われら太陽王
呉屋2G ホームで勝利
1勝3敗厳しい船出
2021J1リーグが開幕。われらが柏レイソルは3月6日の第2節、湘南ベルマーレをホーム三協F柏に迎え、2―1で勝利。ホーム白星発進だ。
アウエーでの開幕戦はセレッソ大阪に0―2で敗れ、ルヴァンカップの初戦も横浜FCに0―1で惜敗したレイソルだったが、イレブンが奮起。FW呉屋大翔が2ゴールを決めてスタジアムは大きな拍手に包まれた。
両チームともに今季無得点で迎えたJ12戦目。前半14分、FWクリスティアーノのサイドを大きく変えるパスを右サイドで受けたDF高橋峻希のクロスに、FW呉屋大翔が上手く頭で合わせ先制。前半終了間際、湘南に1点を許すも、後半途中、MF大谷秀和が投入されるとレイソルがゲームを支配。21分にMFヒシャルジソンのクロスを新加入のMF椎橋慧也が頭で呉屋へ。呉屋はダイレクトに左足で押し込みゴールを決め、勝ち点3を獲得した。
ネルシーニョ監督は「我我が縦に急ぎすぎていた分、なかなかボールを握ってテンポを作るということができていなかったので、あの時間帯に大谷を入れ、落ち着かせてからもう一度攻撃の形を作ろうという狙いがあった。今日の試合はリーグ戦を戦っていく上で非常に重要な勝利だったと思う」と話した。
中3日、続く10日もホーム戦。名古屋グランパスと対戦したレイソルは、惜しくも0―1で敗れた。
前節の勢いを期待したサポーターの熱い視線の中、昨季最少失点の名古屋守備陣を崩し切れず後半13分、一瞬の隙をつかれ名古屋MF稲垣祥にゴールを許した。
タイトな5連戦の3戦目、13日の第4節、昨年の王者川崎フロンターレとのアウエー戦は、立ち上がり川崎に主導権を与えず守備陣が奮闘するも0―1で連敗。
リーグ戦1勝3敗(3月13日現在)と厳しい船出になったレイソル。決定力不足が課題か。
5連戦の最後、3月21日はホームに清水エスパルスを迎える。16時キックオフ。