
我孫子市はことし2月、観光拠点の手賀沼親水広場第2駐車場に最先端技術を使った「自己完結型リサイクル水洗トイレ」を設置。環境負荷を抑えた安心で快適なトイレに注目が集まる。
このトイレは東日本ガスから寄贈されたもので、ミネラルイオン溶液を排泄物に添加することで汚物を洗浄水と汚泥に分解することができるという。洗浄水は繰り返し使用できるため給排水も不要。分解後の汚泥はほとんど臭わないという画期的なトイレだ。太陽光パネルと蓄電池を利用しているため、電気設備も不要。上下水道や電力設備が無い場所でも使えることから、災害時の避難所などでも衛生的なトイレの導入に期待が高まる。靴を脱いでスリッパで利用する。扉を開けると嫌な匂いはない。自宅のような使い心地も好評だ。製造・開発は㈱常陸。 。