(れすか句会)2026年10月号掲載の俳句から

今月の主題「靴」

首席 真夜中の靴音恋し鍵っ子や (松戸市)柳楽 美智子

次席 トンネルや靴音遅れ抜け出でり (流山市)原 利嗣

三席 軍靴の近づいてくる五月闇 (柏市)逸見 真三

選評
 首席の「真夜中の」の句は、親が働いている子どもの孤独が「真夜中の靴音」に現れている。リアリティーのある詠みだ。次席の「トンネルや」の句は、「靴音遅れ」の詠みがいい。「トンネル」のリアリティーを上手く表している。三席の「軍靴の」の句は、他にも似たような句があったが、「軍靴」と具体的に示したことが、戦争のリアリティーを表している。


募集
 10月の主題は「生きる」「樹齢といひ馬齢といふや生きてのち 三橋鷹女」9月28日㈪消印有効。投句はお一人、葉書で3句迄(未発表作品に限る)。〒277―0852柏市旭町1‒4‒19‒3F「れすか句会」係へ。ベスト3の作品に賞品進呈。


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