
駅名だけが先行して20年。つくばエクスプレス(TX)流山セントラルパーク駅の名前の由来だった流山市総合運動公園に、やっと「流山セントラルパーク」の名がついた。4月4日にはスターバックス流山セントラルパーク店も開店。スポーツだけではなく、多くの人に親しまれる公園を目指すという。
「流山セントラルパーク」は、総合運動公園の愛称として4月から使われ始めた。公園の広さは約15㌶。アリーナや野球場などの運動施設のほか、芝生広場や子どもたちが遊ぶ大型遊具のエリア、バーベキュー広場などがある。公園の南東エリアの再整備も進み、広々とした芝生は現在、養生中だ。
公園から徒歩3分の距離にあるのが、セントラルパーク駅。2005年のTX開業にあたり、駅名は当初、「流山運動公園駅」になりそうだった。隣の流山おおたかの森駅は「流山中央駅」に……。これに対し市民から、「せっかくの新駅。もっと誇りをもてる駅名にならないか」という声が上がり、市民やマーケティングの専門家らによる委員会が立ち上がった。その結果、総合運動公園は緑の拠点として市民に親しまれているなどとして、「セントラルパ―ク駅」になった。「おおたかの森駅」は、近くにオオタカが生息する森があったことから名づけられた。

開業後には「駅を降りたけど、セントラルパークという公園がない」という声が市役所に届くこともあったというが、飲食店や医療機関の名前に「セントラルパーク」が使われるようになり、市民に徐々に浸透していったという。
駅周辺の区画整理事業にあわせ、総合運動公園の再整備も進んだ。今年4月から指定管理者制度を公園全体に広げ、スターバックスも開店することから、市は愛称の導入を決めたという。行政上の総合運動公園の名前は変更しない。
4月4日には、関係者が出席し「流山セントラルパークの新たな門出を祝う式典」が開催され、スターバックスの前でテープカットが行われた。井崎義治市長は「スポーツや遊び、憩いの場など、公園の様々な機能を強化してきた。長い時間がかかったが、あるべき都市公園がようやく完成した。これから新緑が美しい季節。市内外の方にセントラルパークへ足を伸ばしてもらい、幸せな時間を過ごしてもらいたい」と話していた。
「流山セントラルパーク」の名標は公園内にまだないが、今後、新たに設置する案内板などに記載していくという。



