われら太陽王
終了間際まさかの失点
C大阪戦 白星取りこぼす
柏レイソルは8月12日、ホーム三協F柏スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第23節でセレッソ大阪と対戦、1―1で引き分けた。
リーグ戦前節の京都サンガF.C.戦では、FW細谷真大がゴールを決め、1―0で白星を飾り、井原正巳監督のリーグ戦初勝利となった。
その勢いで連勝を目指すC大阪戦は前半4分、レイソルMFマテウスサビオからボールを受けたMF山田康太がうまく前を向きMF戸嶋祥郎へ繋いだ。エリア内で受けた戸嶋は右足を振りぬき先制ゴール。
前半、レイソルが試合を優位に進めシュートチャンスを作るものの、追加点を決めきれず試合を折り返した。後半徐々にC大阪が反撃に転じ、レイソルゴールに襲い掛かるもGK松本健太を中心に守備陣が奮闘。レイソル攻撃陣もカウンターで2点目を狙うも、FW細谷のシュートがポストにはじかれるなど、スコアが動かずアディショナルタイムに突入した。攻撃に人数をかけるC大阪は終了間際の45+6分にレイソルゴールをこじ開け、まさかのドロー。レイソルイレブンは勝利目前での悔しい引き分けで、白星を取りこぼした。
井原正巳監督は試合後、「非常にいい入りができたと思うし、先制点もいい形で奪えたと思う。ゲーム全体のチームが目指していたところは出来ていた部分もあった。ただ、最後のところの守備がハマらない部分があり、圧力を受ける形になっていた。追加点を奪うチャンスはあったと思うし、自分たちに今その力がないのかなと思うので、追加点を奪って勝ちきるサッカーをするために、またしっかりと準備していきたい」と試合を振り返った。ゴールを決めた戸嶋祥郎選手は「スペースが空いていたので、もしかしたらチャンスがくると思って動き出せていた。(山田選手が)パスを選んでくれたので、足元に深く入ったが逆にそれが早く振るためのいいところにこぼれたなという感じで、よいところに飛んでよかった」と話した。
(8月12日現在)