われら太陽王

　柏レイソルは明治安田生命J1リーグ第13節の5月14日、ガンバ大阪をホームに迎え、相手を上回るシュート数で健闘したが0―1で惜敗した。
　試合は前半、レイソルがボールを支配し優位に進めたが、22分のFKのチャンスにMFマテウスサビオのシュートが左ポストに当たるなど、好機を生かせず後半へ。
　後半26分、大阪のCKからまさかの失点。その後もレイソルは猛反撃で大阪ゴールを狙う。アディショナルタイムにDF古賀太陽の前線に入れたボールをDF三丸拡が頭で合わせるもポストに跳ね返され、試合終了。スタジアムに大きなため息が漏れた。
　試合後のネルシーニョ監督は「いい守備から攻撃への連動性も見られたし、前半から後半にかけて決定機も作れていた。ただ、やはり決定機を決めることができずに逆に相手の一発に泣かされるゲームの内容だったと思う」と話した。後半途中から投入されたルーキーの加藤匠人選手は「パスの精度だったり、チャンスメイクという意味ではまだまだ足りなかったし、チームの力になれなかったという悔しい気持ちが大きい」と振り返った。今後の若き太陽王の活躍に期待。ガンバレ、柏レイソル。

30周年記念マッチ開催
　ガンバ大阪戦は柏レイソルが「創立30周年記念マッチ」と銘打って試合前、「YELLOW SUNSHINE NIGHT」を実施。サポーターに配られたケミカルライトとスタジアムの照明による光の演出で選手たちを迎えた。