
神輿が私たちの街にやってくる――。柏市のつくばエクスプレス(TX)柏の葉キャンパス駅周辺で4月25日、住民主催のお祭り「柏の葉キャンパス みんなの祭」が、初めて開催される。祭りのシンボルにと、近隣の自治会から神輿も借り、街を練り歩く。「一緒に担いで、柏の葉の街にオモロい祭りをつくろう」。担ぎ手も募集中だ。
ゴルフ場の跡地に2005年にできた同駅の周辺は、TX開通後に少しずつマンションが建ち、新しい街ができてきた。駅東側のマンションの一番街では以前から祭りが開かれていたが、今年は駅西側のマンション街の住民も加わり、駅をはさんで規模を拡大。地域全体で「みんなの祭」を開催することになった。当日は住民による飲食や物販のブースが多数出店、ステージパフォーマンスや「柏おどり」も予定されている。
主催メンバーの一人で、柏の葉地域ふるさと協議会長も務める加藤雅之さん(41)は、「この街を『ふるさと』と思うのは、私たちの子どもが初めて。その子どもたちが大人になっても参加できるような祭りのシンボルとして、神輿が欲しい」と考えていた。ただ、購入するには価格が高い。そこでSNSを通し「子どもにも大人にも神輿を担ぐ機会を提供したい」と、貸し手を探した。すると流山市の自治会に、会員の高齢化で担ぎ手が減ってしまった神輿があることを知った。テレビの大道具担当者が作ったというこの神輿を、「柏の葉なら託せる」と借りることができた。子ども神輿は、近隣自治会が快く貸してくれた。
祭り当日、神輿の担ぎ手の集合は午後3時半。3時40分ごろから4時半ごろまで、一番街から駅前を通り二番街へと抜けるルートを往復する予定だ。加藤さんは「事前申し込みを受け付けているが、当日、フラッと参加してもらって構わない。柏の葉の街が『オモロい』と思ってもらえたらうれしい」と、呼びかける。地域外の人の参加も歓迎という。祭りや神輿の詳細は「柏の葉キャンパス みんなの祭」のHPで。


