柏市で結核の集団感染 家族や勤務先の7人に広がる 市「2週間以上の咳、受診を」

柏市の報道発表資料

 柏市は3月23日、市内で結核の集団感染の発生が確認され、厚生労働省へ報告した、と発表した。発病者1人から、家族や勤務先の7人に広がったという。

 市保健予防課によると、昨年9月に市内医療機関から結核患者の発生届を受理。陽性反応が出るのは最初の接触から3カ月程度かかるため、12月から患者の家族や勤務先で接触者の健康診断を実施したところ、これまでに発病者3人、感染者4人を確認した。いずれも、適切な治療を受けており、他者への感染の恐れはないという。

 市内での結核集団感染は、過去10年では「例がない」というが、千葉県内では2020年2例、21年1例、23年1例と発生している。24年には、漫画喫茶での集団感染も確認された。また新規で登録される結核患者数は、柏市で20年46人、21年27人、22年26人、23年36人、24年41人で、県内では毎年500人前後となっている。

 同課は「結核の初期症状は風邪と似ており、2週間以上咳が続くようだったら、必ず医療機関を受診して欲しい」と呼びかけている。

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