご近所の老人会に誘われて歩き始めたという。力強く歩く姿から、後遺症は全く感じられなかった。

 3キロコースに龍ヶ崎から参加の石井音羽さん(小3)は、柏に住んでいる叔父さんに誘われて参加。コース内に隠されたお宝を全部発見。「楽しかった~」と笑顔満開。

わが街 トピックス!!

★東大柏の留学生ら 舞踊発表会で日舞を披露

 11月10日(日)、柏市民文化会館で「第43回富泉流旭連会舞踊発表会」が行われ、中国やインドネシア、スロベニアなどから来日している留学生らが日ごろの練習の成果を披露。

 東京大学柏インターナショナルロッジに入居する研究員や留学生が日本文化に親しみたいと、富泉旭連会主指導の下で毎週金曜日、日本舞踊の稽古に励んでいる。

 日舞歴4年、台湾出身の呉湘筠さんはテレサ・テンの歌「時の流れに身をまかせ」に乗せて艶やかな踊りを披露。会場から大きな拍手が起こった。「日舞は動きが上品。歩く時の姿勢も綺麗だったので習い始めた。助教になったため仕事が忙しいけれど、今後も続けていきたい」と日舞の魅力を語ってくれた。

★来て・見て・触って! 感性豊かな作品群

 11月26日(火)から12月1日(日)まで、松戸・文化ホールギャラリーで「第44回松戸地方特別支援学級・特別支援学校合同作品展」が行われ、松戸市と鎌ケ谷市の小学校21校、中学校10校、特別支援学校2校の計33校の児童生徒による絵画552点、工作833点ほか、習字など感性豊かな力作がギャラリー一杯に並んだ。

 作品を鑑賞していた40代の主婦は、「すごい、の一言です。細かいところまで集中して作ったことが伝わってきます。習字もとても上手!」と作品一つ一つに感動。次回の開催が待ち遠しい。

フィリピン中部台風30号 救援金受け付け中

家内安全・開運祈願ご近所で初詣で

本土寺(松戸市)
 「あじさい寺」とも呼ばれる花の寺。31日は23時開門、24時から除夜の鐘がつける。

子の神大黒天(我孫子市)
 手賀沼を見下ろす高台にある真言宗白花山延寿院「子の神大黒天」。元旦から7日まで荘厳な正月護摩が。

西光院(柏市)
 千葉県指定無形文化財「篠籠田の三匹獅子舞」の奉納が夏の風物詩。大晦日23時45分頃から除夜の鐘がつけ、甘酒を振る舞う。

道野辺八幡宮(鎌ケ谷市)
 大晦日から元旦までかがり火が境内を照らす。31日23時30分頃から御神酒を振る舞う。

報恩寺(野田市)
 野田市の中でも最も古い真言宗豊山派の古刹。大晦日は23時45分から、人間国宝作の鐘で除夜の鐘がつける。元旦は初護摩も焚かれる。

 

年末年始の救急案内

【柏市】在宅当番医案内
TEL 04(7163)0119
TEL 04(7163)0813
(19時~22時)医療センター

【鎌ケ谷市】休日診療案内
TEL 047(445)2300

【流山市】休日診療所
TEL 04(7155)3456
(12/30~1/3・9時~11時30分、13時~16時30分)

【松戸市】テレホンサービス
TEL 047(366)0010

【印西市】
TEL 043(485)6711
佐倉市休日夜間急病診療所

【野田市】テレホンガイド
TEL 04(7124)7272
(コード6101)

【我孫子市】休日診療所
TEL 04(7187)7020
(12/29~1/3・9時~11時30分、13時~16時30分)

【取手市】救急診療所
TEL 0297(78)6111

【守谷市】
TEL 0297(78)6111
取手北相馬保健医療センター医師会病院

 

食育最前線我孫子市立根戸小学校で 全校一斉「お弁当の日」

子どもたちのお手伝いで作ったお弁当

 11月30日(土)、我孫子市立根戸小学校で全校一斉「お弁当の日」が行われた。

 同校では、昨年は年間3回「お弁当の日」を実施。山宮文昭・校長先生は「保護者の中には大変という声も上がりましたが、弁当作りを通して食育の大切さを理解してほしい」と、今年は実施の前に食育の授業を各学年で実施。さらに保護者向けにもミニ集会を開催。料理研究家で東葛六市レストランサミットメンバーの大瀬由生子さんによる約90分のお話を熱心に受講。「完璧にやるのではなく、できることをできるときに」というアドバイスに共感が広がり、気が楽になったという参加者も。

