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湘南との裏天王山
先制するも無念のドロー

 柏レイソルは、7月8日に行われた明治安田生命J1リーグ第20節で湘南ベルマーレをホーム三協F柏スタジアムに迎え、1―1で引き分けた。
 5月20日のヴィッセル神戸戦からチームの指揮を執る井原正巳監督は、ここまでリーグ戦未勝利だ。
 勝点差1の裏天王山ともいわれた最下位湘南との対戦は、激しいボールの奪い合いが続く中、怪我から復帰し、この試合に先発出場したレイソルDFジエゴが前半27分、左サイドからクロスを入れるとFW細谷真大が落ち着いて右足で合わせ先制。
 9試合ぶりの勝点3が見えてきたレイソルだったが後半34分、DF立田悠悟が不用意なファールでレッドカードを出され一発退場に。10人で戦うレイソルはGK松本健太を中心に湘南の猛攻に耐え、防戦一方になる中、アディショナルタイムの90+3分、まさかの同点ゴールを許してしまった。勝点6に匹敵するゲームといわれた試合は、勝点1を分け合った。
 試合後、井原監督は「今日の試合の重要性というのは選手もしっかりと理解して臨んだ。先制点を取れたことはよかったが、最後ああいう形で終わってしまったのは我々の力が足りないと思うし、自分の采配も含めてもっと突き詰めていかないといけないと思う」と話した。ゴールを決めた細谷選手は「いい時間帯に先制点は取れたが、終わらせ方に課題が残ってしまった。一人減っても守り抜く力はこの先も必要だと思うし、なんとしても勝たないといけない試合だったので、そこに対してはチーム全員が責任を感じている」と話した。
 12日に行われた天皇杯3回戦、徳島ヴォルティスとの対戦は2―0で勝利した。 (7月12日現在)

  

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