2013年12月の話題

過去の話題一覧

14年ぶりナビスコ杯制覇柏レイソル2度目の栄冠

11/2(土)、ナビスコ杯決勝で浦和レッズに勝利し優勝カップを手に喜びのレイソルファミリー

 11月2日(土)、サッカーの聖地、国立競技場が歓喜の「柏レイソルコール」に沸いた。

 サッカー・ナビスコ杯決勝で柏レイソルは、浦和レッズに1-0で勝利し、14年ぶり2度目の栄冠に輝いた。J2、J1優勝、天皇杯制覇と4年連続のタイトル獲得で勝負強さを証明。ネルシーニョ監督の下、常勝チームとして飛躍。

 6日前のJリーグ戦で、レッズに1-2で敗れたレイソルイレブンは、わずか1週間で敗戦の内容を修正し試合に臨んだ。試合は、決勝にふさわしく両チームの実力は拮抗。その中、一瞬の牙をむいたレイソルは、DF藤田優人の鋭いアーリークロスに、FW工藤壮人が頭で合わせ先制。守護神・菅野を中心にDF陣も体を張った守備で、レッズにゴールを許さなかった。

 決勝点を挙げMVPを獲得した工藤は、「この一発勝負でのレイソルの強さには自信があったし、『レイソルは強い』と思わせる試合を見せたかった」と高らかに語った。ネルシーニョ監督は「両チームともにすべてを出して戦い、競い合ったゲームだったと思います。個人の気迫とチームとしての戦術、崩れることなく個人個人が対応してくれて、それにより、こういう結果に収まったのだと思います。私が選手たちに伝えてきたことを彼らが信じて実行してくれたことに感謝したいと思っています」と選手の健闘を称えた。11月30日(土)は、Jリーグ戦ホーム最終戦だ。

 

聖火の下で笑顔満開!特別支援学級、力一杯の運動会

ユニークな競技にわくわく

 10月12日(土)、「第33回柏地区特別支援学級合同運動会(柏市会場)」が柏市中央体育館メインアリーナで行われた。今年は『輝くみんなの笑顔「いつがんばるの?」「今でしょ!」』をテーマに、市内特別支援学級の小学生と中学生が季節外れの暑さの中、汗びっしょりになって大奮闘。玉入れや競技走、大玉転がしなど、全14種目の競技に力いっぱいチャレンジ。終始笑顔で楽しんだ。

 会場内の装飾にも趣向が凝らされ、手作りのユニークな聖火台も登場。気合の入った競技に華を添えていた。

 閉会式では、聖火に見立てた暖色のビニールテープが次第に消えていく様子に、児童生徒たちの残念そうな表情が印象的だった。

 運動会企画委員長を担当して5年目、柏第二中学校の寺田治先生は「多くの児童生徒たちが応援、競技、ダンスなどに元気よく取り組んでいる姿がとても嬉しかった。特に昼休み後のダンス『I(らぶ)柏~ぼくにできること~』の盛り上がりにはとても感動し、涙が出ました」と嬉しそう。さらに「もっと多くの地域の方に見て頂いて特別支援学級についての理解を深めてもらいたい」と多くの方の応援参加を呼びかけた。『子どもは地域の宝』。運動会もご近所みんなで応援だ!

 

聖徳大付属小4年の小野華音さん朝日エコしんぶんコンクール「氷のサイエンス」で金賞に!

全校児童の前で表彰される小野さん

 新聞づくりを通じて小学生に身の回りの環境問題を考えてもらう、朝日新聞社主催の「第4回夏休み! 朝日エコしんぶんコンクール」で、松戸市の聖徳大学付属小学校4年、小野華音さんが見事、金賞を受賞。応募総数4883点と過去最高を塗り替えた中から昨年に続き2度目、最優秀賞5人のひとりに選ばれるという快挙だ。

 小野さんは、冷蔵庫のない千年前にかき氷を食べていたという「しつもんドラえもん」で知った内容に興味を持ち、自分で氷を作ってみようと実験。水を入れた容器によって、氷ができる時間や、できるまでの様子を観察。楽しくて、気が付くと夜になっていたこともあるという。その実験結果をまとめた内容が高く評価された。

 11月11日(月)、同小学校の朝礼で全校児童を前に、朝日新聞社の山本秀明・千葉総局長が賞状を読み上げ、盾や図書カード、ドラえもん目覚まし時計などの賞品を小野さんに授与。小野さんは、「観察内容をわかりやすく表にまとめるのは大変だったけど、頑張ってよかったです」とにっこり。佐藤幸雄・校長先生をはじめ、全校児童も小野さんの受賞に大喜び、大きな拍手を贈った。

