われら太陽王

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白星遠くも2試合失点0
残り2試合 全集中

 柏レイソルは10月8日、明治安田生命J1リーグ第32節でセレッソ大阪をホームに迎え、0―0で引き分けた。前節のガンバ大阪戦同様にクリーンシートで抑えたがゴールが遠く、8試合勝利から見放されている。
 9月10日のアウェイ浦和レッズ戦で大敗を喫し、ネルシーニョ監督から活を入れられた守備は、課題を修正し安定した。次節の強豪川崎フロンターレ戦では前半に失点するも、その後は体を張った守備で追加点を許さずドウグラスのゴールで追いつきドロー。続くガンバ大阪戦では、J1残留に後がない必死のガンバを相手にスコアレスドローで勝点を分け合った。
 7試合白星のないレイソルは、アジアへの舞台に立つためにも勝点3を手にしたいセレッソ戦でも、ストロングポイントを生かせずに無念のドロー。セレッソと痛み分けとなった。
 セレッソ戦後ネルシーニョ監督は「前半は入りから非常に拮抗した内容の試合で、両者ともに主導権の奪い合いになった。ハーフタイムに、相手が出てきたところを突いてカウンターに出て行こうというプランを一つ持って選手を送り出した。守備はすごくよくできていたが、奪ってからのパスの精度や、前線へのフィ ードが通らなかったクオリティの問題でもあるし、それが続いた分、相手に余裕が生まれて押し込まれる時間が増えてしまった」と試合を振り返った。アジアの舞台を自ら手繰り寄せる全集中で残り2試合。がんばれ、我らが太陽王。ホーム最終戦は、スタジアムを黄色に染めて応援しよう。

  

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