
難しい戦いが続いている。J1百年構想リーグの序盤でつまずいた柏レイソルは、3月18日の浦和レッズ戦でのPK戦勝利から3連勝で、前半戦を折り返した。しかし、4月11日のFC町田ゼルビア戦ではゴールをこじ開けることができず、19日の水戸ホーリーホック戦も落とし、チームは勝利への模索を続ける。
3月後半には浦和戦、続く水戸戦と白星を重ねたレイソルは、4月5日、ホームに横浜F・マリノスを迎えた。試合が動いたのは前半12分、前線からのプレスで相手DFからボールを奪ったFW山内日向汰が決定機を作ると、これを横浜DFがファールで止め、1発レッドカードで退場。このプレーで得たFKで今度はPKを獲得。MF小見洋太が「自分の決めたところへ蹴り込むだけ」と落ち着いてゴールを決めた。さらに後半35分、37分と立て続けにゴールネットを揺らし、日立台に凱歌が流れた。
リーグ前半戦を終えたこの段階で、レイソルはイーストリーグ10チーム中7位。リカルド・ロドリゲス監督は「セットプレーの弱点も修正できた。レイソルが本来いるべき上位に食い込むため、リーグ後半戦をスタートさせたい」と、リスタートへの手応えを感じていた。
しかし1週間後。アウェー・町田戦では、町田が守備でハードワークを展開するなか、レイソルが得意とするボール保持を封じられ、0―1で完敗した。DF古賀太陽は「自分たちのゲームに持ち込んでいけなかった」と唇をかんだ。続く19日のアウェー・水戸戦では、レイソルペースで試合に入ったものの、前半33分、DF久保藤次郎の接触プレーがレッドカードと判定され、10人に。それでもチャンスをうかがい続けたが、後半に2失点し、連敗を喫してしまった。ロドリゲス監督は「10人になってからも、守備一辺倒になるのではなく、チャンスは作れた。ただ、あれだけ長い時間10人でプレーし続けるというのは、難しい展開だった」と振り返った。
19日現在、レイソルはイーストリーグ8位。24日には首位・鹿島アントラーズを日立台に迎える。