我孫子市平和事業9年目の夏ヒロシマ派遣の中学生 平和への思いを熱く語る

(写真上)11/10(日)、広島派遣報告会で
(写真左下)平和の大切さを1人ずつ発表

 11月10日(日)、今夏の我孫子市平和事業の一環として広島市平和記念式典に星野順一郎市長と共に参列した中学生12名による派遣報告会が、我孫子駅前のけやきプラザで行われた。

 会場には多くの市民が詰めかけ、見守る中、中学生たちは8月5日(月)から7日(水)までの2泊3日の派遣について記録写真映像を活用しながら、説明やそれぞれの感想を発表。実際に見てきたもの、聞いてきたものから感じた平和への思いを一人ずつ熱く語った。

 団長の山田北斗さん(布佐中・2年)は、「人間とは、やってはならないことをやってしまった」と嘆き、「少しでも早く核をなくさなければならない」「人を傷つけず、いじめを見たら止めることが私の使命だと思いました」と、今自分ができることを力強く宣言。全員が悲惨な歴史の現場を実際に見て、聞いて、平和の大切さを伝えていく使命感に燃えている。

 当日は来場者にも木の葉型のカードを配布し、平和へのメッセージを記入してもらう参加型のイベントを考案。ロビーにある平和の木にどんどんみんなの思いの葉っぱが生い茂っていく趣向だ。来場者は、貼り出されたそれぞれの思いや願いを真剣な表情で読んでいた。市内在住の50代女性は「平和に対する中学生の真摯な想いがとても伝わる発表だった。派遣事業は素晴らしいことなので、これからも続けてほしい」と中学生の発表に目を細めていた。

 今回は派遣の発表会のほか、我孫子中学校演劇部による実話をもとにした劇「夏雲」の上演も行われ、迫真の演技に温かな拍手が送られた。

 

ありがとうの思い込めお別れ人形供養に2000体

 10月12日(土)、流山市の成顕寺で「第29回人形供養会(にんぎょうくようえ)」が厳かに行われた。

 今年も市内外から約2000体の人形が寄せられ(=写真下)、住職の読経後、同市子ども会育成連絡協議会の子どもたちがお別れのメッセージを読み上げ、お焚き上げと焼香に大勢の市民が参列した。

 人形供養会は、同市観光協会が中心になって感謝の心を育てようと、毎年10月の第2土曜日に実施。お問い合わせは、TEL 04(7150)6085 同協会まで。

 

万が一に備えマニュアル一新真剣に帰宅困難者対応訓練

柏駅構内での訓練の様子

 10月21日(月)、柏市は東日本大震災での教訓をもとに、今までのマニュアルを一新し、より安全と安心を確保できるよう柏駅を中心に「柏駅周辺帰宅困難者対応訓練」を実施。

 市民約170名のほか、JR、東武電鉄の両駅員や髙島屋柏店、そごう柏店など柏駅周辺企業も参加。帰宅困難者の混乱を防ぎ、迅速な対応で避難者の不安を取り除くには、誘導施設と受け入れ施設の強い連携が必要になる。

 参加した市内在住の鶴岡実(71)さんは、「家に歩いて帰った方が良いか、避難施設に行った方が良いかの判断基準になればと思い参加しました」と話した。「マニュアルを新しくすることで、紙の上だけでなく実際の検証が必要になってきます。行動分析からより良いマニュアルを完成させ、市民の安全を確保したい」と柏市防災安全課の飛田剛直さんは訓練の重要性をアピール。

フジ取手ボウルでボウリング大会結果

入賞を喜ぶ宇佐見さん、茂木さん、飯田さん(左から)

 10月7日(月)、フジ取手ボウル(茨城県取手市)で行われた「朝日れすか杯」の上位入賞者は次の通り。

優勝=茂木 勇 (我孫子市)    873ピン(H/0)
2位=宇佐見政雄(つくばみらい市) 855ピン(H/21)
3位=飯田藤治 (取手市)     838ピン(H/0)

★次回大会は12月2日(月)予定。参加費2000円。お申し込みは TEL 0297(73)2031 同ボウルへ。

 

ご一緒にアピールを!

