ロボット競技の世界大会 印西の中1チーム「トルマリン」が3位

藤代健吾市長(右)に受賞報告するINZAIトルマリンのメンバー=印西市

 印西市立原山中学の1年生5人でつくる「INZAIトルマリン」が、7月3日から6日にオーストラリア・シドニーで行われたロボット競技大会「ファースト・レゴ・リーグ・チャレンジ」で、総合第3位に輝いた。
 9歳から16歳までを対象にした同大会には、世界各国から59チームが出場。社会課題を解決する研究発表や、ロボットゲームなど4種目で競った。トルマリンは、メンバーが小学6年生の時に結成、全国大会を経て、参加した。
 今年の研究発表の共通テーマは「海洋探査」。メンバーは実際に海洋探査に携わる人から話を聞き、船上のコミュニケーションがエンジン音などで難しいことを知り、問題解決のための機器開発に挑戦。何度も試作品を作り、その成果を大会で発表した。
 大会では、自国の紹介や海外チームと協力してのプログラミング競技にも挑戦した。
 7月25日には、印西市役所を訪れ、藤代健吾市長らに受賞を報告。生徒たちは「海外のチームと交流できたことがよかった」「みんなで同じ目標に向かい、課題解決に取り組むことができた」と笑顔で話していた。

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