
来季から運営母体がNECからJR東日本に変わるラグビー・リーグワン2部のグリーンロケッツ東葛(GR東葛)は、5月2日、現チーム最後のホストゲームを柏の葉公園総合競技場で花園近鉄ライナーズと戦い、花園を39―29で下した。スタジアムには、柏の葉では過去最多となる1万1620人が駆け付け、「ゴー、ロケッツ、ゴー」と大きな声で選手の背中を押した。
GR東葛は今季、2部優勝、1部昇格を掲げて戦ってきたが、勝ち点を伸ばすことができず、この日の試合を待たずに2部残留が決まっていた。この日の対戦相手は入れ替え戦出場に王手をかける強豪・花園。
試合は立ち上がりからGR東葛ペースに。前半10分、ペナルティーゴールを決めて3点を先制、直後にはリース・マクドナルドが中央を突破してトライをあげ、リードを広げた。前半を13―10で折り返すと、後半1分には宮島裕之がトライ。後半はさらに3トライを決め、花園を突き放した。
試合後、チームカラーの緑色のタオルを掲げるスタンドのファンに向かい、太田治GMがあいさつ。「GR東葛はこれまでに日本一を4回達成した。そのことを誇りに思うとともに、ここ数年苦しい戦いが続いてしまった。それでも、みなさんの声援のおかげでここまでやってくることができた。これからJR東日本にしっかり譲渡し、7月から新しいチームに生まれ変わる。来年、この柏の葉でみなさんと一緒に最高の景色を作りたい。40年間、本当にありがとうございました」。その後、選手・スタッフがスタジアムを一周し、ファンに手を振り、感謝を伝えた。
試合後の記者会見では、グレッグ・クーパーHCも「今日の試合には、チームをサポートしてくれた東葛地域のみなさんにいい思い出を作る力を持っているのは、自分たちだけ、と思って臨んだ。東葛地域のみなさんへ恩返しができた」と振り返り、「新しいチームになっても、GR東葛の歴史を覚えておいてほしい」と話していた。
GR東葛は2日現在、2部で4位。最終戦は5月11日、アウェーでレッドハリケーンズ大阪と戦う。