■障害者週間 第7回アピールウォーク
 取手市役所から取手駅までを行進。障害のある人が安心して暮らす社会を目指してアピールします。ご一緒に! 参加費無料。昼食支給。とりで障害者協働支援ネットワーク主催。
日時/12月7日(土) 取手市福祉交流センター前9時30分受付(雨天時ウォーク中止)
※12月2日(月)までに要申し込み。
 申し込みは、TEL 0297(72)4398 村上さんへ。

■かしわ環境フェスタ2013
 柏市では、12月の地球温暖化防止月間に併せ、省エネ行動に役立つ情報発信を目的として、「かしわ環境フェスタ」を開催。
 今年は、タレントの山本梓さん、モデルの道端アンジェリカさんをゲストに迎え、「エコ・モード・コレクション(エコは我慢でなくお洒落)」をテーマに、ウォームビズを基調とするファッションの紹介やLED照明を使ったデザインの提案(柏の葉イルミネーション)、ビンゴ大会等、楽しく冬のエコライフ実践をおススメ! 柏市主催。
日時/12月14日(土) 14時
場所/ららぽーと柏の葉2階 クリスタルコート
 詳細は、TEL 04(7167)1695 市環境保全課へ。

 

フィリピン中部台風30号 救援金受け付け中

簡単!エコクッキング(32)干し人参の塩麴和え

料理・写真 大瀬由生子

 料理研究家の大瀬由生子さんが提唱する、カンタン便利なエコクッキング。
 今回は余った野菜で作る干し野菜。旬の人参は、水分が残る半生状態に干すと青臭さや独特のクセがなくなり、野菜の持つ甘さが増します。

材料/人参1/2本・塩麴小さじ1杯・黒いりゴマ少々

作り方/
(1)人参を皮付きのままよく洗い、水気をふき取る
(2)太めの千切りにし、ざるに載せ、半日から一日干す
(3)人参に塩麴と水少々を加えて和える(人参は水で戻さず調味料で戻すと味を吸ってくれる)
(4)器に盛り、ゴマをふりかける ※人参は油とも相性がいいので、油をひいたフライパンで炒めてもおいしい

エコポイント=余ってしまった野菜を干して、きちんと使い切る昔ながらの知恵。大根やきゅうりなども同じように干して和えてもOK。

12/19~ 柏・ハックルベリーブックスで珠玉の手づくり絵本展

わくわく感動の絵本がずらり

 柏市で30年以上にわたり、絵本作りの楽しさを広めたいと活動している小林征子さん。

 ライフワークともなっている、自宅を開放した子供のための絵本作り教室のほか、柏市立図書館での手づくり絵本講座の講師や、「柏えほんの会」代表として長年、大勢の生徒さんに世界で一つだけの絵本作りを伝授。

 現在、市内の書店「ハックルベリーブックス」を会場に講座を主宰。子育て中の親や若い人たちに、もっともっと絵本作りの楽しさを伝えたいとの思いで会を発足して1年。会員数は約11名、毎月1回水曜日(不定期)に同店で指導。

 子どもたちを取り囲む環境が複雑で厳しい今、生活の中にきらりと光る話題を発見して紡ぎだす創造力。一つの作品を通して会話が弾む。愛おしい作品の数々に心が躍る。

 今回、絵本作り初心者の会員による作品を中心に、自宅教室の子どもたちの作品も展示。ほのぼのとした手作りのぬくもりが伝わる作品を手に取ってみて。

会期/12月19日(木)~23日(月・祝)
場所/ハックルベリーブックス(柏市柏3-8-3・柏郵便局近く)
 詳細は、TEL 04(7163)8627 小林さんへ。

11/22~ 日本初のシネマ音響導入TOHOシネマズ船橋リニューアルオープン

独自企画のラージスクリーン(西館内)

 船橋ららぽーと内の映画館が、11月22日(金)、現南館から西館に移動し、装いも新たに「TOHOシネマズ ららぽーと船橋」としてオープン!

 同館は独自規格によるラージスクリーンで、興業会社としては日本で初めての3次元的な表現が可能な革新のシネマ音響「ドルビーアトモス」を導入し、これまで以上に映画の迫力と臨場感が楽しめる。

 ハリウッドの大作から人気の日本映画に加え、単館系といわれるアート作品や、韓流作品、アニメ作品までバラエティに富んだ上質な作品を提供。さらに、デジタルプロジェクターの特性を活かしたコンサートや演劇、スポーツなどの生中継上映などにも積極的に取り組む。

五七五の世界に浸ってれすか句会を愉しむ

れすか句会の様子

 れすか俳句講座は、俳句、詩などの実験的な試みの雑誌「鹿首」主宰の研生英午さんによる、れすか句会の展開として開催。
 今春開催の講座は、出席者が全員初めて参加する方々だったので、俳句というものが歴史的にどのような成り立ちをしているのか、講義をした後に句会を開いた。主題は「樹」で、参加者全員二句ずつ出句していただいて、講評。


