パリでの金、後輩に誓う 須﨑優衣選手が母校の六実第三小訪問

 東京五輪で優勝し、この夏のパリ五輪のレスリング女子50㌔級でも日本代表に内定している須﨑優衣選手が3月11日、母校の松戸市立六実第三小学校で行われた「須﨑優衣選手を励ます会」で児童340人と交流。「2回目の出場となるオリンピックで、金メダルを取る姿を見せられるように頑張ります」と後輩たちに活躍を誓った。児童たちからは、桜の花びらを縫い付けた布に全校児童が寄せ書きをした国旗と、児童による五輪マークの人文字の航空写真が手渡された。
 学年ごとの質問タイムもあり、5年生の「自信を持つにはどうしたらいいですか」の質問に須﨑選手は「自分を信じられるように努力し、うそをつかずに自分に向き合って頑張ること」と一つずつ丁寧に回答。会の終わりには須﨑選手も一緒に校歌を歌った。「6年間通った学校の校歌なので覚えているものですね。最後まで歌えました」とにっこり。「『楽しい』『大好き』の気持ちを大切にして目標に向かって頑張ってほしい」と子どもたちにエールを送った。
 6年生の室井那奈さんは「いろんなことを教えてもらい、ためになりました」と話し、2年生の皆川湊二郎さんは「金メダルをたくさん取れるように頑張ってほしい」と目を輝かせた。  

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