苦手な野菜も自分で詰めて

 「お弁当の日」の朝、2人の子どもたちと一緒にお弁当を作ったという豊岡貴子さんは、子どもたちに「お弁当作るの手伝って―」と声をかけると張り切って手伝ってくれたと感動。学校から帰って来ると「お母さん、お弁当おいしかったよ。お弁当箱は僕が洗うね」という言葉にびっくり、「こんな機会がなかったら毎日義務的にご飯をつくり、子どもたちの成長も感じなかったかもしれない」と大喜び。

 手ごたえを感じた山宮校長先生は、「これからもお弁当の日や食育授業を地道に続けていきたい」と話した。

簡単!エコクッキング(33)かぶのふりかけ

料理・写真 大瀬由生子

 料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する、カンタン便利なエコクッキング。
 今がおいしいかぶの葉を風味たっぷりのふりかけに。温か~いご飯によく合います。おにぎりの具にもお勧め。

材料/かぶの葉2個分・粉にした鰹節大さじ1杯・ごま大さじ1杯・昆布茶小さじ1/4杯・塩少々
作り方/
(1)かぶの葉を刻む
(2)クッキングペーパーを敷き、その上に刻んだかぶの葉を載せて、600Wで6~7分、電子レンジで乾燥させる
(3)材料をすべて混ぜる

エコポイント=旬のかぶを葉っぱまで食べ切ります。捨ててしまいがちなかぶの葉を利用し常備菜を作る。

2014 1/25(土)俳句教室参加者募集 五七五の世界を紡ぐ

研生先生の指導で楽しく一句!

 俳句は最短の言葉で表現する文学形式。言葉の世界を遊泳しながらあなたの思いを紡ぎませんか? 朝日れすかでは、新春を寿(ことほ)ぐ俳句教室を開催します。れすか句会選評でお馴染みで、俳句、詩などの実験的な試みの雑誌「鹿首」主宰の研生英午(みがきえいご)さんを講師に、新年のスタートにふさわしい一句を作ってみましょう。

日時/新年26年1月25日(土)、午前10時~正午
定員/10名
参加費/1000円
【申し込み方法】
ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号と、好きな俳人の一句を書いて、〒277‐8691 日本郵便柏郵便局私書箱46号朝日れすか「俳句教室」係へ。新年1月10日(金)必着。応募多数の場合は抽選の上、当選者に参加案内を発送。

2014 1/7(火)スタート東葛星見隊 柏の葉で10周年記念写真展

東葛星見隊のみなさん

 子どもたちに天文に興味を持ってもらおうと「星空たんけん観望会」や「星空うおっちんぐ」などを精力的に開催している柏、我孫子、流山の天文愛好家グループ「東葛星見隊」。例会は新月のころ、福島県や茨城県の撮影ポイントで天体写真を撮影するなど多彩。10周年の記念に各地で撮影した貴重な天体写真を展示。宇宙の不思議に出合うチャンス。観覧無料。

日時/1月7日(火)~26日(日) 9時~17時(最終日は15時まで)
場所/さわやかちば県民プラザ2階さわやかコーナー
 詳細は、TEL 04(7140)8600 同プラザへ。

新刊紹介地域の力を引き出す学びの方程式 「柏まちなかカレッジ」の取り組み

水曜社発行/山下洋輔著/2200円(税別)

 柏市主催の市民活動講座に参加した有志が中心になって「柏まちなかカレッジ」が2009年にスタート。まちの人が先生、まちが教室、対話から地域課題を解決するユニークな市民大学だ。

 「誇りのもてるまちをつくりたい」「もっと自慢できる土地になってほしい」という参加者の願いが人から人へ広がって、未知なるエネルギーが生まれ始めたユニークな活動の記録が生き生きと描かれている。

地元で楽しむ ゆく年くる年

イルミネーションで彩られた幻想的な風車と周辺

柏 あけぼの山公園イルミネーション
 11月29日(金)、柏市のあけぼの山農業公園が、東京電力福島第一原発事故の発生以来3年ぶりにイルミネーションで彩られた。点灯式では、地元富勢東小学校児童による合唱も行われ、式を盛り上げた。
 同公園は、2007年からイルミネーションを始め、クリスマス時期の風物詩として地域住民に親しまれてきた。今年は公園のシンボルともいえる風車のライトアップなどに、LED電球を今までよりも5万5000個増やし、計8万5000個の電飾で幻想的な空間を演出。点灯は12月25日(水)までの午後5時から9時まで。土日は模擬店も出店。
 詳細は、TEL04(7133)8877 同公園へ。

