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今季まさかの15位で幕
来季の巻き返し誓うネルシーニョ監督

 柏レイソルは明治安田生命J1リーグ最終節の12月4日、大分トリニータをホームに迎え、2―3で惜敗。12勝21敗5分勝点41の15位とふがいない成績でシーズンを終えた。
 最終戦を何としても勝利し、来季につなげたいレイソルだったが、降格が決まった大分に前半で2失点、先制を許し試合を折り返した。
 後半、DF染谷悠太、MF椎橋慧也を投入し反撃開始の8分、大分ゴール前まで迫ると混戦からのこぼれ球をMF戸嶋祥郎が右足を振り抜き1点を返した。直後の10分にはMFマテウス サヴィオがGKをかわし同点ゴールを決めスタジアムを沸かせた。その後もレイソルが押し気味に試合を進めるも同21分に大分に勝ち越しゴールを決められ、悔しい最終戦となった。
 ネルシーニョ監督は「前半の入りが非常に悪く、なかなか我々のテンポで試合を進めることができなかった。後半に入ってからは我我が主導権を握って、逆転にまで持ち込めそうな状況が作り出せていたが、同点になってからまた自分たちの守備が下がってしまい、相手に再び主導権を握られてしまった」と試合を振り返った。試合後、ゴール裏にはサポーターからの叱咤激励の横断幕も登場。セレモニーで瀧川龍一郎社長から来季の続投を明言されたネルシーニョ監督は「やはり選手が戦う決意というものをまずしっかりと持ってピッチに立つことが、今年もそうだったが来年はさらに求められる」「結果が出ていない時というのは戦術、技術的な問題もあるが、それ以前に一人ひとりが戦う決意を持ってピッチに立つことが求められる。それに関しては今年以上のものを選手たちに求めていきたいと思う」と来季への覚悟を語った。

  

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