われら太陽王
クリス・ペドロ弾で鹿島撃破
ホーム戦4月以来の白星
ゴールを決めたクリスティアーノ選手と祝福する選手たち=鹿島アントラーズ戦
J1リーグで戦う柏レイソルは7月11日の第22節、三協F柏で鹿島アントラーズと対戦し、FWクリスティアーノとFWペドロ ハウルがゴールを決め、2―1で勝利。4月24日以来のホームでの勝利にスタジアムは歓喜に沸いた。
試合はレイソルが前半から攻守にわたりテンポよく主導権をにぎり後半8分、DF上島拓巳の守備からMF戸嶋祥郎がクリスティアーノへロングフィード。GKと1対1になったクリスティアーノが豪快に右足を振りぬき先制した。
続く12分には、DF大南拓磨がオーバーラップし、右サイドからクロスを上げるとペドロ ハウルが合わせて追加点を決めた。試合終了間際に鹿島が1点を返すもレイソルが貴重な勝点3を手にした。
試合後、ネルシーニョ監督は「いいテンポで入れた試合だったと思う。今日の試合は我々にとって大事な結果で、大きな勝利だった」と話した。ゴールを決めたペドロ ハウル選手は「点を取って勝利に貢献できることはすごく気持ちが良い。自分たちは厳しい状況に置かれているので、今日はサポーターの前で点を取って勝つことができて本当に良かった」と喜びをかみしめた。
ここまで、レイソルは6勝14敗2分で第15位。東京五輪での中断明けに再開するリーグ戦での太陽戦士の巻き返しに期待が高まる。
天皇杯3回戦で敗退
柏レイソルは7月7日、ホームで行われた天皇杯3回戦で京都サンガF.C.に1―2で敗れた。