ダンサーが1対1で即興の踊りを披露しあうストリートダンスバトル大会「マイナビDANCEALIVE 2026 FINAL」のジュニア部門で、柏市の星珀翔さん(富勢中学3年)が初優勝の栄冠を手にした。

中学3年以下が参加するジュニア部門は、昨年から全国で予選が繰り広げられた。そして厳しい戦いを勝ち抜いた18人が、4月19日、国技館のステージに立った。
ダンサー2人がそれぞれが1分ずつ2回、音楽に合わせて交互に踊り、最後に審査員が2人の優劣を決めていく。
星さんは、筋肉を弾けさせるように踊る「ポップダンス」で大会に臨んだ。最初は「予選を勝ち上がることができれば」との思いだったが、決勝大会出場が決まると、目標を「優勝するしかない」と切り替えた。
星さんの持ち味は、ミュージカリティ、曲に合わせた踊りと、真剣さの中にも遊び心も入れ、楽しんで踊るスタイルだ。トーナメント方式の決勝大会では、3人を破って決勝の大舞台へ。「楽しむことを大前提に、自分の持っている最大限の力を尽くそう」。結果は、5人の審判のうち3人が星さんに票を入れ、優勝が決まった。「その瞬間を覚えていないほど、うれしかった」と振り返る。
ダンスを始めたのは幼稚園の時。テレビでEXILEのダンスを見て、「この人たち、かっこいい」。柏市内のダンススタジオBiTSに通い始め、メキメキと力をつけてきた。今は毎日2時間、レッスンがある日もない日も、踊り続ける。
ダンスバトルの面白さについては、こう語る。「点数制ではなく、審判がどっちのダンスがいいかを決めていく。感性は一人ひとり違うので、自分がなぜ負けたのか、分からないこともあるが、その分からないことを深く探していくのが楽しい」
6月24日には、柏市役所を訪れ、太田和美市長に優勝を報告した。太田市長から「さらに高みを目指してほしい」との言葉を贈られ、将来の夢を聞かれると、当面の目標として、大会2連覇をあげた。そしてその先については、「世界で活躍できるダンサーになりたい」と、真っ直ぐ前を向き、答えていた。

