柏市出身の琴勝峰関(佐渡ケ嶽部屋)が7月の大相撲名古屋場所で初優勝したことを祝うパレードが、9月7日、JR柏駅東口であり、約1万2000人の市民・ファンが駆け付けた。
パレードは午後3時から始まり、琴勝峰関は人力車に乗って、東口のハウディーモールなど約320㍍の直線道路を往復。琴勝関は最後に沿道の市民・ファンに向かい、「おかげさまで、名古屋場所で優勝することができた。こうやって、パレードという形で報告でき、とても光栄。これからも柏を盛り上げていけるように、頑張るので、応援よろしくお願いします」とあいさつした。主催は、後援会などでつくる大相撲祝賀パレード実行委員会と柏市。
14日に初日を迎える秋場所では、東前頭5枚目として土俵に立ち、さらなる高みを目指す。
琴勝峰関は、幼稚園のころに柏相撲少年団で相撲を始め、小学4年の時に、わんぱく相撲全国大会で3位に入賞。柏市立松葉中を卒業後、埼玉栄高校へ進学。高校3年生の時に佐渡ケ嶽部屋へ入門した。今年7月の名古屋場所では13勝2敗で初優勝。柏市出身力士が幕内優勝するのは初という。
琴勝峰関の子どものころからの軌跡を紹介
琴勝峰関の子どものころからの軌跡が、朝日れすか発行の「朝日スポーツキッズ」の過去紙面に掲載されています。その一部を下記の記事で紹介しています。
「琴勝峰関、わんぱく相撲からの軌跡 中学時代、成績不振で辞めようと思ったことも」


