海外ファンも聖地巡礼を 千葉・我孫子市が英語版ロケ地マップ

我孫子市が制作したロケ地マップの英語版

 ドラマや映画のロケ地として注目を集めている我孫子市が、ロケ地紹介マップの英語版を作り、4月から配布を始めた。狙うのは、「聖地巡礼」を目指す外国人旅行者だ。

 市内では、ドラマ「silent」「六本木クラス」、映画「ミステリと言う勿れ」などが撮影され、2025年度はミュージックビデオやバラエティーなども含めると、75本のロケがあった。我孫子がロケ地になる理由としては、都心に近い一方で、手賀沼などの自然も残り、さらに撮影に適したファミレス跡地もあることなどが挙げられている。

 昨年度、日本語版のロケ地マップを1万部作り、市内外で配布したところ好評だったことから、今年度は2月放送開始のドラマ「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」のロケ地となった中央学院大学など3カ所をマップに追加、計19カ所を紹介する最新版を1万部制作した。

 これに合わせて作ったのが英語版1000部。担当のあびこの魅力発信室は「映画やドラマのファンは、今やボーダーレス。ネットでも配信されるので、海外にもファンが多い。海外のファンにも我孫子のロケ地を巡ってもらうことができれば」と期待する。英語版は成田空港や市内のホテルにも置く。

 さらに国内外の映像制作関係者が集まるロケーションフェアでも、海外の制作関係者へ配布したいという。最近は、Netflixなどの海外の動画配信会社も日本でドラマを制作しており、市への問い合わせもある。同室は「我孫子は成田からも近い。チャンスは広がっている」とみている。

 マップには、アプリをダウンロードしたスマホでロケ地紹介動画を見ることができる、AR機能も付いている。

中央学院大学で行われた「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」のロケの様子=我孫子市提供
タイトルとURLをコピーしました