イルミネーションの美しいオブジェで華やかな都市広場(流山おおたかの森)

流山 森のマルシェ&イルミネーション
 TX・東武野田線流山おおたかの森駅南口都市広場でも約5万球のLED電球でイルミネーション。万華鏡越しに見る「ルミナスポット」も。12月25日(水)まで。
 詳細は、TEL04(7150)6308 同市マーケティング部へ。


松戸 クリスマスファンタジー2013
 松戸駅西口デッキにあるシンボルツリー「まつど未来樹」が沿線最大級のクリスマスツリーに変身。西口ステージでは毎週末にコンサートも。12月24日(火)まで。
 詳細は、TEL047(365)0100 2013事務局へ。

長縄えい子さんによるかしわ七福神のイラスト

新年の開運祈願 ご近所で七福神めぐり

 室町時代末期からの庶民信仰が今に生きている七福神めぐり。元旦から七草の間にお参りするのが良いとされています。ここ東葛には、千葉県で最も古い流山七福神をはじめ、松戸七福神など、毎年一年の願い事を祈願する人々で賑わいます。


1/12(日)・19(日) いんざい七福神めぐり
 印西ふるさと案内人協会主催で、2日に分けて印西の七福神をめぐります。印西には2カ所に弁天様がおいでになるので八福神になります。
日時/(1)1月12日(日)、印西市立中央公民館9時集合、15時解散予定 (2)1月19日(日)、北総線千葉NT中央駅9時集合、15時解散予定。
持ち物/飲み物、昼食、敷き物などを持参
参加費/各1人300円
定員/各50人(12/31まで要申し込み)
 詳細は、TEL 0476(42)4442 宿城さん(19時~21時)へ。

新春ウオーキング 福巡り
 柏の葉ウオーキングクラブ主催で、ふるさと柏と豊かな自然を訪ねながら、香取神社の恵比寿様や西光院、旧吉田家住宅歴史公園、大洞院などの寺院の庭や保存樹木、文化財などを巡ります。ご家族やお友達とご一緒にどうぞ。
日時/1月5日(日) JR柏駅東口デッキ9時30分集合、TX柏たなか駅15時頃解散
持ち物/昼食、水筒、雨具
参加費/300円
 詳細は、TEL 04(7131)5880 柳田さんへ。


流山七福神めぐり切り絵展
 小林一茶と味醂醸造家の秋元双樹との交流を記念して開設された一茶双樹記念館では、流山本町の行灯や切り絵カレンダーでおなじみの流山在住の切り絵作家・飯田信義さんの切り絵展を開催。
日時/1月1日(水・祝)~13日(月・祝) 9時~17時 ※2日(木)、3日(金)、6日(月)は休館
場所/一茶双樹記念館(流鉄流山線平和台駅から徒歩8分)
入館料/大人100円、小中生50円(元日は無料)
 詳細は、TEL 04(7150)5750 同館へ。

(右)幸町の弁財天、(左)香取神社の恵比寿様

柏にも七福神を! 現在2神体入魂
 「柏に七福神がないのは寂しい」、柏駅周辺を歩いて回れる「柏の七福神めぐり」を実現したいとの思いから、柏市の郷土史家、赤間栄太郎さんの呼びかけで「街づくり柏七福神の会」が平成21年に発足。代表で幸町弁財天の世話人でもある濱田秀雄さんは「新旧住民の交流など街の賑わいにひと役買いたい」と、メンバーと共に行政や寺社、駅前商店街への理解を求めて奔走中。
 徐々に賛同の輪が広がり、柏市観光協会の後援と濱島石材店(柏市)の協力も得、今年3月に柏4丁目の幸町弁財天、7月に旭町香取神社の恵比寿様に入魂式を執り行った。同会はあと5カ所の設置が早く実現するよう、市民の協力を呼びかけている。柏に招福を、みんなで応援しよう!
 参加申し込み、問い合わせはTEL04(7167)3816 濱田さんへ。

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