★佳作は次のような作品

老木の叫びと思え桜一輪         佐藤 弘
古しえの人歩きたりもみじ径       夏川 君子
千両も万両の実も樹の下         藤本 信子
枯木立稜線透けて空広し         曽我部 上
たずね来て疲れをいやす樹のこだま    湊川 香
眼あげて匂い求める冬のきんもくせい   山田 英世
ユリノキの瘤りゅうりゅうと緑萌ゆ    末広 テル子

★研生さんによる講評から
 俳句は最短の言葉で表現する文学形式。無駄な言葉を省略し、言葉の斡旋には注意して、説明的にならないように表現したい。主題で書く俳句の場合は、一物仕立ても取り合わせも、要になる言葉と他の言葉の関係は、虚実の往還を考慮し、付かず離れずの関係を心がけたい。(研生)

11/29(金)~12/1(日)車いすテニス 柏で日本No.1決定戦

 11月29日(金)から12月1日(日)まで、柏市花野井にある公益財団法人吉田記念テニス研修センターで「NEC全日本選抜車いすテニス選手権大会」が開催される。

 この大会は、1992年から日本車いすテニス協会と、吉田記念テニス研修センターが主催する車いすテニスの日本一を決定する競技会で、2001年からクァード(重度障がい者クラス)が加わった。大会には今年1年、国内外で活躍した選手の中から選抜された男女シングルス各8名、クァード4名、合計20名の精鋭が柏に集結。3日間にわたり熱い戦いが繰り広げられる。

 車いすテニスが通常のテニスルールと大きく異なる点は、ツーバウンドで返球してもよいこと。自力でサービスができないクァードは第三者がコートに落下させたボールを打ってサービスしてもよいこと。車いすも体の一部とみなして、プレー中のボールを車いすに当てられたら失点になる。

 今大会には、車いすテニスの第一人者、パラリンピック北京大会、ロンドン大会男子シングルスでも金メダルを獲得している世界ランキング1位の国枝慎吾選手も出場し、同大会の連覇を狙っている。

 7年後に開催が決定した東京パラリンピック出場を目指し、各選手にとっても今まで以上に力の入る大会だ。身近で迫力ある最高峰の戦いを観戦しよう。入場無料。

日時/11月29日(金)~12月1日(日)
会場/公益財団法人吉田記念テニス研修センター(柏市花野井936-1)
 詳細は、TEL 04(7134)3030 同センターへ。

 

ご近所自然探訪

■紅葉の庭園を巡る
 日立総合経営研修所の庭園が公開されます。駐車場なし。
 庭内へのペット、飲食物の持ち込み不可。我孫子の景観を育てる会主催。
日時/12月7日(土) 10時~15時30分(入園は15時まで) ※雨天時は12月8日(日)
場所/株式会社日立総合経営研修所(我孫子市高野山)
会費/100円(小学生以下無料)
 詳細は、TEL 090(6034)9149 同会へ。
■松戸のみどり再発見25
 本土寺周辺~大谷口を歩きます。当日申し込み。緑のネットワーク・まつど主催。
日時/12月8日(日) 9時30分JR北小金駅改札前集合、14時30分解散 ※小雨決行
持ち物/飲み物、弁当
参加費/300円
 詳細は、TEL 090(2935)9444 高橋さんへ。

■散策会「自然と歴史を感じて」
 利根川・手賀沼流域を巡ります。印西ウェットランドガイド主催。
日時/11月27日(水) 成田線木下駅9時30分集合、15時30分解散予定 ※雨天中止
持物/飲み物、弁当、双眼鏡
参加費/100円(保険料・資料代)
定員/申し込み先着30名程度
 詳細は、TEL 0476(47)1455 阿部さんへ。

■冬鳥を探そう
 松戸・21世紀の森と広場で冬鳥を探そう。雨天中止。
日時/12月13日(金) 9時30分JR武蔵野線新八柱駅集合、15時現地解散
持ち物/飲み物、弁当、双眼鏡、防寒着
参加費/100円(保険料等)
定員/申し込み先着30名
 申し込み・詳細は、TEL 0476(47)1455 印西ウエットランドガイドへ。

■関さんの森で手づくりクリスマス
 焚き火で作るカヤの実クッキーと木の実のクリスマスオーナメントづくりを楽しもう。関さんの森を育む会主催。
日時/12月22日(日) 関さんの自宅前10時(JR新松戸駅から徒歩8分)集合 12時30分解散 ※雨天中止
持ち物/子供用軍手
定員/小学生以上、申し込み先着20名
参加費/1人200円
 申し込み・詳細は、TEL 090(9365)9608 同会代表・武笠(むかさ)さんへ。

 

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