今月の主題「山頂」
主席 山頂の影を許さず立葵 (野田市)鈴木 弘子
次席 山頂の一木として囀りぬ (鎌ケ谷市)佐藤 弘
三席 山頂は見ず一歩一歩や草の花 (白井市)中宮 順子
選評
一席の「山頂の」の句は山頂の夏の日差しの高さと強さを感じさせる。「影を許さず」の語の斡旋が見事だ。次席の「山頂の」の句は山頂に残った「一木」はそのままの意義でもいいが、晩年の自らの姿を詠んでいるようにも思える。孤立無援の感じがいい。三席の「山頂は」の句は山登りの実感が伝わってくる。山頂へ向かう途中の「草の花」だけが印象に残る。実際に山に登ったことがある方は分かるだろう。選者 研生 英午(みがき えいご)
募集
募集6月の主題は「集う」「水の音や逝きしものらが集ひをり 研生 英午」5月27日(水)消印有効。投句はお一人、葉書で3句迄(未発表作品に限る)。〒277―0852柏市旭町1‒4‒19‒3F「れすか句会」係へ。ベスト3の作品に賞品進呈。

