大相撲初場所で優勝し、横綱に昇進した豊昇龍関(25)を祝福するパレードが、2月16日、高校時代を過ごした柏市であり、約2万5千人の市民・ファンが沿道からお祝いの声をかけた。
豊昇龍関はモンゴル出身。中学卒業後に来日し、日体大柏高校へ進学した。当初はレスリング部だったが、大相撲を国技館で観戦したことをきっかけに、相撲部に移り、相撲の道へ入った。
パレードは、柏駅西口のあさひふれあい通りの約220㍍と、東口のハウディモールなど約440㍍であった。沿道を埋め尽くす市民らで作られた「花道」を、豊昇龍関は人力車に乗って手を振り、時には握手しながら、あふれんばかりの笑顔を見せていた。
豊昇龍関は「(柏は)日本のふるさと。横綱になれたのは、みなさんの応援のおかげです。これからもしっかり頑張ります」と感謝していた。
