奥山恵さんおススメの本

過去の話題一覧

児童書店店主・「日本児童文学」編集長奥山恵さんオススメの
今月の3冊

おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで
おかだだいすけ 文/遠藤宏 写真 岩崎書店/1,760円

キンメダイ、アナゴ、イカ……。釣りあげられた生き物の観察から始まって、丁寧にさばき、調理して、お寿司になるまでを知る、子どもたちの貴重なワークショップを追った写真絵本。(小学校低学年から)


海のアトリエ
堀川理万子 作/偕成社/1,540円

おばあちゃんが子どもの頃、学校に行けなくなっていたときに「あそびにおいで」と言ってくれた絵描きさん。海が見えるアトリエで、自立した女性と過ごした日々をしずかに描いた絵本です。(小学校中学年から)


モンスーンの贈りもの
ミタリ・パーキンス 作/永瀬比奈 訳 すずき出版/1,760円

アメリカに暮らす15歳のジャズが、夏休みにママの故郷のインドの孤児院へ。幼なじみのスティーブとの恋、インドの貧困や差別……。悩みながらも世界を知り、心を開いていく青春小説。(中学生から)

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